Memo - Love & Comic - いしいたけるのマンガのサイト

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18041501
アイデア考え。

考えるべきこと。
* 主人公はどうやって助かるか。
* ヒロインはどんなキャラか。
* 敵対者はどんなキャラか。


主人公はどうやって助かる?
最初の行動の動機として「自己の保全」があるのでなんらかの危険にはさらされている必要がある。
毒を飲まされる/吸わされるのパターンで、解毒薬が必要だと思わせて実は毒を摂取してなかったというのはどうだろう。仕掛けが必要だが。最初に宝物庫に忍び込んだときに長時間水に潜っていられるアイテムを盗んでいて毒ガスを浴びたときにそれを使って息を止めていたとか。

命の危険にさらされている→それの回復ではなくて、巨大な報酬→その獲得というふうに利益で釣ってはどうか。
いや、逼迫度が小さすぎるな。読者としても別に心に引っかかる要素にならないだろう。
主人公に決定的に欠けている要素があって、主人公はそれを得るためなら何でもするみたいな感じであり、それが提案されているというのなら判る。
でも今回の主人公設定にそういうのはなかったな。
主人公の過去や設定に絡む個別の理由よりも、読者にも自分を重ねやすい一般的なシチュエーションのほうがいいだろうな。無実の罪を着せられるとか閉じ込められるとかの。匿名的なキャラクターで再現できるシチュエーション。

スーサイド・スクワッドのように死刑が宣告されていて、恩赦がほしければ竜のとこ行って来いと提案される?
これも切迫度が低い気がする。死刑囚を放ったら逃亡されちゃうじゃんと言うような。映画『スーサイド・スクワッド』では囚人たちには首に爆弾が取り付けられていたな。

竜の支配を狙う勢力は支配好き。盗賊も支配すれば良い。しかし洗脳や催眠だと任務に必要な繊細な判断力が失われる。やはり脅迫が良い。首輪や鎖というのが彼らの使いがちなアイテム。ならば盗賊にも拘束具がいいんじゃないか。まあ首輪だろうな。爆弾付き。
竜に首輪をつけてこいというのがミッション。
同様の首輪の人間版を付けられている?
マッドマックス怒りのデス・ロードみたいに、物語の途中で拘束具は外されて主人公は自由になっているというのでも良い。主人公の安否を読者の関心の対象からさっさと外してヒロインにフォーカスさせたらどうか。しかし、主人公がリスクを犯してまで竜に肩入れするというポジティブな要素は失われる。うーん。

主人公が竜に親切にすることで主人公自身の危険は解決する。お話の残りの部分はヒロインの行く末に集中できる。どうだろう。
爆弾の仕掛けられた鋼鉄製の首輪をはめられる。外すには鍵が必要。しかし、竜の腕力なら無理やり壊して外せる。するとその時点で、主人公にとっては別に自分にメリットがあるわけではない事業になる。それだけでもう行動は詩的な段階に入る。いいんじゃないか。主人公の行く末はそんなに重要ではないからサラッとした内容で良い。


ヒロインの動向が重要なのでパワー掛けるべきなのはここ。
ヒロインはどんなキャラか。
今のイメージだとキレイすぎる気がする。ダリフラのゼロツーの特徴はキレイじゃないところだ。つまり、不機嫌で攻撃的で不安定。この造形は学ぶべきだ。
ヒロインが自由を欲しがっているというのを表現するとする。
洞窟の出口から外を見て空飛ぶ鳥を見てため息をつく、みたいなしおらしい表現ではそぐわない、
結界を引っ掻き、体当りし、出口のすぐ近くの岩を掘り、というふうにむやみにぶつかっていくほうがふさわしい。
寂しさの表現。母の骨とぬいぐるみ。ぬいぐるみはべつのところで布石に使えないようなら母の骨と役割がかぶるのでカットして良さそう。
母の骨に抱かれるような位置に寝床がある。すると親の愛情に飢えているという表現になる。
だから主人公と一晩明かすとして、主人公の手足に包まれるような位置に潜り込んできて眠る。主人公への信頼を表現する。

この竜のヒロイン、親からの束縛でがんじがらめになっているこどもを象徴するのならそんなに反抗的であるよりは親の顔色をうかがうようなビクビクしたキャラであるほうがいいのではないか。ガァガァしたキャラのイメージなのはダリフラ13話の幼少ゼロツーのイメージに引っ張られすぎている。
なんだけど、自由を奪われた怒りというのを素直に表現しているのだと解釈すれば感情移入も難しくない気もする。ゼロツーのパクリになるのは良しとしよう。ガツガツぶつかっていくキャラ。


主人公は盗賊なんだから鍵開けくらいできる。鍵付きの首輪をつけられる→自力で外す。でも盗賊に鍵付きの首輪するか?

小道具に眠り薬と毒薬を使うなら薬品というのがキーワードになってくる。

魔女は「支配欲」の象徴。これは魔女よりも女王がいい?

主人公を僧侶にして、教団の方針として邪竜を狩るべしとなっていて、主人公は竜を退治する使命を帯びてやってくるというのはどうか。すると竜を邪悪ではないと判断した時点で話が終わる気がするし、竜を抑圧しているものが曖昧になるか。教団が世間の象徴になる? これなら魔女や女王を敵対者にしたほうがいいな。

一旦区切り。
| マンガのアイデア | 12:14 | - | - | permalink |
18041402
考えよう。

パシフィックリムアップライジングを見てきた。感想を少し。
前作に比べるとそんなに熱狂はしなかった。トランスフォーマー3みたいな感じで、ややどうでもいいなというノリになってきた。もしパシリム3が出ても映画館までは行かなくていいやという感じ。普通におもしろいんだけどだいたいそんなもんかとタカがくくれる感じだった。

アイデア続き。
現状のアイデアは「魔女と竜と盗賊」の話。

【現状のプロット】
[魔女の宝物庫]
* 盗賊が魔女の宝物庫に忍び込む。
* 盗賊が魔女の宝を物色し、竜の翼を発見する。
* 宝物庫警備の使い魔に発見される
* 使い魔(噛みつき攻撃をしてくるものがいい)による攻撃を変わり身の術でかわす
 ※変わり身の術の布石
 ※後半、使い魔攻略の布石
* しかし別の罠にかかって結局捕まる。
 ※後半、宝物庫攻略の布石

[魔女の館]
* 魔女が盗賊に毒を吸わせる。解毒薬を飲まないと3日で死ぬと宣告される。
* 命が惜しければ竜の洞窟に行ってこの装置を竜に取り付けてこいと言われる
* 装置や竜の説明
 * 竜は魔女の作った結界のせいで洞窟から出られない。
 * 竜が洞窟から出るには魔女が作った・竜を操る装置をつけねばならない。
 * 竜は手強いが以前魔女自らの手で竜の翼は奪った。そのせいで死にかけた。
 ※魔女が竜に執着していることを示す工夫がほしい
* 盗賊は普通にやっても無理だからなんか役に立つものよこせと交渉し、眠り薬を手に入れる。

[竜の洞窟]
* 竜の洞窟に来る
* 竜を発見する。しばらく観察。
 * 竜が少女の姿になる。驚く盗賊。
 * 非常に粗末なものを食べている。ネズミ?
 * 竜が自由に憧れていることが判る。
 * 竜が寂しがっていることとが判る。ボロボロのぬいぐるみか人形かを持ってる。
 * 竜は母親の墓(骨)を大事にしている。
* 盗賊が少女に話しかけると少女は竜の姿に変身して襲ってくる
* 竜に食われた!と思ったら変わり身の術。この際竜に眠り薬を飲ませる
* 竜が目覚める。特に何もされていない。盗賊が見守っている。
* 竜が寝ている間に盗賊がしていたこと
 * 竜の母親の墓(骨)を掃除し、花を供る。
 * 料理を作る。
 * ぬいぐるみまたは人形を修理する。
* 盗賊と竜とが心を通わせるエピソード。世話焼き。盗賊は親のように竜に優しくする。
 * 食事
 * 風呂に入れる?
 * 寝かしつける?
 * 絵本を読む?
 * 一晩明かす。
* 翌朝。竜と交渉する。一緒に魔女を倒そう。
* 作戦説明
 * 装置をつけて盗賊が竜を操り洞窟を出る。装置を外す。
 * 魔女の宝物庫に忍び込んで竜の翼を取り戻す。人の姿の際は翼は小さく隠せる。
 * 人の姿で操られているふりをして魔女のところに連れていき、不意打ちで魔女を倒す。
* 結界脱出。装置を外す。

[魔女の宝物庫]
* 前回の失敗の経験が生きる。
* 竜の翼を取り戻す。竜の背中にくっつける。人間形態では隠せる。

[魔女の館]
* 竜は操られているふうを装う
* 魔女に対して不意打ちを試みるが失敗する
* 竜対魔女。翼も得てフルスペックの竜が圧倒する。
* 魔女は盗賊に、お前解毒薬がないと死ぬんだぞど脅す。
* 盗賊は戦闘中に解毒薬を盗んでいた。
* 魔女を倒す。
* 竜の洞窟の結界が解ける。


魔女との戦い、現段階では大した着想がないので一旦ひねらず仮プロットを書いておいた。修正予定。


【考えるべき内容】
* 盗賊が魔女から受ける呪い
* 盗賊はそもそもなぜ魔女に捕まるのか。魔女のところに盗みに入った?
* 盗賊はどういうキャラなのか。堅物? デッドプール風?
* 竜の洞窟はどういう場所か。洞窟じゃなくても島とかでもいい。
* 魔女は盗賊に監視をつけるのではないか? すると騙しにくい。ご都合主義だが監視は無しかな。
* 魔女が翼を奪った際に死にかけたことを示す怪我。足が義足であるとか。
* 主人公の試みは途中で魔女にバレるべき。どのタイミングでどうやって?
* 魔女との対決、逆転要素がほしい。やはり竜の翼によるパワーアップがいいと思うんだけど。
* 洞窟の結界が魔女を倒すと解けるという説明。もしくは結界を作っているアイテムがあってそれを壊す?


着想。
竜のパワーの主要な源は魔女に奪われた翼であり、翼を取り戻すことで魔女を倒せるパワーを得られると匂わせる。
その上で、盗賊の離反に気づいた魔女は先回りして竜の翼のパワーを自らのものにしてしまう。この時点で竜に勝ち目がなさそうに見える。
そこからなにか工夫して倒す。竜と盗賊との協力で。
魔女から受け取った、竜を操る装置。竜のパワーを自らのものにしたことで魔女にも竜属性が付与され、装置で操られる事になってしまう? 小道具も生かせるし悪くないかもしれない。
竜を操る装置を生かしてもいいし、竜の攻略のために魔女からせしめた眠り薬とかの小道具を使ってもいい。


もし魔女との対決前に翼を取り戻すことができていれば、その時点で竜にはあえて魔女と戦う理由はなくなる。
それを理解して、盗賊が竜を解放してもいいかもしれない。で、盗賊は魔女から解毒薬を盗みにいき、失敗したところで竜が助けに来る。

魔女との対決の設計をうまくできれば面白い作品にできそうだ。
魔女はなんの象徴でその目的はなんだったか。抑圧するもの、娘を支配する毒母親というイメージだったはず。竜を支配したい。だから「私のかわいい○○ちゃん」という呼び名で竜を呼ぶのが良さそう。
世界最強の種族である竜を支配したい。竜になりたいという変身欲ではなく竜を支配したいという支配欲。支配欲が強い。鎖や首輪を使うのを好むといいかな。すると竜を操るアイテムは首輪である。
首輪と鎖がセットになっているアイテムで、首輪をつけられると鎖を握るものの言うことに逆らえなくなる。鎖と首輪はつながってないほうがいいな。鎖はブレスレットになってる。

竜の翼でパワーアップする魔女。別に竜になりたいわけではないから若干不本意な選択。
竜属生を得たことで服従の首輪が効くようになってしまう。盗賊が首輪をつける。効果は現れるが魔女自身が作ったものなので対抗できる。魔女が念じると鎖と首輪とにヒビが入っていく。盗賊が魔女に命令できるチャンスは一度しかない。解毒薬を出させるか竜の翼を返させるかの二択になる。竜の翼を返させる。
翼を得て竜が本領を発揮する。魔女は盗賊の離反に激怒して解毒薬を焼き捨てる。竜が魔女を倒す…ここは殺すということになってしまう…? いや、魔女がなにかリスクの高い魔術を使い自滅する。

戦いが終わって盗賊が死ぬ。竜は自分の血を分け与えて生き返らせる。しかし半分竜になっている。
竜の翼小道具を使い回すこともできるな。盗賊に竜の翼の片方を与えると半分竜になって生き返る。しかしこれだとあまりにもダーリンインザフランキスのパクリ度が増しすぎるのでこの演出は採用しないほうがいい。竜と混ざることで生きながらえるというなんらかの布石と設定がほしい。


盗賊が死ぬ。死ぬのは安直? まあでも一旦は死ぬものとしてアイデアを練ってみよう。
竜の血はなんか癒やし効果ありそうだから血を使って生き返らせるというのは違和感はないけどヒネリもない。
竜は自分の命を捧げてひとを生き返らせることができるとかもファンタジー的には普通にできそうだけどヒロインが死ぬのは本末転倒で私はそういうの嫌い。
死んで生き返らせたいけどちょっとヒネリたい。

いや、待てよ。そんなに安易に生き返るのはよろしくない。工夫して解毒薬を手に入れるべきではないのか。
二度目に宝物庫に忍び込んだときに、盗賊は自分が死んだときのためのアイテムを盗み出しておく? 例えばゾンビパウダー。不死者として蘇るのを想定していたとか。あるいは死体を材料にして作るゴーレムの素? 死体を動かす寄生生物?

うーん。
やっぱり主人公死ぬべきじゃないな!安直だ。これ系のお話を描くといつも主人公が死にがち。でもふたりは仲良く暮らしましたになってほしい。
魔女が翼を奪われる。激高する。解毒薬を焼き捨てようとする。それを翼を得て本来の力を取り戻したヒロインがスーパーパワーで阻止する。その程度が収まりいいんじゃないかな。


うーむ。

ふたつ思いついたこと。
竜は魔女から狙われているだけじゃなくて世界にとって邪なるものとされている方が良い。なので魔女じゃなくて聖女みたいな存在がボスであるほうがいい?
竜は人形なりぬいぐるみなりを持ってる。これをマジックアイテムにしたらどうか。主人公は毒で死ぬ前にこれに魂を移すみたいに使えないか。

邪竜設定を追いかけてみよう。
魔女に閉じ込められていたから孤独である以上に世界にとって邪悪なものとされて孤立している? でも本人が邪悪じゃないなら無理があるのでは?
竜には敵が多く味方がいない。魔女だけでなくいろんなものが彼女を狙っている。それだけ利用価値がある存在であるということ? 宝と…不老不死のちから? のび太と夢幻三剣士にも竜は不死をもたらす存在として出てくる。

主人公は盗賊なんだから盗んだり奪ったりすることに美学や工夫があるべきだな。作中でもそう。ラストに絡む盗賊的な動きが考えつくと良い。
主人公の盗賊としてのポリシーは「分配」。
そもそも何を盗るために魔女の宝物庫に入ったのか。最初の目的が布石にできるんじゃないか。毒を盛られても関係なくなるようなものであるといい。不老不死の霊薬?それがあれば魔女が使っているか。
いや。主人公は自分が使うものを盗るためには気合の入った行動取らない気がする。
やっぱり解毒薬は盗むべきだな。うまくて楽しい盗み方をできると良い。

主人公が死ぬ系の自分の過去作。
* 娘虎伝。
* ファンタジーアースゼロのマンガ(人間の姿を失う)。
* headshot.
* Don't trust.

意外と少ない。主人公がヒロインのために死ぬ展開が自分のディフォルトだと思ってて、でもそれだと安直だから展開変えないと、というのを採用することのほうが多いのか。
主人公が死んだらヒロインがまたひとりで取り残されてしまう。それは嫌だ。もしダリフラでヒロがゼロツーをおいて死んでしまったらやっぱり残念に思うだろう。ロックオン・ストラトス兄が死んでしまったのも私には残念だ。好きなキャラには生きてもらわないと。
だから、「あ、こいつ死にそう死ぬだろうな」→「あーやっぱ死ぬこの伏線回収のとき死ぬ」→「し、死ななかった〜(涙)」というのを目指せると良い。死ぬ匂いを匂わせまくれるといいね。


ダリフラがもうすぐやる!一旦ここまで!
| マンガについての考えごと | 23:20 | - | - | permalink |
18041401
昨晩の考え事で湧いた「魔女と竜と盗賊」の着想が一晩経っても残留してるので追いかけてみよう。

魔女が加害者。抑圧するもの。別に女性じゃなくても邪悪な魔道士とかでもいい。
竜がヒロイン。救いを必要とするもの。奪われているのは「自由」。
盗賊は救いをもたらすもの。魔女に利用されるが、魔女の思惑に反して竜を助ける。

不満点は主人公が盗賊であること。作者である私が感情移入しにくい。なんだけど、ルパン三世とかみたいに魅力的な盗賊にすればいいのか。PS3、PS4に出てるゲーム「Thief」ってのもある。義賊的な盗賊を考えてはどうか。

盗賊らしい盗賊で特にひねらない場合のあらすじ。
* 盗賊が魔女に捕まる
* 心臓を奪われるなり呪いをかけられるなりして脅迫を受ける立場になる
* 魔女は盗賊に、竜の洞窟から指定の宝を奪ってこいと要求する
* 盗賊は命惜しさに竜の洞窟に行く
* 竜が少女(もしくは少女の姿)であることを知る
* 竜は魔女に翼を奪われて洞窟から出られない
* 竜に見つかった盗賊は殺されそうになるが機転を利かせて逆転し優位に立ち、その上で和解する。ここがターニングポイント。
* 竜に事情を聞く
* 魔女のもとに戻り、宝を取り戻したと嘘を付き、なにかの作戦を駆使して逆に竜の翼を奪い返す
* 竜に翼を返し、自由を得た竜は魔女を撃退する

別に盗賊の性格を自分好みに設計してもこのお話の筋は変わらないな。

魔女は竜の何を奪おうとしているのか。
魔女はなんの象徴なのか。人間から自由を奪うもの。社会。毒親。世間。翼が行動の自由であるならもうひとつ奪おうとしているのは心の自由でどうか。竜の体を乗っ取る、または竜を自在に操ることのできるアイテムがあって、竜はそれを奪われまいと守っている。それはなぜ破壊できない?竜の心臓か何かを部品として使っていて、それを壊すと竜が死ぬ。

魔女が盗賊に目をつけるのは盗賊が盗みのプロだからだろう。

竜の自由が奪われているという表現。
翼を奪われている→飛ばないと出られない洞窟?
呪いをかけられて洞窟から出られない? 翼という具体的なモノが絡まないだけインパクトが薄い。
鎖に繋がれている? しかし宝を盗めないでいる魔女が竜を鎖につなぎとめたというのだとそっちのほうが難しいだろという気がする。

魔女の立場になって考える。
竜を支配したい。殺したいわけではない。
竜は危険なので自ら手を汚したくない。以前自ら竜とやりあったときは翼を奪うのには成功したが死にかけた。
バカな人間を脅して仕事をさせよう。
どんなやつがいいか。
竜は強いので強いやつがいいが、竜を殺されては困る。
目的は宝を奪うことなのだからすばしっこくて盗みのうまいやつがいい。盗賊か。

やはり盗賊であることが合理的だ。
盗賊を私好みのキャラにカスタマイズしてはどうか。美学や哲学を持って盗賊している。
義賊。安直だが義賊になるかな。富の再配分。
「美しい宝が独占されているのは世界のためでないよね」みたいなキザな方針? これはルパン三世的だな。ちょっと違う。
富めるものが貧しいものから血肉を吸い上げるのが許せない。貧富の差こそが悪だ。という社会正義を持つ? こっちのほうが私の好みだ。

魔女は、盗賊と言えば利益で動くものだから命を危険にさらして脅した上で多額の報酬で釣れば言うことを聞かせられるとタカをくくっている。経済的人間を操る自信がある。
ところが主人公は彼自身の個性としてポリシーで動く詩的存在であったと。人間を経済原理で理解している魔女には主人公のことが理解できず予測できない。

能力的にはやはりThiefのゲームの主人公がモデルとなるな。暗闇から暗闇に移動する。
もしくは忍者。忍者向きのお話だ。言葉としては「盗賊」としか出てこないけど描かれ方が忍者で「ニンジャじゃん!」と読者にツッコませるというのもあり。
いや待った。主人公はなるべく普通の人間に近いほうがいいんだな。竜と魔女と超人の話では遠い話すぎてどうでもいい感じになる。

詩的盗賊。

すると次に考えるべきなのはどうやって竜に殺されないでうまく説得するのかというところと、どうやって魔女を出し抜いて竜を自由にするのかというところ。
* 主人公に特技や超能力がある?
* 竜の洞窟で見つけたなんらかのアイテムを使う?
* 竜の洞窟に行く際にあらかじめ魔女との交渉で借りておいたアイテムを使う?
* 道中出会った仲間の能力?

竜を魔女の目の前に連れてくるというのがたぶんかっこいい。

主人公がヒロインのメンターとなり成長させるという着想があった。活かせないか。
しかし竜はすでに強い。主人公が教えるべき余地はないのでは? 「活躍に導く」という意味では洞窟からの連れ出しがそれに該当するとも言える。
竜をどうやって連れ出すか。なぜ今までは出られず、今回は出られるのか。
例えば主人公がスモールライトを持っていて竜を小さくし、自分の口の中とかに入れて結果を抜ける。
例えば主人公が西遊記に出てくる「返事をしたものを吸い込むひょうたん」を持ってて、その中に竜をいれて連れてくる。
竜が洞窟をあける場合、守っている宝が無防備になる。なので一緒に持ち出さないといけない。するとうまく奪って魔女に持ってきたというテイを装うことになるか。

あー

魔女が竜を殺さずに支配したがっているというのはめんどくさい設定かもしれない。
もし魔女が竜を殺してもいいという立場である場合、盗賊には竜を殺しえる強力なアイテムを貸与する。盗賊は洞窟で竜と対峙する際、このアイテムにより優位に立つことが出来、このアイテムを破棄することで竜の信頼を得ることができる。
別に殺さないアイテムに置き換えればいいだけか。竜を眠らせる薬があり、竜を眠らせるのに成功する。しかし盗賊は竜が起きるまで待つ。竜が起きても宝は取られていない。むしろ竜が眠っている間に宝を守っていたことがわかる工夫があるといい。魔女とは別にゴブリンとかがちょこちょこやってきては宝を盗みに来るとかで、そのゴブリンを捕獲してあるとか。もしくはねてる間に竜についてるなんらかの傷を治療しておくとか。
竜に睡眠薬を飲ませる工夫。変わり身の術でどうか。ニンジャっぽい。主人公が食われた!と思ったら変わり身で、そっちには睡眠薬が染み込ませてあるとか。

いい感じになってきたんじゃないか。

ヒロインについて考える。
抑圧された存在。
魔女からの支配から脱したがっている。
力と宝を持っている分、誰も彼もが自分を利用としようとする。孤独。
切望がふたつあるとよい。
* 自由になりたい
* 愛してほしい

どう表現するか。
自由になりたい。空(洞窟の出口?)を見上げる。鳥を羨望の目で見る。壁をひっかく。
愛してほしい。母親の骨が洞窟内にあってそれに寄り添う? 人間のこどもから奪った人形やぬいぐるみがあってそれを大切にしてる? ホログラフの母親がいる? 彼女は移行対象を持つ。

人間態と竜の姿とがある。

あっ待てよ。
竜を自在に操るアイテムがあるとして。
それは竜が守っているのではなく魔女が開発する。それを竜にかぶせるなり打ち込むなりすると竜を支配できる。これを竜にセットするのが主人公のミッション。この装置をつけていないと洞窟を覆う結界から外に出られない。竜が洞窟から出るためには信頼できる人間の支配下に入って外に出してもらい、その上で装置を解除してもらわねばならない。ジーニーが自由を得るのに必要なプロセスに似てる。


映画見に行くので一旦ここまで。
| マンガのアイデア | 10:17 | - | - | permalink |
18041401
アイデア考え。
今日の方針は、「一旦引く」。

昨晩の考え事では、「主人公はポリシーに従ってヒロインを救い、その後ヒロインが変貌し同様のポリシーに従うと排除しなくてはならない相手になるが、ポリシーと感情との葛藤を経てヒロインの側につく」というものだった。

これだと複雑でアイデアが頓挫しがちなので、一旦構造分解に立ち返って再構成を試みる。

昨晩の着想で重要なのは前半か後半か。
後半である。
エッセンスを抜き出すと、「なんらかのマイナスの要因があり、主人公は葛藤を抱くが、それを乗り越えてヒロインを救うことを選ぶ」というものになる。
この「のに感」が重要。しかし必ずしも「ポリシーに反する」とか「正義感に反する」とかいうものでなくてもいい。
単純な例でいうと「自己保存の法則に逆らう」というのが考えられる。ヒロインに味方することは危険である。自分の利益にならない。しかし少年マンガであればその程度のことは大した障害にならない気もする。自分にとって損になるくらいのことは当然レベルの些末事だ。
かといって他人を犠牲にしたくはない。ヒロインを救うと罪のないこどもが1000人死ぬとかだと嫌な気持ちになる。あくまで主人公の感情を苦しめるというのにポイントを絞れるといい。
主人公が長年準備してきた計画か何かが無に帰するというのはありではある。
最近感じた「これはつらい」という犠牲要素…
あるじゃん! ブレードランナー2049の主人公だ。

私の思い描いている主人公像が円満すぎるのが良くない。
彼自身も救いを必要とする欠けたる存在であるといいのではないか。渇望するものがある。

私の主人公に欠けたところを設定できるかな? 考えてはみよう。しっくり来ないようなら別の方法を考えよう。
リアルの自分をモデルにするなら単純に恋人ができないことになるだろう。しかし作中ではヒロインに肩入れしていくのでヒロインを救おうとするのにあたっての代償には向かない。
ブレードランナー2049をモデルに取るならアイデンティティだな。自分は取るに足りない量産製品だと思っていたら実は特別な存在だったかもしれないということがわかってくる。人生の意味…
ブレラン2049の主人公は自分の人生に意味を求めていたのであり、後ろ(過去)にはなかったから前(未来)に求めたと。そう考えれば彼の行動は彼の救いになっているのかもな。

ICO。ICOにも連想が働いて、ICOは最初自分自身が城から抜け出して助かるために行動している。しかしヒルダ… ヨルダ…
ヨルダだ。ヨルダを助けることが目的になっていく。そこにぐっと来た。
しかしすると、ICOの当初の目的は自己保存だ。利己的と言えなくもない。

でもいいのか。主人公は最初、命の危険にさらされるシチュエーションに叩き込まれる。読者は「主人公がいかにして生き残るのか」に関心の中心を置く。ヒロインと出会い、ヒロインの救済が主要な関心事になる。
あるいは主人公は自分の病なり何なりを治すために旅している。自己保存のために行動している。
ヒロインを救うことが主人公にとって彼自身の目的を遠ざけることに繋がるようだと良い。

主人公… 悲しいやつがいいな… モデルは…?
「欠けている」ということが重要。どろろで百鬼丸が自分の体のパーツを集めるように。オズの魔法使いでブリキの木こりが心を求めるように。なにかが足りない。

現代の我々自身がそれが欠けていると思えるような物がいい。
それは他人からの関心ではないか。
例えば透明人間が「見た目」を欲する。
「他人から関心を払ってもらうこと」ではないか。存在感。
存在感の奪われた存在…? 幽霊?
でもそう考えると主人公が人間から遠ざかっていくに従ってなんかどうでもいいお話になっていくようにも感じる。

うーん。
主人公は愛するものがほしい。
ヒロインを愛する。ヒロインと主人公にとって同時に救いになる。ヒネリがないなあ。

いやしかし、作者である私にとってヒロインが救われるのが私の救いになっている。WinWinでいいのか…?
いいんじゃないか? だから主人公にはぶれないポリシーに従ってヒロインを救ってもらう。それが本願なのだ。

例えば魔女が盗賊を捕まえる。盗賊に死の呪いをかけて、助かりたければ竜の洞窟からこれこれの宝を盗んで来いと言われる。
盗賊は竜の洞窟に行く。竜が実は少女で、魔女と敵対関係にある。魔女が取ってこいと言ったものが魔女に力を与えるもので、これを奪われると竜が死ぬ。魔女も竜の重要なアイテムを持っていて、それが足りないせいで竜は洞窟から出られない。
盗賊は竜に肩入れして魔女から竜の宝を奪って竜を解放する。

そんなかんじ。

もっとヒロインのことを考えるべきではないか。ヒロインの設定。
作中での役割は「救われる」ということ。
モデルは…まあ今のモードなら確実にダーリンインザフランキスのゼロツーだろうな。
何を象徴するのか。どういう人にシンパシー感じてほしいのか。
第一に生きにくさを感じている人。
救いが必要ということは基本的に救われないという状態が前提になっているということだ。救われないという意識があるというのは自分は救われないという原理を見出しているということだ。救われ得ないという原理、法則。
例えば泳げないペンギン。高所恐怖症の鷹。水アレルギーの人魚。

あー

脳のモードがいい感じに詩に近づいてきている気はする。
今日はここまで。
| マンガについての考えごと | 01:09 | - | - | permalink |
18041201
うおおおマンガのアイデア考えに取り組むぜ!

考えよう。

なかなかモチベーションが高まらないので時間がかかりそうだけど次の作品の大まかな予感は整ってきた。
憧れに基づいて作るのだとするとその憧れターゲットはアニメ『ダーリンインザフランキス』だろう。
ヒロインの救いに最大の関心があるという点で、私のマンガの本流の系統になるだろう。
珍しく主人公の感情を描こうという試みにもなるだろう。

あらすじ。
光の支配する世界。
闇に属するヒロインは抑圧されている。
バランスをもたらすというポリシーを抱いた主人公がヒロインを救出する。
ヒロインが主人公の助けで力を伸ばす。
光の支配者を打ち倒す。
ヒロインの闇の力がさらに増し、世界を闇で染める。
世界のバランスを崩す元凶になるヒロイン。
主人公はヒロインを倒さねばならないと考える。
しかし、主人公はヒロインを守るための行動を取る。
オチは未定。
* 主人公はヒロインを守って死ぬ
* 主人公が自らの命と引換えの奇跡を起こしてヒロインの闇を鎮める
* 主人公が死に、ヒロインは宇宙に消えていく
* 主人公が死に、ヒロインは自ら時を止めるなり何なりして封印される


オチが重要。
オチのためには主人公やヒロインの設定からうまく噛み合う布石を仕込んだほうが良い。
基本路線は「主人公がヒロインのために犠牲になってヒロインが救われる」。
* 自己犠牲は安直だから最終的にはそこから脱するなりヒネリを加えるなりしたい
* ヒロインはどのように救われるのか。無害化する? 世界を離れて消えていく? 死ぬ? 世界を滅ぼして唯一の存在になる?

主人公が死ぬことで奇跡を起こすのなら、主人公は何者なのかという設定をうまく考えないといけない。
あるいはヒロイン側の設定をうまく作るか。デビルマンにおける悪魔の本質的能力は「融合」だった。ヒロインも例えば主人公を食うことで闇が中和されるみたいな設定もありうる。
主人公の側が奪う能力を持ってる? ヒロインから闇を奪う?
世界の破滅エンドもそれはそれで面白い気はする。沙耶の唄みたいな。沙耶の唄ってたしかそういう話だよね。
隔離する? 時を止める能力とかがあるとか宇宙船でふたりでどっか行くとか。

闇の力が強いというのは具体的にどういうことなのか。
今回のお話と整合性とるなら意識的に世界征服の計画を立てて実行するみたいなことではない。
本人にも制御不可能なもので、その存在がいるだけで周囲に悪影響が及んでしまうというものであるのが向いている。
たとえば半径500キロ圏内の電気を全て吸収してしまうとか。
周囲の動物を凶暴化させるとか。
世界中の怪獣を目覚めさせて活発化させてしまうとか。怪獣たちのコンディションが同調する特異点であると。

スケールダウンさせたらどうか。別に世界規模でなくて良い。ただ、世界から排除の対象となれば良い。
必要な条件はなにか。
主人公の抱くぶれないポリシーがあり、前半ではヒロインはそのポリシーに従うと保護すべき対象で、後半では排除すべき対象になる。

「弱いものを守る」みたいに方向性が強すぎるポリシーだと、それに違反するためには弱いものを虐げる強者に変貌しなくてはならない。しかし私が求めているのはこれではない。
主人公にとって自分勝手なポリシーにしたらどうか。「可愛いものは守る、かわいくないものはいらない」とか。するとヒロインは折り返し地点でかわいくないものに変貌する。うーん。

ポリシーと違反。どんな組み合わせが考えられるか。
自由にこそ価値がある→自由を奪われているヒロイン→解放する→実は神的存在が憑依する器としての預言者であり、本人の意志は吹っ飛んで神の予言を代行する存在になる?

ヒロインは変貌する。変貌、暴走、覚醒、進化…
そこを核にしたキャラ設定がいいんだな。芋虫→蝶のように、変貌することがわかりやすい元ネタを持ってくる。
カエル?
蛇? 脱皮?
なるほど。これ二次性徴とかの、実際の人間にも該当する現象のあるメタファーにできるんだな。おとなになるということ。
成長するとカタチなり性質なりが変わるもの… 魚… 虫…
例えば混血。竜と人間の血を引いてるとして、覚醒すると竜になるみたいな。
怪獣人間? これヒロヴィラに登場したな。マーメイドが怪獣因子を使った改造人間だ。

考え事が止まってしまったのでここは一旦退いて仕切り直ししよう。とにかくヒロインは変貌するものでどうかという着想を覚えておこう。いいのが思い浮かぶかもしれない。


主人公のポリシー。
基本はやはりバランスかなあ。それ以外の候補でなんかいいのあるかな。私自身のポリシーで今回のお話と整合性あるもの。
* ビジランテの正義
* 弱肉強食よりは平等社会
* こどもは愛されるべき
* ワークライフバランス

うーん。
やっぱり「バランス」かな。何と何のバランスなのかはヒロインの設定による。ヒロインが怪獣人間なのであれば人間と怪獣とのバランス。ヒロインが竜神であれば人間と竜とのバランス。

後半、ヒロインが強大なチカラで世界を支配してしまうと仮定する。
主人公がそのシチュエーションでヒロインに味方するという場合、強者に味方するということになる。そこに違和感を感じる。すでに巨大なチカラで優勢に人間と対峙している勢力にさらに力を貸すということ?おかしくない?
この違和感に遭遇しない展開を考えておくべきだ。
後半のヒロイン、「世界のバランスを崩した(完了形)存在」なのではなく、「世界のバランスを崩しかねない(未来への器具)存在」ということでどうだろう。
あるいはエヴァンゲリオン新劇場版でのシンジのように、中盤で世界の崩壊をもたらしてしまったとか。

この存在が現れたら世界はやばいみたいな存在。なんかピンとくるものないかな。破滅の象徴。やはり竜。ゴジラ。

うーん。

待てよ。スターウォーズもので想像するとして、ヒロインが弾圧されているのはダークフォースの素質があるから。主人公が助け出してアークジェダイを倒す。その後ヒロインのダークフォースが暴走して世界をピンチに陥れる。ということは彼女を解放すべきではなかった、つまりジェダイたちが正しかったというだけなのではないか? 主人公は余計なことをしただけで、もしヒロインを主人公の手で止めるなり何なりしてもそれはただ責任とって尻拭いしたというだけになるのではないか。間抜けな話になる。

主人公は邪竜を倒す使命を帯びたドラゴンスレイヤーで、旅の途中でヒロインを助けるんだけど、その正体が邪竜だったとか?
主人公が僧侶ならヒロインの正体は悪魔…?

主人公が感情で動き、その際にギャップを感じさせるというのができれば良い。ポリシーと絡めると難しいというのであればべつの手を考えても良い。

主人公は自分の命を吸って育つケモノか何かを寄生させている。その目的は邪竜を倒すことである。主人公が命を削って生み出そうとしている存在が、邪竜を倒す切り札とされている強力な兵器。
ヒロインと出会い、ヒロインを助ける。ヒロインが覚醒し、正体が邪竜であることが判る。
邪竜の復活を景気に、主人公が育てていた対邪竜最終兵器が完成する。
主人公はヒロインを守るために対邪竜最終兵器と戦う。

主人公は邪竜を倒すことを使命として生きてきた僧侶か何か。なので対邪竜寄生兵器は神聖な存在。
植木鉢人間? 植木鉢から育つ。植物? 地竜?

邪竜を倒す使命を帯びた僧侶。しかし、邪竜が全て悪なわけではないという理解力を示す。これ、pixivファンタジアRDでのマイキャラ・救罪者ナカヨシのときの動きだな。
ライトセイバーのようにドラゴンスレイヤーを使う技術が流派となっていて主人公はそれを使い、邪竜であるヒロインを守るために自分が育てた聖なる地竜と戦う?


うーん。カチリとしたものは特に思い浮かばなかったか。
今回はここまで。
| マンガについての考えごと | 00:17 | - | - | permalink |
18041101
ダーリンインザフランキス熱が高まったままなのでそこから考え事。

主人公がゼロツーに手鏡をプレゼントする。これは重要。プラスとマイナスが混ざってるのがうまい。
ゼロツーはプレゼントを貰ったことがない(厳密に言うと絵本もらってるからあるんだろうけど)のでプレゼントを貰ったということを喜ぶ。これはプラス。
一方で、鏡に映る自分の姿を見ると自分が異形であるということを突きつけられる。鏡を見れば見るほど傷ついていく。ゼロツーが異常に荒れていくのは鏡が原因だと思う。これがマイナス。
この鏡の小道具がうまい。

映画『エレファントマン』では酔っぱらいかなにかのウザい連中が主人公に絡み、リンチし、とどめとして鏡を見せる。異形の持ち主にとって鏡を見ることは苦痛で、鏡を見せることは残酷に働くのだ。ダリフラはそれを踏まえている。



ダリフラのことを考えていたらすこしアイデアが浮かんだ。スターウォーズもののアイデア。
二部構成にする。
1. バランサー スター・ウォーズ・ストーリーズ
2. 破戒僧 スター・ウォーズ・ストーリーズ

ライトサイドの強すぎる世界があり、ダークサイドの使い手のヒロインがそれを平定する。ヒロインを導くのが主人公の僧。これが第一作目。
第二作目は、通常のスターウォーズと同様にダークサイドの力が強大で、ジェダイやパダワンが平和をもたらそうとして戦う。ダークサイドの使い手たるヒロインはバランスを崩す側なのだ。主人公は葛藤に直面する。
「フォースのバランスをもたらす」のが使命ならヒロインと対立しなくてはならない。

理(コトワリ)と情とが矛盾して、選択が迫られる。ジェダイたちと協力してヒロインを倒すのか、ヒロインを守るのか。

ダリフラに触れて思ったんだけど私はしばらくマンガで感情を扱うことを避けていたように感じる。感情、厳密に言えば異性への好きという感情を作中に持ち込むのを避けている。
「メフィストフェレスのアイドル」は理論で作られていて、たとえばメフィストがリズのことを好きだとかその逆だとかはない。
ヒーローズアンドヴィランズでも、ナカヨシとマーメイドは年の差も作っておいて父親と娘のような関係にしている。

なんだけど、ダリフラ見てハマるのはやっぱり恋愛感情を扱っているからというのは外せないと思う。
ロマンだ。

ま、恋愛感情を全面に押し出してどろどろ描くのはやっぱり私の好みではないのだけど、私なりの角度で感情をお話に絡められたらパワーが増すと思う。
別にベタベタ抱き合ったり好きだ好きじゃないと読み返すのがつらい台詞を言わせたりしなくても良い。
ただ、登場人物の行動の動機を感情に置くケースを描いたらどうかなということだ。

スターウォーズもののアイデアで言えば、主人公の僧は「フォースのバランスを守るべき」だけど「ヒロインを守る」。理と感情が矛盾するとき、感情で動いてしまうのだ。この着想は自分でかなりぐっときた。

なのでこのアイデアで描けないかな。

あー

いや。二部構成にするとモチベーションが保たない可能性が高い。
上記のアイデアを凝縮させて可能な限り短い短編にまとめるべきだ。スターウォーズから離れても良い。

エッセンスはなにか。
ダーリンインザフランキスからの触発と、自分の持ってるテーマとの確認。
現在描きたい要素。


* ヒロイン
 * 幸せになってほしい
 * 読者が感情移入するターゲットにできると良い
 * 生きにくさを感じている
 * 救いを必要とする
 * 強い。作中の主要な外部的問題を最終的に解決する。
* 主人公
 * 哲学的。僧侶的存在。
 * 保護者的
 * キビキビしている。意思が行動に短距離で結びつく。
 * 自らの哲学(理屈)に従って生きるが、感情によっても突き動かされることがある
 * ヒロインに救いをもたらす
 * ヒロインに対してメンター的存在になる
* シーン
 * 主人公がヒロインに優しくする
 * ヒロインが強い
 * 主人公が行動方針(ポリシー)を述べる
 * 主人公が行動方針に反した行動をする
* 読んでる際の感情操作
 * ヒロインに救われてほしい
 * 葛藤する主人公がどっちを取るのかでハラハラする
 * ヒロイン救われてよかったね

ある種の読者にとって救いとして作用させるのが最大の目標である。
作中ではヒロインが救われることが最大の関心事なのでヒロインを感情移入できるように作れるのが理想。なんだけどダリフラ見てたらそのへんはあんまりこだわらなくていいのかもと思えてきた。
自分と重ね合わせられるかどうかは置いておいて、キャラが救われればそれだけでカタルシスになる気がする。だったら描き易さとか動かし易さを優先させてもいいかもしれない。

主人公は理と感情との葛藤に直面する。どういう展開でだろうか。
なんらかのポリシーを持っていて、そのポリシーに照らすと倒すべき敵を見出し得る。
ヒロインと出会って彼女を保護し、二人の間には温かい情が育つ。
ヒロインが覚醒するなり正体が判明するなりして、彼女は主人公にとって倒さなくてはならない存在であることが判る。

フォースのバランスという概念はこの着想においてはかなり整合性あるな。
フォースのバランスを保つためにこそ主人公は最初ヒロインを助ける。
その後ヒロイン自身がフォースのバランスを崩すのであれば、ヒロインを助けたのと同じ理由でヒロインと敵対しなくてはならない。

最初のヘルプもポリシーに従って実施されるべきなんだな。同じポリシーが後半主人公の首を絞めると。

では具体的には? どういう哲学? どういうヒロイン? なぜ倒さねばならなくなる?

スターウォーズ以外のところからちょうどいい設定がないか探せないかな。
常套手段としては昔話、童話。

バランス… バランスが大事… バランスが崩れた状態から始まり、ヒロインによりバランスが回復し、ヒロインの力が強すぎて再びバランスが崩れる。
小学生の頃描いたマンガ『ハーレーマン』では雨と晴れとのバランスが重要だった。天候?
雪の女王? 砂漠の国?
単独で世界のバランスを崩し得る存在。太陽?

基本的には負の属性を持っている。故に忌み嫌われている。故に救いが必要。すると初期状態で正の状態が過剰になっていなくてはならない。やはりジェダイの世界だな。
二律背反セットを思い浮かべる。
* 天使と悪魔
* 光と闇
* きのことたけのこ
* 夏と冬
* 温暖と寒冷
* 晴れと雨
* 昼と夜
* 文明と野蛮
* 都市と田舎
* 人工と自然

都市化が進みすぎた世界があり、自然の力を引き出す精霊のようなヒロインがいる?
つまりチカラが強くなりすぎると世界を破滅に導きかねない存在ということだな。これはアナと雪の女王のエルザがそうだった。

竜使い…
怪獣使いでどうだろう。彼女は怪獣の女王的存在。彼女のチカラが増すと、世界中で眠っている怪獣が次々に目を覚ます。

最終局面から逆算する。
世界中で怪獣が活動していてひとの住めなくなった世界?
氷に覆われた世界?
竜に支配された世界?
闇に包まれた世界?
風の吹き荒れる世界?
悪魔のはびこる世界?
森に覆われた世界?

ウーンねむい。ここまでにするか。
| マンガについての考えごと | 00:05 | - | - | permalink |
18071101
頭空っぽモードでゲームやったりアニメ見たりしていたところにアニメ『ダーリンインザフランキス』にハマったので、これをマンガのヒントにすべきだな。
低空飛行ながら練っているスターウォーズのアイデアも一応ダリフラと骨格のところが似ている。孤立したヒロインがいて、主人公が味方となり、彼女に救いをもたらす。ヒロインに救われてほしい/幸福になってほしいというのが読者にとっての最大関心事になるような設計。

お話に取り組むにあたっての私の姿勢は硬すぎる気がする。「フォースはバランスが重要だ」とかいうのは人間からは遠い水準の理屈だ。心が通ってない。ダリフラ見てるとゼロツーに(というかみんなに)幸せになってほしいと心が動かされる。心の水準にどっぷり浸からないまでもタッチするくらいは意図できると良い。
| マンガについての考えごと | 07:16 | - | - | permalink |
ダーリン・イン・ザ・フランキスは神アニメだと認めた
結論から言うとダーリンインザフランキスは神アニメである。

昨日見始めてから一日経って脳がだいたいダリフラに占拠されていたので続きを見たところ、ドハマリし、最新話まで一気に見た。というか13話完結だと思って安心して見てたらこれまだ完結してないじゃん!2クールじゃん!続き待たねばならんのか!!

以後ネタバレあるので注意。

主人公が序盤のウジウジ感を払拭してどんどん良くなっていく。
13話で明らかになるけど彼はこども時代非常に行動的で、大人たちから煙たがられていた。で、当時のゼロツーに接触し、罰として記憶を消されてる。多分記憶を消されたというか脳の働きを抑制するような薬品で処置されたんじゃないか。だから序盤のウジウジも彼の本来の人間性ではなくどうも体制側による調整の結果そうなっていたと考えられる。

私が危惧していたのはただ主人公を甘やかすだけのハーレムアニメなんじゃないかということだったんだけど全然そんなことはなかったところが良かった。
序盤はゼロツーによる主人公好き好きムーブが過剰で抵抗感あったけど、途中からゼロツーのテンションが明らかに落ち、言動も荒れ、主人公にも辛く当たる。
主人公以外の男女間もザラついた関係ばかりだ。パートナーのことが大好きなふとっちょがいるんだけどそのパートナーの女の子は志願して別のパートナーと組むことになる。
主人公に片思いしている女子がいて、その女子に片思いしているナイスガイもいる。この片思いメガネのゴローというキャラはロックオンストラトス兄系の保護者的いいヤツキャラで私の好きな系統だ。
男女のザラつきは見覚えあるなと思ったらアニメ『キズナイーバー』とアニメ『あの夏で待ってる』だ。ダリフラはトリガーアニメなんだけど(今日はじめて認識した)、キズナイーバーもトリガーアニメだ。あの夏と作画監督が同じらしい。

ちゃんと「他人によってもたらされる傷」を描こうとしていると感じられる。そこが良い。その要素が私が問題視しているハーレムファンタジーへのアンチテーゼで、偉い。

ヒロインも主人公たちも研究所ボーイズ&研究所ガールズだ。研究所ガール=研究所で実験体として育てられた薄幸の存在というのは私の好きなヒロイン像のパターンで、ヒーローズアンドヴィランズのマーメイドがそういう感じ。映画『ローガン』におけるX23もこの系譜。

今回のハマり方はシナリオの優れたエロゲへのハマり方に似てる気がする。
関心の中心事はヒロインで、その幸せを願い、主人公の行動にその願いをかけるという感じ。

主人公とヒロインが過去に出会っていたという記憶を取り戻したようだし、今後は彼らふたりの親密度が上がるのではないか。

13話で登場した絵本の内容が今後の展開のヒントになるなら、主人公を食い尽くさないためにゼロツーのほうから主人公に別れを告げるという風になるんじゃないかな。で、ふたりが再度くっつくにはどういうエピソードになるのか。楽しみだ。
ヒロインは人間になるわけではないのだろう。化物のままで愛し合うか、ヒロも化物になって愛し合うのではないかな。世界から孤立しているゼロツーに世界で唯一徹底的に寄り添っていく主人公というのがこの作品のロマンなんじゃないか、というか私はそうあってほしい。

続きが楽しみだ!待てない!
| マンガについての考えごと | 01:20 | - | - | permalink |
18041001
今アイデア練ろうとしてるスターウォーズもののヒロインとダリフラのヒロインとは属性がほとんど一緒だ。その世界に大部分の人間にとって恐ろしい存在であると。やっぱり似たような思考なんだな。オタク思考。

ダリフラにハマりがちなのはやっぱりヒロインに魅力があるからだな。スターウォーズもののアイデア、主人公とヒロインとの間のやり取りを具体的に想像を膨らませていくことができればモチベーション上がってくるかもしれない。

主人公がウジウジしているのは感情移入ターゲット要素なのかもしれないな。ウジウジした視聴者に感情移入してもらいたいのかも。
いややっぱり違うな。お前ら(視聴者)はこんなにウジウジしたイライラさせる存在なのだという意地悪な意図があるのではないか。
| マンガについての考えごと | 07:21 | - | - | permalink |
18040902
考え事。

マリオオデッセイをクリアした。新しい面が追加されたりしてるけどこれ以降はやりこみ要素だろうからやらなくていいや。

アニメ『ダーリンインザフランキス』を見始めた。

面白いんだけどうーーーん。
私が「こういうのばかり見ていてはいけない」という型にハマっている。
つまり、「美少女が、受動的な主人公を積極的に好いてくれる」というもの。視聴者を甘やかす構造。
第四話まで見て、主人公にイライラさせられっぱなしだった。行動力がない。意志と行動との結びつきが弱い。ウジウジしている。
このイライラは映画『冷たい熱帯魚』から感じるイライラと同系統のものだ。私はどうも、意志と行動とが短距離で結びつくキャラが好きで、思いとは裏腹に行動しないキャラが嫌いなようだ。
ダリフラの主人公はエヴァンゲリオンのシンジくんの系譜で、うじうじしており自分の思いを行動で表現する力が弱い。だからこれは視聴者に好かれるための設計ではない。視聴者に自分の嫌な面を突きつけるのが狙いではないか。

この主人公がヒロインに好かれる理由は彼女を化物扱いしないから。これは私も自分のマンガで何度かやったので判るんだけど、ハードルが低い。視聴者にとっても、視聴者自身が再現可能だ。むしろ彼女を化物として気味悪がる周囲の人間のほうが異常に見える。
要するに、彼女を受け入れることで彼女から好かれるという構造は視聴者からしてみればノーリスクでハイリターンを得られるものになっていて、これが甘やかしだ。

なので、こういう作品ばかり見ていてはダメだと感じるんだけど、結局狙い通りに私もこの作品のヒロインが好きになっている。甘やかされだ。
シャクだけど面白いというやつ。

その作品世界において忌み嫌われている存在に対して主人公だけが普通に接する、というのは安直なやり方なんだけど、私も常に使っている。人のことを批判できないな。
いや…
ちょっと違うな。ダリフラの主人公は今のところ、ヒロインにそんなにやさしくない。そこか! ダリフラの主人公がもっとヒロインに対して親切であたたかい接し方をしているなら私もストレス感じず支持できたのではないか。しかしそうではなく、主人公も積極的にヒロインにポジティブな接触をするわけではない。あくまで受動的に、ヒロインが向こうからなぜか主人公のことをやたらと気に入ってくれている。ギブとテイクのバランスが均衡でない。そこがイヤなんだな。
たとえばガンダムダブルオー後半におけるセルゲイ・スミルノフとソーマ・ピーリスの関係は良い。あたたかい。イラつかず、引っかかりなしに好きになれる。
ギブとテイクはバランスが取れているか、主人公(ヒロインでないほう)側のギブが過多であるほうが良い。

後半は違ってくるのかもしれないけどこんな感じで進むのなら私なら主人公はチェンジしてほしい。
どんな主人公がいいのか。既存の作品から探すと…
Fateステイナイトの衛宮士郎はかなりいいと思う。あーでもあいつもハーレムの… いや、しかしいいやつだし行動力あるし料理もできる。納得の性格ではある。

ブローノ・ブチャラティ! 彼も理想的だな。幼少期に父親を守るために殺人まで犯してる。優しさと行動力と断固たる意志がある。
そうだよブチャラティだよ。彼は別に作中で成長するわけではない。発展途上キャラではなくブレない魅力のキャラだ。そういうのが好きだ。

まあいいや。ダリフラ序盤主人公は反面教師としよう。
私のナカヨシはブチャラティやスミルノフを目指しているのだ。



アイデア練ろうと思ってたんだけどこんな時間か。今日は諦めるか。
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