Memo - Love & Comic - いしいたけるのマンガのサイト

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17022502
アイデア練り。

主人公がヒロインから買うものは水ではなくこれから観ようとしている山をかたどったキーホルダーとか?
あるいはホーリーマウンテンまんじゅうを売っている? まんじゅうに山のカタチの焼印が押してある。
観光地であることを表すにはお土産物売店である必要はあるな。なので、現地の住民の少女に道端でたまたま出会ったというのよりはお土産屋を介したほうが良い。

チップをあげるのではなく別のわかりやすいビジュアル表現はないか。
たとえばお店の電球が切れてるのをヒロインが交換しようとしているんだけど手が届かない、それをやってあげるとか。ドアの立て付けが悪いのを直すとか。迷子の犬を連れてくるとか。
主人公が冒頭、展望台を探して歩いているときに何か落し物を拾う。
売店に付くと店員さんが何か探している。
落とし物を差し出すとどうもそれを探していたらしい。
お土産を買って、地図を示して道を聞く。
もっといい場所知ってるよということで案内してくれることになる。
落とし物は何? 彼女の属性を示すものがいいな。山の巫女的な役割を作中で果たすことになるので宗教的なものだといいんだけど十字架をもたせるとキリスト教になってしまう。本? 数珠? ストラップのぬいぐるみ? フィギュア? 何らかのフィギュアはいいかも、で、主人公が絵葉書を描いて贈る際にそのフィギュアを画面に描きこむ。
スプーンのカタチのキーボルダーでどうだ? で、ホーリーマウンテンはプリンのようなカタチをしている。絵葉書ではホーリーマウンテンをそのスプーンでプリンのように食べるヒロインの姿が描かれる。すると主人公がお土産物屋で買う名産品はプリン?
| マンガのアイデア | 13:29 | - | - | permalink |
17022501
アイデア練り。

ヒロイン設定を詰めるべき。
睡眠から目覚める頃の夢見心地状態だと多少空想が進むケースが多い。
今朝のまどろみ空想だと、ヒロインを12歳くらいの少女にしたらどうかと案だった。
しかし現状だと温泉に入ってヌードになる予定なのでポリコレ的に成人前の女性はまずい。
社会的な階層や裕福度が低いという属性を持たせたいが。恵まれない。

昨晩、午前2〜5時頃の間は時差ボケで眠れなかったんだけど、Youtubeで例によって町山さんによる映画批評を聞いた。
映画『ありがとう、トニ・エルドマン』の解説。


この中で、ヨーロッパ内での格差について語られている。過去にヨーロッパがアフリカに対して行ってきた搾取が現在は東ヨーロッパに対して行われている。搾取する側=裕福なヨーロッパ人は搾取される側=貧しい東ヨーロッパ人と断絶している、みたいな感じ。
映画ではドイツの石油会社で働く主人公の女性(映画見てないけど多分彼女が主人公だと思われる)はそういう搾取される側へのシンパシーをシャットアウトしている人間で、その父親の音楽教師はそういう搾取される貧しい人々の間にすんなり入り込んで溶け込んでしまうような人間。
後者のような人間でありたいしそういう人物を描きたい。

そう、ホテルや飲食店や公衆トイレで従業員にチップを渡すという経験をそれなりに積んだんだけど、チップスキルレベルが上がって、次の観点を得た。
チップを受け取る従業員の裕福度。
つまり、その従業員が高給取りならむしろチップを渡したくない。その従業員の得ている収入が低ければ低いほどチップをあげる価値がある。
これはルクセンブルクのホテルでフロントの従業員にチップを上げたときに気付いたんだけど、ルクセンブルクというのは確か国民一人あたりの収入が世界一である。ただ、金融業が盛んだからそういう数字になるだけでホテルの従業員自体は低賃金なのかもしれないしよく判らない。ただ、裕福層には見えた。
もし、チップを渡す相手が高給取りなら、金持ちにさらにお金を渡しているだけになり、格差の是正に役立たない。
だからその後はチップを渡す相手の従業員の収入規模を推理するようになった。
で、相手がその国におけるマイノリティの人種であることや、スーツではなく私服や作業着で仕事をしているひとにこそチップを渡すべきだなと言う結論に一応はなった。ただ、その国のマジョリティの人種がスーツ姿で行っている仕事が十分な収入を得られているのかはよく判らないけど。
ケルンの公衆トイレで黒人の女性が利用料徴収係をしていた。彼女には50セントのチップをあげた(入場料が50セントで、1ユーロを渡してお釣りをあげた)。これは成功したチップ体験だと思う。
ルクセンブルクのホテルのフロント従業員にはチップの必要はなかったと思う。
ベルギーのブルージュのイタリアンレストランで、アジア人種だと思われる従業員のためにテーブルに置いておいたチップが店長であると思われるイタリア人っぽい従業員に回収されてしまった。これは意図通りに行かなかったチップ体験だといえる。

なので、ヒロインの属性に「あんまり恵まれてない」というのを入れたい。主人公が親切にすることが格差の是正と一致するようなのが望ましい。
なので、肌の色は褐色。種族は? 人間? 亜人種族にすると人間以外であることの必然性がまた必要になるが。

サイレントにするために「売店の店員」という設定を変更してはどうかと言う着想。
「水を買ってお釣りの分をチップであげる」というのがわかりにくい。サイレントではやりにくいのでこのシーンのためにセリフ付きのマンガにせざるを得ないというところがある。しかしこのシーンを絵的にわかりやすいものと入れ替えられればサイレントにできるんじゃないか。
たとえばヒロインは商売をしているわけではなく森で木の実でも集めているところに主人公から話しかけられたとか。で、主人公は地図を示して道を聞き、お礼にお菓子かなにかをあげる。

いや、しかしそもそも「山を見に来た」というのが冒頭で文字情報が必要か?
まあでも、文字があったほうが伝わりやすくなるというのはあるが。
気の利いたセリフを売りにするような作品ではない気がする。ほとんど言葉が通じない海外旅行での体験を元に描こうというのだから言語的コミュニケーションや言語的説明がなるべく少ない方がいいのは確か。
ただ、「展望台」というひとことだけ使えると相当楽なんだけど。

サイレント縛りではないけど結局主人公とヒロインとは言語の通じない文化同士なので会話がほとんどない、という風にするかな? 架空の共通言語をお互いが片言で喋り、それに英語の字幕をつける?

思考が停滞してるな。散歩にでも出るか。
| マンガのアイデア | 12:10 | - | - | permalink |
17022403
アイデア練り続き。

現在のポイントは、ヒロインを脱がせるか否か。
ヒロインが脱ぐと山にかかってる雲も晴れる、という対応のアイデアは面白い気がする。
しかし、安易にえろくすると描き終わったあと脳内アーカイブに入ったとき自分の内部での評価が落ちる。

ここはぐっと我慢して裸にはしないで一部脱衣にしたらどうか。マントを付けてるとかマスクを付けてるとか。

主人公がヒロインに絵葉書を贈ると山が見えるようになる。

1.絵葉書贈り→ヒロインが喜ぶ→山が晴れる
2.絵葉書贈り→ヒロインが喜ぶ→ヒロインの脱衣→山が晴れる

ヒロインの真の姿がホーリーマウンテンの巫女で、山にかかる雲を晴らすには巫女が禊(水浴び)を行えばよい、という明確なルールが有り、作中でもそれを説明する?
特に説明なく、象徴を解釈すると山とヒロインとの同一関係が成り立つと読み解ける程度にする?こっちのほうが私好みだが。

ヒロインが絵葉書のお礼に明示的に何かの通常からは逸脱した行動を取るかどうかという話だな。絵葉書をもらったから脱ぐ、というのは異常行動だが、マンガとしてありっちゃあり。
ヒロインが絵葉書をもらって喜ぶのと同時に山にかかる雲が晴れるなら、ヒロイン自身のリアクションは不問に付される。

「ありがとう、お礼に脱ぐね」うーん、スケベオヤジの思考だ。

脱がないぞ。

すると、ヒロイン自身が山の巫女なのではなく、画面には映ってないけど山の天使がふたりの動向を見守ってて、というふうな解釈?

ヒロインも山の鑑賞者であると。こんなにきれいにはめったに見られないよと。

そうだな。ヒロインが主人公を連れてくる隠しスポットはホーリーマウンテンと宗教的つながりのある祭壇的な場所であるとする? そこでの行為は神に解釈される。祭壇。祭壇と言えば生贄。しかしこの神は生贄を要求するのではない。調和の取れた関係・利他心を重んじるのだ。

うーん。

温泉。どうも温泉とヌードのイメージが頭から抜けんな。こっちで決断するか?
絵手紙をもらって感動して脱ぐのではなく、展望スポットにはもともと温泉があり、ついたらヒロインはさっさと脱いで入る。その姿に見とれて主人公がその姿を描く?

こうでどうだ。案内された隠しスポットは遺跡で現在は動いていない。どうも温泉施設だったっぽい。山を眺めながら絵手紙を描いてヒロインにプレゼントする。ヒロインが喜ぶと遺跡に変化が起きて給湯口からお湯が出てくる。温泉にお湯がたまる。ヒロインが服を脱いで温泉に浸かる。すると山にかかっていた雲が晴れて山が全貌を現す。

クライマックスが「主人公が絵手紙を描く」だと地味すぎるが、これだとヒロインが露天風呂に入ってると遠景に聖なる山がきれいに現れるという絵になって華やかでもあると。
重要な行動のリレー。「主人公がヒロインにチップを渡す」「ヒロインが主人公を遺跡の展望台に案内する」「主人公がヒロインに絵手紙を贈る」「ヒロインが温泉に入る(と称して主人公に裸体を見せる)」→山が姿を現す。
結果的にヒロインの衣服と山にかかる雲とが一致した動きをするけど彼女が明示的に山の巫女であるということではないなこれは。解釈するとそうなって入る、という程度。


展開の整理。
ホーリーマウンテン展望スポットがあるという森(日本的な山林)に来た主人公。
オフシーズンで他に観光客がいない。
売店で飲み物を買いがてら展望台への道を聞く。売店の主がヒロイン。
道を教えてもらった分として、飲み物の料金より多く支払う。
ヒロインは料金分だとして地元民しか知らない特別鑑賞スポットに案内してくれることになる。
ホーリーマウンテン展望スポット到着。天気に恵まれず(それが普通の姿)山はあんまり見えない。
展望スポットは遺跡になっており、涸れた温泉施設。
主人公が記念に絵葉書を描く。ホーリーマウンテンとヒロインとが画面に描かれている。絵葉書をヒロインにプレゼントする。ヒロインは喜ぶ。
すると遺跡の温泉給湯口からお湯が出て温泉にお湯がたまる。
ヒロインは服を脱いで温泉に浸かる。
すると雲が晴れてホーリーマウンテンの全貌が見える。
美しい山に見とれるふたり。
(時間が飛ぶ)
売店前。ふたりは別れの挨拶。握手のために手を差し伸べる主人公。ヒロインは主人公をきつくハグする。別れて終わり。
| マンガのアイデア | 23:30 | - | - | permalink |
17022402
ヨーロッパ(特に世界遺産の街ブルージュ(ベルギー))の美しい街並みを直接目で見てきたので、つねづねうつくしいうつくしいと愛でてきたアパートの近所の風景がやや色あせて見えるようになってしまっている。
一時的な状態だといいんだけど。
経験が与える影響というものは大きいんだな。


アイデア練り。
主人公が絵葉書を描くとして、そのシーンはクライマックスに1回のみである方が良い。
ファンタジー世界なんだから観光資源を増やしてもいい。なので、温泉なんかどうだろう。

ホーリーマウンテンを眺めるのに最適な天然の温泉がある。ホーリーファウンテン(holy fountain = 聖なる泉)という通称でどうだろう。そこならヒロインが服を脱ぐのも自然である。
すると温泉のところに分かれ道があって、片方は帰って片方はそのまま次の町に進むみたいになるか。

まて。
聖なる山ホーリーマウンテンを展望できる天然温泉。森を抜けたところにある。主人公はそこで、山とヒロインと温泉とを描いた絵葉書を作成し、ヒロインに贈る。そしてその場でふたりは解散する。

ヒロインは旅行者のままでいいのか? その温泉なり森なりの住人=観光業の人?
娼婦設定ヒロインの際の誘う→乗らないのくだり必要?


ぶれてきているので整理しよう。
「相手を喜ばせたいという動機がリレーする」というのがそもそもの着想だったはず。
それと、旅行先で落描きを残したら喜ばれたという体験をマンガの形にするというもの。

主人公は旅行者。多くの場合、「喜ばせてもらう側」。観光客=客。
だからヒロインは観光事業者である方が良い? すると初手がヒロインによる通常の観光事業サービスの提供というスムーズなものになる。
主人公が「客なんだからサービスを受けて当たり前」と考えずに、「この従業員さんを喜ばせたい」というモチベーションを抱くところが特異な点であるべき。すると、通常の報酬をまず先払いし、貸し借りゼロのバランスの取れた状態を作り出す。その上で主人公がヒロインに何らかのサービスを行えばそれはプラスアルファだ。
主人公が絵葉書を描いて贈るくだりをクライマックスにしたい。
けれど、「絵葉書への恩返し」が発生してしまってはお話に締まりがなくなるな。
主人公がなにか特別のサービスを受けて、お礼に絵葉書を描く? いや、主人公が「この人を喜ばせたい」という能動的なモチベーションで行うものとしたい。お礼でやるのだとレスポンスなわけだから受動的だ。


セリフ…
サイレントにしたいというのが望み。しかしそうすると込み入った説明ができない。うーん。

ヒロインを観光事業者にするとして、どういうサービス?
お土産屋?
ミネラルウォーター屋?
食事所?

物語上必然性のある役割がいい。するとやはり、道案内である。しかしお金払って道案内を頼むというのは現地で流しのガイドがいるのを捕まえるというのはヘンテコな気がする。
ファーストフードでも売ってるスタンドで水と食べ物を買い、ついでに道を聞く。道を教えてくれる。お礼にチップをあげる。チップをもらったヒロインは特別サービスで目的地まで直接案内してくれることになる(オフシーズンで他に客はまず来ないだろうからスタンドを閉める)。
チップを渡す(料金以上のお金を払う)シーンはサイレントではやりにくいな。
あー
売店で水を買う。ついでに道を聞く。会計の際チップを渡す。チップ分のサービスとして旅行案内には載ってない秘密のスポットに案内してもらえることになる。二人で移動。見晴らしのいい場所に出る。山が見える。山とヒロインとの絵葉書を描いてお礼にあげる。それ以上のフィードバックは無しで良さそうだが。ヒロインが喜んでくれる描写があれば良い。「嬉しくてさらなる恩返しをする」のではなく「嬉しくてその喜びをなにか愛らしい行動で表現する」みたいなのがいいんじゃないか。うーん。

人間嬉しいとなにをする?
わかった。このヒロインがなにか特別の種族で、嬉しいことがあると特別な行動とか真の姿を見せるとか。ベタな表現だと、頭に蕾の付いている種族で、感情を頭の花で表現する。花が咲く。
主人公としては、喜んでもらえれば良い。
マンガ的表現でヒロインの喜びをビジュアル化する。

むむ、しかし、マンガ的アイデアに乏しい気がするな。マンガ的アイデア… 異常な事態…
たとえばヒロインと主人公がヒロインの売店をあとにする際、売店の裏に人骨がいくつも埋められているのが映るとする。この少女は人食い人種なのでは!?というスリラーになる。
たとえば聖なる山を眺めていたらスフィンクス的な魔物がやってきてなぞなぞを仕掛けてくる。
たとえば森を抜けようとしたら盗賊に襲われる。
大きな事件なり困難。

主人公が、ヒロインを喜ばせたいというサービス精神を抱くことで、
■危険を回避する結果につながる? たとえばヒロインは人喰い種族で主人公を食うつもりだったが取りやめるとか。
■なんらかの褒美を手にする? たとえばホーリーマウンテンから特別の祝福を受けるとか。
■ヒロインにを救う結果になる? たとえばアラジンでジーニーが自由を手にしたように。

そうか、ホーリーマウンテンに関連させればいいのか。
通常、ホーリーマウンテンの周囲は天気が悪く、その姿を良いコンディションで見られることが少ない。
主人公がヒロインに絵葉書を贈ることで、よく見えなかった山が最高のコンディションで見えるように天気が劇的に変わる。あるいはめったに見られない現象(たとえば山頂にオーロラがかかるとか)が表れるとか。ホーリーマウンテンが主人公のサービス精神を祝福する。
いや、そんな大げさな扱いじゃかえって変じゃないか? はがきを見てくすっと笑ってもらえればいいだけで。
いや、いいのか。葉書をもらったヒロインは通常の人間のテンションの範囲内でくすっと喜ぶ。するとホーリーマウンテンが祝福するように貴重な姿を見せる。ふたりで山を眺めていい思い出だね的なノリになる。全体的にうつくしい雰囲気。



サイレントにできる?
あと温泉のアイデアどうする? 女の子の裸体は描きたい!! この国のこの種族にとって人前で裸体になって温泉に飛び込むのは別に恥ずかしくない? そもそも服を着てない種族?
あーいや。我慢しよう。裸体は我慢しよう。無駄にえろくすると描いたあと自分で読み返さない作品になる。胸も小さくしよう。できるかなあ。


展開の整理。
ホーリーマウンテン展望スポットがあるという森(日本的な山林)に来た主人公。
オフシーズンで他に観光客がいない。
売店で飲み物を買いがてら道を聞く。売店の主がヒロイン。
道を教えてもらった分として、飲み物の料金より多く支払う。
ヒロインは料金分だとして地元民しか知らない特別鑑賞スポットに案内してくれることになる。(温泉がないなら特別スポットである必要ない?)
ホーリーマウンテン展望スポット到着。天気に恵まれず(それが普通の姿)山はあんまり見えない。
主人公が記念に絵葉書を描く。ホーリーマウンテンとヒロインとが画面に描かれている。絵葉書をヒロインにプレゼントする。ヒロインは喜ぶ。
すると、空が晴れて、ホーリーマウンテンが全貌を表す。ふたりで眺める。
少し時間を飛ばして、売店のところで主人公とヒロインとが分かれるところで終わり。


マンガ的にアイデアを継ぎ足す着想が湧いた。このヒロインはホーリーマウンテンの巫女である。
という設定はサイレントでは表現できないだろうが、ヒントにはなるな。ホーリーマウンテン=売店ヒロインというつながりがある。
すると山の擬人化がヒロインである。山といえば? たとえば何らかの山を連想させる動物? マウンテンゴリラ?
あっ待てよ。ヒロインはたまたま山の巫女っぽいポジションになるのではなく、ガチでそうしてしまう? つまり、ヒロインの服装と山の周囲の天気の悪さとが対応する。ヒロインが厚着をしていると山も暑く雲に覆われている。ヒロインが裸になると山も全貌を現す。ヒロインが更に笑顔になると山が特別な現象を示す。するとやはり全裸を描くことになるが、うーむ。読み返さない作品になるリスクがある…


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ギャオでけものフレンズが無料公開中だったので見られていなかった回を見ていた。思考が途切れたので一旦投稿しちゃおう。けものフレンズかなりガチで感動する、好きな作品になってるね。
| マンガのアイデア | 19:55 | - | - | permalink |
17022401
アイデア考え。

今朝浮かんでいたもの。
絵描きの旅行者とウサギ獣人の娼婦の旅行者。
見通しの悪い森の中。主人公が地図を見ながらある観光スポットに向かっている。
途中、休憩がてら切り株か何かに腰掛けて地図を眺めていると、通りがかった別の旅行者から声をかけられる。褐色肌のウサギ獣人で巻いたゴザを脇に抱えている(娼婦っぽい記号)。
彼女は道に迷って長時間歩いていたようで、ヘトヘト。飲み物をあげる。
どうも彼女は地図も持たず道に迷っているようで、道を訪ねられているらしい。言語が違うので言葉が通じない。
行きたい場所はふたりとも同じらしく、ふたりで目的地に向かうことにする。
目的地にたどり着くと、視界がひらけて巨大な山が見える。ホーリーマウンテン的なもの。
ふたりは喜ぶ。
主人公がその場で山とヒロインとをひとつの画面に描いた絵葉書を作ってプレゼントする。ヒロイン喜ぶ。
帰り道、道が二手に分かれる所。主人公とヒロインとがそこで帰り先が分かれる。
じゃあサヨナラと別れようとしたところ、ヒロインが主人公を森のなかに引っ張っていく。
周囲から見えない場所でゴザを広げて服を脱いで主人公を誘う。道案内の恩返しを体で払ってくれるらしい。
主人公はヒロインの意図を理解できず(だから魚類か植物由来か何かの亜人なのかもしれない?)、ちょっと考えた末ピンときて、また画材を広げてヒロインのヌードの絵葉書を描く。
絵葉書をプレゼントする。
ヒロイン、服を着て、また分かれ道まで来る。
主人公をギュッと抱きしめ、ふたりは解散する。


ヒロインがウサギなのは、仏教説話で旅人に自らの焼肉を提供したウサギをモチーフとするため。
娼婦なのは、社会的下層階級で貧しく・卑しいとされる身分ということを象徴するため。作中では普通に接せられる(差別されない)ということが重要になるように。娼婦というのは聖書とかの神話にもよく登場するモチーフ。エロシーンも描けるし。

主人公が娼婦の誘いを曲解する必然性をどう説明する?
交尾という習性を持たない生物由来の亜人?
誘惑の意図は理解したが遠慮した? しかし、わかった上で拒否したのだったら「汚らわしいものを忌避した」という誤ったメッセージとして伝わってしまうかもしれない。
主人公の属性を絵描きとした。絵を描く生物? 絵を描く事で愛情を表現する生物? 宇宙人?
あー 普通に、照れのために誘いを遠慮してしまうということでいいんじゃないか。「ザ・コンサルタント」という映画で高機能自閉症の主人公がヒロインと良い仲になりそうな雰囲気の時、やはりそういう展開を怖がって話をそらしていくようなシーンがあったけど、あのノリ。性的場面に憧れるけどスッと引いてしまうというやつ。「生殖システムが違うから理解できない」だとその行動を選び取ることにはならないが、わかった上で遠慮するならその行動を選び取ったことになる。主体的な意思がある。そっちのほうが神話的だな。じゃあ人間? 人間でいい気がする。

ふたりが目にするのはホーリーマウンテンである。架空の世界における富士山的な偉大な山。どういうカタチをしてる? 地学的に正しい必要はない。その山のカタチが「調和のある関係」を表現しているようだと嬉しい。図学的にどうなる?


直近の目標は2月中に短編マンガを描くことだけど、次の目標は3月からの社会復帰だな。1月も年末年始休暇→有給消化休暇だったのでほぼ二ヶ月間働いてない。
ちゃんと仕事する社会人生活のリズムに復帰しなくてはね。羽は十分に伸ばせた!
| マンガのアイデア | 11:26 | - | - | permalink |
17022302
アイデア考え。

大聖堂に衝撃を受けてからの考えごとで行き着いたのが、キリスト教美術は聖書のファンアートというもの。そに子のフィギュアをグッドスマイルカンパニーが作るのと似たような文脈で聖像や教会の装飾が作られた。
マンガを描く際、神話や聖書のエピソードのようなノリで考えられないか。

今考えようとしているアイデアは、旅行者を主人公としたもの。
聖書でも仏教説話でも神話でも、旅先エピソードというフォーマットはむしろ一般的であるように感じる。

ヒロインの属性(種族や社会的階層)や場所や日時は、それぞれ象徴的意味を持たせられるといい。
つまり教えとして機能するような物語が描きたいのか…?
うっ 明確に言語化するとアクの強い事実になるが、どうもそうらしい。読み手に影響を及ぼすものを描きたいらしい。と言っても物語内で描かれていることに全人類を従わせたいということではないんだけど。理(コトワリ)のあるお話にしたいというのはある。

だからなんとなくSFベースで考えていたけど象徴的意味が込めやすいものを選ぼう。SFでもいいしファンタジーでもいいし現代でもいい。

舞台をどうする?
ちがうな、聖書でいうところの教え、要するに作品に込めたいメッセージを先に考え、それからふさわしい象徴を探すのがいいんだろうな。

仲の良いことが価値がある・うつくしい。調和。
人間に生まれながらの上下はない。平等。
人間には上下がないのだからみんな調和しようねという感じになるか。
だから、主人公とヒロインとは種族や文化の異なった組み合わせが良い。そこに上下はないんだよというメッセージになる。

場所は…?
場所にはなにを象徴させ得るんだ?

舞台が海ならなにを象徴し得る?
舞台が山ならなにを象徴し得る?
舞台が都会ならなにを象徴し得る?
舞台が田舎ならなにを象徴し得る?

たとえば舞台が誰かの住居だとして、掘っ立て小屋なのか宮殿なのかで違いは出せる。その住人の社会的階層を表せる。

旅先シチュエーションなら?
その場所がどういう場所なのかという、作中での評価とセットでないといけないんじゃないか。
聖地とされる場所が描かれるとする。山であれば山岳信仰、山が尊い。海であれば海神信仰、海が尊い。大聖堂であれば人間が作ったものが尊い。天井の高い建物であれば天国を目指す感じ。洞窟であれば地球の内部が尊い。
山が尊いという場合、それはなにを意味する? 「山が尊い」ということか。つまり、山を崩して都市を作るよりも山のまま残せよというメッセージになる。人間関係以外のこともメッセージにできるんだからそうだよな。
山出身の人物が都会のビルを目指して旅するなら、山<都会という価値観の提示になる。そうだな、世界においてなにを尊しとするのかという意見表明にはなるな。

そうだな、マンガに込めるメッセージというと人間の心の内部の問題しか無いと思っていたが、人間の心の外にある世界そのものについてでもいいんだな。装飾がうつくしい/装飾を廃した機能性こそうつくしい、とか、自然は恐ろしい/自然はうつくしい、とか、石畳がうつくしい/車社会を支えるアスファルトこそうつくしい、とか、情報にこそ価値がある、とか。

あー
ヨーロッパで大聖堂に感動し、そのかわりに日本ならではのものはなんだろうと考えた結果「山」になった。日本で山といえば富士山だ。すると富士山?

主人公が、目にするべき尊いものとして富士山的な山を見る。主人公は都会から来たとする。すると「山(自然)が尊く、都会はそうでもない」というメッセージになる。私の考えと概ね一致する。聖書的に強く解釈すれば、「都市を建てるな、山を保存しろ」ということになる。どういう世界になって欲しいのかという理想世界観がそこに表れるんじゃないか。
私は東京の広大で高密度な都会が好きではない。マンガのひとコマ目を、大都会をあとにする主人公の図にすれば、「大都会は息苦しい、価値の低いもの」というメッセージ(教え)になる。まあそういうことだよなあ。

山を見る? 山に登る? 山にのぼるのはハードルが高い(私も山にちゃんと登ったことはない)。ま、山というのは遠くからでも拝めるところが重要だ。だから山を眺めるのに最適なスポットに立ち寄る程度のノリでいいんじゃないか。
ヒロインは観光業者ではなくてたまたま居合わせた地元の人というのがいいんじゃないか。つまり、金銭のやり取りが生じないほうがいい。金銭が絡むと結局行動の動機を商売で説明することが可能になってしまう。
たとえば地元の人しか知らないとっておきの眺めスポットを教えてくれるとか。

あー

まてよ。場所を移動する要素を入れたらどうか。私のマンガは多くの場合場所の移動はない。移動すれば、目指すべき場所が特別の意味を持つ。尊い山があるとして、それ自体の山頂に登るのか、それを眺めるのに適した場所に行くのかでまた意味が違う。

あー待てよ。滝というのもあるな。華厳の滝みたいな。ちょっと山の奥まったところまで行かないと見えないから観光資源感が増す。うーん。


主人公が観光に来る。
ヒロインに出会う。
はじめのスポットで山を見る。
より優れた場所の情報をヒロインが教えてくれ、移動を開始する。
より優れた場所に到着する。
ヒロインにお礼をする。

滝より山…やはり山… 登山…?

一旦このへんで区切ろう。
| マンガについての考えごと | 23:48 | - | - | permalink |
17022301
アイデア考え。
旅行行く前のアイデアはコーヒーをシェアする話だったけど、一旦白紙にしよう。
ヨーロッパ旅行体験を消化してマンガに活かしたい。

旅行というシチュエーションはかなり自分のマンガ傾向に適しているんじゃないかと感じた。
■旅行者というのは職業ではない。ニュートラルな属性である。
■舞台は非日常の場所である。
■出会いと別れを描きやすい。

過去に描いた短編でも、主人公の属性が旅人というのが多かった。ネットにアップしてない時代のマンガから。

ある抽象的な場所に、主人公の旅人がやってきて、そこで出会ったヒロインと何らかのエピソードが繰り広げられ、別れて終わる、というパターン。
その後は旅行者属性は意識して避けるようになった。「主人公が旅人ばっかだな!ワンパターンか!」ということが主要な理由。あとは、自分自身がそんなに旅行をしない人間なので、「『旅行者』は自分の属性ではないので描く資格がない」という考えも強かった。
しかし、今回の旅行でかなり、旅行者である自分に「しっくりきた」。もちろん、ひとりで放浪の旅をしたようなかっこいい旅人ではなくお手軽なパッケージツアー旅行に申し込んで添乗員さんについていっただけなんだけど、「旅行状態の人間」という属性に違和感を感じなかった。
物語に使うには良いヒントだと思う。旅・旅行というのは。たとえばジャンルとして「犯罪アクション」「鬼畜エロ」「旅行もの」とあるとして、旅行ものを選び取ってもいいんじゃないかと思えるくらいにはしっくり来る気がする。



具体的なアイデア。

主人公は旅行者。
ヒロインは旅行者か、もしくは現地の観光事業者。
ふたりの仲の良いさまを描く。

場所は?
というか、場所目当てでなくヒロイン(たとえば人魚であるとかの、その存在自体が観光資源になるような種族)目当ての旅行?

さっき思いついたアイデアではふたりとも旅行者だったな。宇宙旅行者。出身星と文明レベルが違う。
主人公の男性:近未来の地球程度の文明。タブレットで写真を撮る。紙と鉛筆で絵を描く。
ヒロインの女性:非常に進んだ文明。宇宙船からは転送で乗り降りする。PSOのマグみたいに浮遊してついてくる端末を従えている。目で見たままの映像を指先のジェスチャーで撮影する。浮遊端末が3Dプリンタになっていて、その場で簡単な立体物をデザインして出力できる。

何らかの観光名所の星に来た主人公。
ヒロインも同じ場所に似たようなタイミングでやってくる。
何らかの助け合いが発生して、お互いがお互いを楽しませようというサービス精神でのワンシーンが生まれる。
いい気分となり、解散。

どんな場所か。
ふたりの出会いはなにか。

たとえば何らかの機器のバッテリーが切れて、どちらかがそれを充電してあげる。宇宙的に共通規格がその頃にはあるのだろう。
何らかの小銭の両替が必要になって融通する。
本人と被写体とが一緒に画面に入るようにカメラで撮影してあげる。

上記の二人の登場人物を使うなら、進んだ科学を持つ方を・遅れた科学を持つほうが助ける、というきっかけだと気が利いてていい。と言うか私の好みだと女の子を主人公が助けるという方向なので結局そのアイデアを探すだけか。

どんな場所か。
歴史的人工物か自然かの二択だろう。
科学が進んでいる分、人間の手で作れないものの方に憧れが傾くんじゃないか。特異な自然のある星? ものすごく凝った観光要素を考える必要はないな、そこが主眼ではないので。
あと私の低い画力で描ける程度のものがいい。

っていうか、観光名所である必要すらないのか。旅行中のエピソードという体ならいい。だから高速道路の休憩エリアとかでもいい。

ふたりのやり取りからイメージしていければいいな。どういう出会い?
ヒロインの高性能端末が故障して、主人公がそれを直す、というのだとわかりやすいんだけど文明レベル的にローテク側の主人公がそれを直せるのはおかしい。あるいは科学技術に関係ないドジが原因というのもありか。高性能端末は開封したてで電源ユニットに絶縁体が挟まってる。それを取らないと電源が入らないんだけどヒロインはそれに気づかない。うーん。


ヒロインは観光事業者側、というケースも捨てがたい。それだと取っ掛かりもスムーズだ。ヒロインが何らかのサービスを提供する。主人公がお礼にチップと、何か描いたものをあげる。ヒロインは主人公のことが気に入って更に何かのサービスをしてくれる。主人公ももっと気の利いたお礼をあげる。喜ばせ合いのリレーになっていく。
するとヒロインはどういう場所にいるどういう種族でどういうサービス提供者なのか。
「仕事だから」というドライな感じにならないようにしたい。チップがほしいからとかではなく、個人的に嬉しいからお返しをする、みたいなのがいい。

一旦区切るかな。
| マンガについての考えごと | 20:24 | - | - | permalink |
ヨーロッパ旅行中の写真をGoogleフォトにて公開、Twitterのモーメントでまとめ
旅行中の写真を整理してブログにアップしないとなと思っていたら、グーグルフォトが恐るべき性能を発揮して、アンドロイド端末で撮影していたものは自動でクラウドにアップされていました。
Web上で公開操作をするだけで写真が公開できる!ということで、まとめました。


| 雑記 | 11:49 | - | - | permalink |
17022201
人生初海外旅行から帰国しました。
今回の旅行は、阪神交通社の旅行ブランド(?)「トラピックス」の開催するドイツ・ルクセンブルク・ベルギー・オランダ周遊コースで一週間の日程でした。ツアー旅行にひとりで申し込み。ケルン大聖堂を最大の目的としたチョイス。

これで「海外旅行に行ったことのある人」としての人生だぞ!

実際、現実的な選択肢のうちで自分が考え得る最も贅沢なお金の使いみちが海外旅行だったから、今までの会社員生活で溜まっていた貯金を自分のためにきちんと使ったという実績にもなった。

ある程度の気づきや学びはすでに現地でブログで書いたので、だらだらした考えごとをしよう。まだ書いてないことだったり一度書いたことの抜粋だったり。

海外に行くことで日本の身近な良さにも気づけた。
■自然の力強さ。
■山。アップダウンのある地形。富士山。遠景に見える山。
■人間が作ったものはすぐ壊れる。万物流転。

絵を描く技能は旅行でも役立った。
■ホテルの部屋のメモ帳や外食時のテーブルの紙ナプキンなんかにちょっとした落描きを残すと従業員に喜んでもらえるし、旅の同行者も楽しませることができる。ツイッターにもアップできる。旅行者自身も楽しませてもらうだけでなく周囲を楽しませようという心がけを持てると良いみたい。
■旅行中はインプットオンリーになりがちだけど落描きで適度にアウトプットもできると精神衛生が更に向上する。

大聖堂に感銘を受けた。
■しかし大聖堂は所有することも自分で作ることもできない。
■大聖堂の基礎には聖書=物語がある。
■物語を描けばそれは大聖堂につながるのだ。


さて。海外旅行での学びをマンガに活かしたい。
旅行記みたいなのをマンガにしてもいいんだろうけどちょっと違う気がする。

海外旅行体験をマンガに活かす案。
■大聖堂への関心。大聖堂における聖書みたいに、神話的物語を目指す。
■風景への関心。撮影した風景の写真を背景にして会話劇でも作る。
■旅行というシチュエーションを深めて活かす。旅行者同士や、旅行者と観光サービス提供者との間に起こるエピソード。共通語はお互いにとっての外国語。お互いがお互いを喜ばせてあげようという旅ならではの陽気な雰囲気。

昔描いたサマーホリデイというマンガが、旅行者っぽいシチュエーションだった。旅行体験をこのフォーマットを進化させるために活かす?
たとえばSFで、ある観光星にやってきたふたりの異星人。ユニバーサル言語をお互い片言で話す。楽しい雰囲気になる。

マンガにするなら「国際的な観光地の持つグローバルな雰囲気」という印象を掘り下げていくと良さそうな気がする。
相手がどの国から来てどういう信仰を持っててどの言語を話すのかわからないので、最大公約数的な言語や態度でコミュニケーションする。相手の差異を思いやる。
観光事業者は観光客を喜ばせようとする。観光客も機嫌がいいから観光事業者にチップをあげたりしてお互いいい気分になろうとする。お互いが笑顔で接したりする。ヨーロッパの観光地ですごく平和な雰囲気を感じた。そういうのをマンガにしたらうつくしいんじゃないか。お互いがお互いを楽しませようというサービス精神を持ち寄っている。

うーん。

ま、今日は帰国で疲れてるからこんなもんにしておくか。
| マンガについての考えごと | 01:08 | - | - | permalink |
日本には山がある
考えごと。

現在、アムステルダムの空港近くのホテル。午前3時。

自由時間がベルギーのブルージュとオランダのアムステルダムでそれぞれあったんだけど、ひとりで外国の街をさまようのは結構楽しい。日本にいて海外を空想するだけだった際はこういうシチュエーションだと不安の方を大きく見積もっていたけど実際やってみると楽しさのほうが大きかった。例えば街歩いててトイレに行きたくなる。日本と違ってトイレの借りられるコンビニなんてない。公衆トイレも見つからない。仕方がないのでカフェに入ってコーヒーを頼み、トイレを借りた。日本では入りにくいのでチェーン店くらいにしか飲食店には入らないのにもっとハードルの高い海外では入りにくい店に入れた。

英語というのは偉大で、ネイティブで話す英語ではなく英語を母国語としないと外国人が共通のコミュニケーションプラットホームとして使う英語がうつくしい。今回回ってるのがドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクなんだけど、英語はどこでも通じるし、何より世界中から来ている旅行者間でも通じる。
海外旅行に来て心地よいのは、この「相手がどこの何者だかわからないから最も広く通じる手段で普遍的にフレンドリーな態度で接する」という雰囲気を随所で感じることだ。自分自身もそういう態度になる。

アムステルダムをさまよってたとき、白人の旅行者カップルから道を聞かれた。チューリップ市場はどこですかと。
「I`m a stranger just passing by. (自分も通りすがりなのです、と言っているつもり)」と答えたけど、通じてなさそう。なので「I don`t know.」と続けた。これは通じた。つまり、アイドンノーとか、サンキューとか、ハウマッチとか、判りやすいフレーズなら普遍的に通じる。
ここに寛容の精神を感じた。相手が何者であっても差別せず平等に接するという精神。誰もが自分のものではない、共有するためのツールを使って相手との窓口とする。自分と相手とは全然違うということがそもそもの前提になっている。
ちなみになんでこのアイムアストレンジャーのフレーズがとっさに口から出たのかなと考えたら、これはスヌーピーのマンガで見たことがあったからだと気付いた。学校時代は英語が好きで得意だったけどその片鱗が残ってるのかもね。そういえばプログラミング言語も基本は英語だしね。

地形について。
この一週間近く、ツアーのバスでドイツの西のあたりをずっと走り回ってたわけだけど、「起伏がほとんどなく、だだっ広くて、芝生も樹木も畑も人間が作ったとおりにしか存在しない」という世界がずっと続いた。悪く言えば単調である。
そう、日本に比べると、広大なエリアで地形が共通になる。日本だったらちょっと移動するだけで山にはぶつかる海には出会う、日本海側があり太平洋側があり、北は寒く南は暑い。地形も気候もバラエティ豊かである。
日本には山があり、ヨーロッパにはほとんどない。スイスの方とか行くと違ってくるんだろうけど、おそらく大陸の山はまた広大な地域で「山しかない」ような別の単調さになるんじゃないか。

日本は4つのプレートがぶつかる場所である。だから地形がこれでもかというほど凸凹してる。
日本は温暖多湿で、植物の繁茂力が強大である。
よって、日本では人間より自然のほうが強い。台風も来る。豪雪は降る。地震も来る。人間は自然の中に僅かな平たい土地を見つけては里を作り、周辺の山から資源をもらって生きてきた(多分今はそうではない)。一生懸命ものを建てても地震と台風が壊していく。だから交換しやすいような作り方になる。

一方、ヨーロッパでは自然は強くない。白紙のような土地があり、人間がデザインしたとおりにしかならない。木を植えれば森になるし建物を建てれば街になる。
日本人だったら、自然に飢えたら山に行くだろう。山には自然がある。
例えばオランダには山が無い。多くのヨーロッパ人にとって、例えば登山したいと思っても電車で日帰りできる距離には山は無い。自然に飢えたらどうしてるのだろう? おそらく、そのために公園を作ったり森を作ったりしてるのだろう。森は、はじめからそこにあるのか植えて作ったのかはよくわからなかったけど、少なくとも「山」という明確なユニットがないので、あるエリアが森であってもそれは街との交換可能性が高く感じる。ベースは平たいんだから。

つまり、今回周ったヨーロッパにはなくて日本ある価値といえば、強烈な自然だ。遠景に丹沢山系や富士山が見えるのは、うちのアパートの近所にはあり、ヨーロッパには無い。アパートから実家まで徒歩15分くらいなんだけど、坂を登って、坂を降りる。里山をひとつ超えている。これだけの簡単な凹凸でさえ、今回周ったヨーロッパにはない。日本的だ。
日本ではちょっと盛り上がった土地があると、樹木や竹がびっしりと生えていて、人間が足を踏み入れることすらできない。この自然の力の強さは日本的だ。

ヨーロッパでエレベーターに乗ってて気づいた。日本でエレベーターに乗ると、いま地震が起きたらどうしようという恐怖にとらわれる。ヨーロッパでは地震が無い!もしエレベーターが止まってもそれは故障に過ぎず、周囲のエレベーターが同時多発的に止まってるパニック状態にあるわけではないので係の人に落ち着いて対応してもらえるだろう。
つまり、日本では常にいつ来るかわからない破滅の予感に脅かされている。地震であり、台風であり、津波である。だから日本人は本質的に常に不安だ。だからこそ地震や津波で災害に会ってもパニックにならずにいられるのだろう。慣れているしいつも予感している。

中世から見た目がほとんど変わらない街に住み、地震も台風もなく、魂の不滅を信じているヨーロッパ人って、もしかしたら我々が想像もつかないほど精神が安定してるんじゃないだろうか。不意に破滅に襲われるという予感がないのではないか。

明日、と言うか今日、旅行も最終日。そもそものお目当てだったケルンの大聖堂が見られるはず。天気が良いといいなあ。見学時間は予定通りでも一時間だけだけどね。渋滞とかあったら飛行機の関係もあるし見られないかもね。
| 雑記 | 19:59 | - | - | permalink |
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