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20092101
着想。

作中で差別にさらされる存在候補。
1. 宇宙人
2. 転生者

今、多くの作品で転生というお約束が共有されている。ある種の読者は転生者という属性に共感を持ちやすいのではないか。

日本では朝鮮学校や在日外国人に対する差別がある。
彼らに対する嫌がらせの言葉の代表的なものは「国に帰れ」というものだ。
「帰れ」という嫌がらせはよそ者属性にくくられる相手に広く使われる。
* 在日外国人(及びその子孫)
* 移民
* 難民

なので作中で差別される存在はこの「帰れ」を言われる存在としたい。

転生者の場合。
転生者は何かしらかの高いスキルを持つという特徴がある。
そこで、モンスター狩りなど危険な仕事に従事させられる。
城壁に囲まれた安全な街と、その外部の冒険者の街とがあり、転生者は城壁内に住めないという差別がある。
転生者はその世界ではかなり研究されており、転生者でないものとの区別の方法が確立されている。
転生者はその世界の能動的な働きかけによって転生させられる? アメリカにおける黒人奴隷のように。そうすれば「自分の意志で来たわけじゃないのに『帰れ』と罵られる理不尽」を表現することができる。

転生者がその世界の警察に理不尽に殺されるという事件が多発する? 転生者は基本的に強いはず。ほいほい殺されるか? なにか魔法的な秘訣があるのか?

転生者に対する差別の具体的表現。
BLMを参考にするなら、警官に理不尽に殺される。
外国人労働者を参考にするなら… 仕事の賃金踏み倒し?

転生者にとって転生先の世界はオンラインゲームのようなものとして認識される。なのでオンラインゲーム的な表現… 垢BAN? 転生者を制御する魔法体系があり、BANの魔法がある?

転生者たちは抑圧に耐えかねて権利を求める運動を起こす。ゲーム的な表現? たとえば複数のPCが同一の座標に移動すると全員が縦に積み重なることができて天にも届く人間の塔が出来上がる。これでアピールする。
国は賢者に膨大な予算を渡し、このバグを修正する。お金は転生者達の求める権利のためには使われず、彼らの声を弾圧することにのみ費やされる。

ウーン転生者…
その国での国籍がもらえない。これだな。国籍付与条件、出生主義でも血統主義でも転生者では該当しない。
国籍がないので実生活上の様々なデメリットを受ける。
病気になって医者にかかっても保険が適用されない。
戦闘系じゃないスキルの持ち主も転生者にはいる。彼らは警察に殺されがち?

転生者はモンスター狩りを主に行う冒険者の仕事しかさせてもらえない。
冒険者向け保険の仕組みはあるが国籍がないものはそれに入れない。


エイリアンだったら第9地区が参考になる。第9地区のエイリアンたちは定められた居住区に押し込められている。
すると、転生者たちは転生者居住区に住まいを限定させられている?

ヘイトスピーチ。
転生者たちへの差別を助長するヘイトスピーチ。
「あいつらは人んちに勝手に上がり込んできてタンスを漁ったり壺を割ったりする。生まれついての泥棒だ。」
「転生者は盗みを働く」という偏見が根付き、すべての盗みはまず転生者を疑うという風潮になっている。
冒険者稼業は不安定で危険が伴うから戦闘向けでない転生者は街で働かせてくれるように希望を出すも、「盗人に商品を任せられるか?」という論法で雇ってもらえない。

ウーン 今日はここまでにするか。転生者を被差別種族にするという着想は伸びるかもしれない。
| マンガについての考えごと | 00:06 | - | - | permalink |
20091801
アイデア探し。

抑圧されたものの爆発。それを助ける存在。
この構造の作品。
* マッドマックス 怒りのデスロード
* ジャンゴ 繋がれざる者
* プロメア

抑圧されたものの爆発の参考にBLMを持ってきたい。

マッドマックスは核戦争で崩壊後の砂漠の世界。
ジャンゴは西部劇。
プロメアはなんかSFっぽい近未来っぽいところ。

どういう味付けにするのかというのが重要。
お話の筋はほぼ型どおりになってしまうので。

ジャンルの選択…
SF…? ウーンSF…

象徴を下敷きにした世界観構築。

昔話とかでよく知ってる意外な作品がこの構造を持っていたりしないだろうか。
あるいは昔話とかでよく知ってるお話をちょっと改造してこの構造に当てはめる。

うーん
さるかに合戦とかかちかち山なんかは最初に加害から始まるから似てるといえば似てる。でもどっちかというと復讐譚だなこれは。

日本人は江戸時代にお殿様に治めていただいていた的な思考が染み付いているらしく、権力に対して批判的態度を取ることを悪だとする風潮が強いという。
私は権力は基本的に悪だと思っているから権力には批判的だ。この辺を上手くお話のフックにできればいいんだけど。

生命体のいる星を発見する。知的生物だが地球の文明よりかなり劣っている。地球人は彼らを連れ去り地球もしくは宇宙コロニーで奴隷にする。彼らは団結して抵抗運動を始める。うーん。
日本で言えば差別を受けやすいのは外国人。つまり「よそもの」。村八分思考と根は同じ。
外から来たもの… 異星人… 異次元人… 「異なる」ということ自体が恐れを招く。

よそ者でなければそれなりに許容される? 例えば特定の宗教の信者。例えば特定の政治結社の一員。セクシャルマイノリティ。障害者。印象としてはやはり「よそもの」という方が日本における差別の根源という気はする。

アンドロイドは人間が作り出したものなのでいわば内側から発生している。なので差別の対象になるという印象があんまりない。
よそ者。やはり宇宙人…?


ウーンあんまりすすまなかった。ここまで。
| マンガについての考えごと | 00:41 | - | - | permalink |
20091701
アイデア探し。
BLM周りについて思いを巡らせることでヒントを探す。

我々日本人にとってはBLMは遠い国の話だ。だから日本で触れるBLMというのは「ネットで誰それはBLMについてこういう事を言っている」「BLMとはこれこれの解釈をされているけど自分はそうではなくこう思う」みたいに、間接的な接触がメインだ。
身近な活動ではなく、それについての態度が問われるテーマのようなもの。

作中で、差別の廃止を求める運動がある。その運動自体の決着は作中ではつかない。
その運動に対してアンチに働く人間と応援する人間とが登場する。

BLMをその世界における神秘存在として描く。龍とか怪獣とか空飛ぶクジラとか。人間にとっては不気味な存在。それに対して我々がどういう眼差しを向けるのかの違いがお話の焦点。今すぐ殺すべき害獣だとみなす派閥。平和的な存在だという派閥。その存在はなにか訴えてくる。

うーん。

主人公やその周辺のキャラたちは「眺める存在」だな。アメリカ在住でBLMが身近な出来事として感じられる作者であれば活動を内側から描けるかも知れないが。

良くも悪くも解釈できる巨大な運動なり生物なり怪獣なりがいる世界。

うーん。宗教がやはり近いかなあ。
ある神がいるとして、それを神として崇める勢力と悪魔として排除する勢力とがいる。

あー

弁護。
ネット上で社会問題について調べるときの動機、多くが「ある人物が不当に批判されている」と感じたときだ。その人物を弁護せねばという動機に駆られる。
私が現実世界で感じるこの「弁護せねばという使命感」を作中の主人公のものとして描くことができると良さそう。
すると、主人公の立場から見て不当だと見える非難を受けている人物なり活動なりが出てくると良い。

大坂なおみ選手なんかどうだろう。ブラックライブズマター運動に賛同する行動をしていた。で、日本ではそれを批判する人もいる。
主張のある活動をしているヒロインがいて、世間はヒロインに非難を浴びせる。主人公にはその活動の意義が理解でき、弁護に回る。

作中で何らかの存在が権利を求める闘争をしている。
よくあるパターンとしては… アンドロイド。または遺伝子改造奴隷種族。
で、人間様としてはそんな召使いどもの権利主張なんて認めてたまるかという態度が主流。
で、その権利闘争に賛同する人間がいる。
作中の主要な話はどういうあらすじになる?

うーん。まだまだ脳のエンジンは掛かってないな。ここまで。
| マンガについての考えごと | 00:53 | - | - | permalink |
20091601
アイデアを考えたい。

TV版のZガンダムを見ているがすごく面白い。面白いし、テンポが良いし、ストレスを全く感じない。こんなに素晴らしいアニメだったのか。
ゲームは相変わらずApexをやっている。戦闘であまりにもすぐに死ぬ。

今念頭に置いているテーマはヘイトスピーチ。
他にヒントはないかな。
排除アートが嫌い。
怪獣。

作中で爆発する存在。
要はBLM運動の象徴。
小さい存在が集まって合体して巨大な怪獣になるようなやつだと良い。

フィクションの作中で差別されがちな存在。
オーク。
ゴブリン。
アンドロイド。
超能力がありふれた世界における、超能力を持たないもの。
蟻?
メダカ?

その作中世界において、「○○は犯罪者ばかり」「どうせ○○が悪いんだろ」と偏見を向けられるような存在。
亜人にするなら掛け合わせるべきなのは現実世界で嫌われがちな存在。


---

たいやき屋だ。
私のマンガへのスタンスはたいやき屋のようなものだ。
包括的な料理人だったら様々な料理を出すことができるだろう。前菜、主菜、デザート、付け合せ…
たいやき屋はたい焼きしか出さない。ちょっと餡のバリエーションや生地の色に違いがあるかも知れないけど、たい焼きという枠組みは変わらない。

で、私の描きたがるようなマンガはワンパターンだ。
抑圧されたものがいて、抑圧するものがいて、主人公は抑圧されたものに味方する。
象徴の手法を使う。
社会問題を発想の種にする。

今現在注目している社会現象はなんといってもブラックライブズマターだ。
2020年を特徴づける出来事はいくつもある(ありすぎる気がする)。生活に最も大きい影響を与えているのはCOVID-19だが、マンガのネタになりそうなのはBLMだ。
COVID-19はSFマインドの持ち主には良い題材なのではないか。伝染病により社会はこんなに変わった!バイオハザードの世界だ。

この時代に生きてるのだから、BLMをいかに気の利いた象徴的手法で表現することができるか、というのを自分の課題にしても良いのではないか。

最初に考えたのは怪獣なんだけど、怪獣だと第一の行動の選択肢が暴力になってしまう気がする。しかしBLM運動においてはむしろ暴力を振るわないことが大事だ。
破壊を行う存在ではなく「主張する」存在であるのが良い。
すると…巨人?
超巨大ロボ?
都市並みのサイズを持つ宇宙船?

BLMについての知識を増やさねばならぬな。

BLMの具体的な運動で私の知っているものといえば?
* デモ行進
* 自動車にメッセージを書いて街を走る
* 人間の鎖
* スポーツ選手が、ヘイトクライムの犠牲者の名前のついたマスクを付ける
* ホワイトハウスの前の道路に大きくペイントする

BLMは今の所、脅しや交渉ではないように感じる。
これがストライキだったら、会社が利益を出すことができないという現実的な損害をカードにした交渉になる。
BLMは訴えるばかりで交渉のカードに乏しいように感じる。
なんだけど、多分知識が足りてないだけだな。BLMとはなにをゴールとした運動なのか、それすら即答できない。

Wikipedia記事に目を通そう。



BLMは組織ではなく運動である。厳密にいうと組織もあるけどその組織は活動の一部でしかなくて全体ではないということらしい。
運動自体が厳密に組織化されたものではないから要求も明確なものがあるというわけではないらしい。様々な要求がその運動には含まれる。概ね、警察による無実の黒人の殺害への抗議ということだが、具体的な要求はよくわからない。それらの警官を処罰せよということだろうか。
「この要求が満たされたらBLMは終わる」とか「BLMの要求を無視し続けるとこんな困ったことになる」とか、意外と運動の核心となるところが理解できていないな。

「声を上げる」ということが重要なのかな。
サンドバッグを殴り続けているとする。ある時、サンドバッグが「殴るな!」と声を上げるとする。殴っていた当方としては「サンドバッグってしゃべるのか!」というのが衝撃になる。
するとBLMも「黒人が声を上げる」ということ自体が白人たちにとって衝撃だったのではないか。自分たちが反撃を受けるとは思っていなかったものが意思表示できる生き物であることを発見する。

うーん…

黒人を始めとする低所得者層はエッセンシャルワークと言われる公共的価値の高い仕事に従事していることが多い。ゴミ収集や医療や介護や。
日常的に労働力として依存しておきながら差別するという構造。
だから「なんだかよくわからない不気味な存在」では象徴として弱い。
森の奥や山の洞窟に澄んでいる不気味なゴブリン族、とかでは象徴として不適切である。
ファンタジーにするなら、日常的に人間がその恩恵を受けているような労働をしている種族であるべき。召使い妖精のような。

そうするとアンドロイドが向いてる?

アメリカにおける黒人のルーツはプランテーションの労働力としてアフリカから奴隷として連れられてきたということなのだから、そもそも持っていた自由意志を否定されて現在の労働者の立場にいるという条件を満たせる設定であるのが望ましい。アンドロイドだと人間がゼロから作っちゃうから象徴が一致しない。
ゴブリンとかの種族に洗脳デバイスをつけるなり遺伝子改良をするなりして作り出した奴隷用種族? これは猿の惑星におけるエイプたちだな。


今日はここまでにするか。

| マンガについての考えごと | 22:52 | - | - | permalink |
20091401
メモ。
* 主人公はヘイトスピーチとヘイトクライムを止めようとし、忌み嫌われる
* 主人公は怪獣を止めうるパワーを持つ変身能力を持つ(が人々は知らない)
* 主人公が忌み嫌われた結果、民衆によって殺される
* 主人公の死とは無関係に、ヘイトクライムによる不満が爆発し、怪獣が現れる
* 人々は巨人(主人公が変身したもの)に助けを求めるが、現れない
* 大規模な破壊が行われ、ヘイトを行っていた人々は滅びる

すると主人公と怪獣との間に直接の接触はない?
| マンガについての考えごと | 12:49 | - | - | permalink |
20091301
アイデア探し。

ヘイトスピーチ→ヘイトクライム→被差別者たちの爆発、という構造をヒントに。
抑圧された者たちの爆発というと、怪獣。
爆発としての怪獣を倒すのなら、それはヘイト拡散側(差別を煽動する側)の立場になる。
だから、ヒーローはむしろ、ヘイトスピーチやヘイトクライムのほうと戦うべきで、それが怪獣の登場を防ぐことになる。

魔王の復活を阻止しようとする勇者みたいなものだ。
これこれを虐げると強大な復讐者となって返ってくるのでやめろ!という活動をしている主人公。
市民からは煙たがれ忌み嫌われている。
市民はヘイト行為をやめない。
ついに怪獣が登場し暴れだす。
市民はヒーローに助けを求めようとするも、ヒーローは彼らた追い払ったためにもういない。
怪獣が街を破壊して終わり。

このストーリーだとヘイト行為をやめない人に対しての皮肉による攻撃的なメッセージを持った作品になる。それで良いのか?
何かが救われる話であるほうが好きだ。
救われるべきなのは虐げられた者たちであるべきだ。
このケースでの虐げられた者たちにとっての救いとはなにか。



怪獣が暴れるのを通してヘイト行為が止むことだろうなあ。
もちろん、現実世界で言えばヘイト(マイノリティや弱者に対する憎悪)自体が発生しないのが一番良い。ヘイトスピーチが行われず、ヘイトクライムが行われず、よって、それらの撲滅を求める反動運動も怒らない。

怪獣…

怪獣以外の表現は?
ヘイトが導火線となり爆発する爆弾。
まず暴動。現実的な表現。マンガ的には描くのが大変そう。気の利いた表現で象徴したい。
被差別者の変身。
被差別者の闇落ち。
被差別者の持つ超能力の暴走。
天変地異など、神の怒りの表現。
隕石落下など、物理現象。ポルターガイスト的なもの。

やっぱり怪獣かなあ。
すると、怪獣を応援するという話になる。それでいいんだろうな。怪鳥以津真天現るによって敷かれたレールであり、今回も理屈で考えてその方向になるということは、私にとっての重要な持ち味だということだ。

ただし、怪獣を刺激するな!と訴えるというフェイズは挟むべきだと感じる。じゃあやはり、ヘイトスピーチやはめろと主張して忌み嫌われるという主人公像になってくる。

主要登場人物。
* 主人公(1):ヘイトスピーチはやめろと主張し、忌み嫌われる。
* ヒロイン(2):ヘイト受ける立場。怪獣となって暴れる。
* 無自覚なヘイト拡散者(3):基本的には立派な大人で正義感もあるのだが差別に対して鈍感。自分が社会のマジョリティであるため差別を意識したことがなく、だから自分は差別に加担していないという認識。最近のニュースで言うとつるの剛士さんのようなポジション。
* 積極的なヘイター:(3)を擁護し、主人公を糾弾する。ネトウヨ的なもの。

一旦ここまで。
| マンガについての考えごと | 18:05 | - | - | permalink |
20091202
アイデア探し。

最近のヒント。
* つるの剛士氏と町山さんとの間の論争
* 排除アートが嫌い
* クトゥルフのゲーム
* APEX LEGENDS
* 天晴爛漫
* ガンダムバトルオペレーション2
* オーバーウォッチ

体験としてインパクトが強いのはApex。かなりハマっている。負けると悔しい。
つるの剛士氏の話題から少し理解が深まったヘイトの問題は今までのマンガでも触れがちなテーマだ。邪竜の翼1とか、ヒーローズアンドヴィランズとか。
排除アートの問題もヘイトと関係ある。つまりは弱者に対する攻撃が問題なのだ。

ヘイトスピーチ。差別煽動。
差別意識から出る攻撃。ヘイトクライム。
ヘイトクライムとしての排除アート。偏見と不寛容の表出。

つるの剛士氏は自身がヘイトスピーチを行ったという認識はないと思う。私も今回の件で調べるまでヘイトスピーチとは何なのかをきちんとは理解していなかった。
差別を意図していなくてもヘイトスピーチが行われることがある。それがどんな爆弾につながっている導火線なのかということに発話者は敏感であったほうが良い。
意図しないヘイトスピーチが巨大なヘイトクライム&暴動につながるというドミノ倒し的な現象を描けるとひとつの作品にはなりそう。

うーんしかし、自分的にはピンとこない。
だからサブプロットなり背景情報なりに使えばいいのかも。橋の下に排除アートが設置された、設置のきっかけとなったのは著名人のだれそれのツイートである、といった。

偏見(ヘイト)に基づいて作られた排除アート…
いわばヘイトアート。
特定の属性の持ち主を狙い撃ちにするような嫌がらせ効果を持つ物体。うーん。
例えば橋の下に生物の滞在を許さない巡回ロボ。別にホームレスを狙い撃ちにしているわけではなく、たとえ大統領であっても橋の下にとどまれば排除されますよ的な広報がされる。しかし、実際には橋の下にたむろするのはホームレスだけであり、その機能は暗黙的にホームレスを標的にしている。ホームレス狙いじゃないというのは詭弁である。そういう物体。

この路線で行くなら「作中で差別される存在」をまず定義しなくてはならないな。日本における外国人のメタファー。
* 第9地区のようにエイリアン?
* アンドロイド?
* ゴブリンとかのモンスターっぽい種族?

違法滞在者のことを英語でエイリアンというので、エイリアンに象徴させるのは理にかなっている。
『第9地区』が参考になるだろうな。
エイリアンに特有の行動があり、それを阻害する邪悪なヘイトアートが存在し、それにまつわる話。うーん。

あー。
ヘイトクライムは反発としての爆発を呼ぶ。だからヘイトクライム自体も避けるべきだし、それに誘発されて起こる惨事はもっと避けるべきだ。
例えば史上最強の怪獣がおり、その幼体が発見される。
この生物が敵対したら人類は滅ぶ。
ところが人間社会の中でこの生物に対するヘイト(差別的偏見)が万円し、殺処分しろという風潮が形成される。
人類は幼体を虐待する。幼体は自力で逃げ、身を潜める。たまに人間に遭遇しては殺されかけ、逃げ出す。幼体は人類への憎悪を募らせる。
幼体が成長し、人類には手の施しようのない強力な怪獣となって戻ってくる。
怪獣は人類に牙を剥き、人類は滅びる。

うーん。

今日はここまで。
| マンガについての考えごと | 00:24 | - | - | permalink |
20091201
つるの剛士氏の「(野菜泥棒の犯人の目星は)畑近くの工場で働いてる外国人」発言について。

以下のツイートをRTで見かけ、自分はそうは思わないと感じた。
https://twitter.com/symbolix/status/1304206336154980352



以下、ツイッターに投稿するためのテキストをメモ帳に整理したもの。


[用語の解説]
* ヘイト=マイノリティに対する否定的な感情。憎悪感情一般のことではない。
* ヘイトスピーチ=差別を煽動する効果を持つ情報発信
* ヘイトクライム=マイノリティに対する差別に基づく攻撃
(出典:『ヘイト・スピーチとはなにか』師岡康子著 岩波新書)

[要点]
* ヘイトスピーチとは差別煽動である
* それが事実であれ、犯罪傾向と、ある特定の属性とが関連あるように印象づける情報発信は差別煽動につながる
* つるの氏による「犯人の目星」発言はヘイトスピーチに該当する
* ヘイトスピーチは差別意識に基づく犯罪(ヘイトクライム)につながる
* 差別意識が社会に蔓延すると、差別されている人々の不満が爆発して大きな社会運動を引き起こす
* アメリカでは黒人へのヘイトが蔓延しており、白人警官による黒人の射殺というヘイトクライムが多発した
* その結果、BLM運動につながった
* ヘイトクライムの予防のためにも、BLMのような社会運動につなげないためにも、ヘイトスピーチには敏感になり、それを予防していくのは合理的である
* 上記の理解は町山さんの各種解説から学んだ
* 町山さんの個人的な恨みにのみ動機を還元するのは事態の矮小化だと感じ、賛同しかねる


[補足]
犯罪傾向と、ある特定の属性とが関連あるように印象づける情報発信について。
現行犯で逮捕された、犯罪の実績に疑いようのない犯人がいるとして、その人物についての情報は無限に存在する。
例えば
* 少年週刊ジャンプの愛読者である
* 新聞は読売新聞をとっている
* 趣味は釣りとゲームである
* AKB48の熱心なファンである
* 毎晩ビールを3缶飲む
* 職業は会社員である

情報は無限にあるが情報発信は無限にはできないため、この人物の特徴を上げる場合、そのメディアがピックアップした属性が「犯罪傾向と関連あり」と強調されることになる。

* 犯人はジャンプ愛読者
* 犯人は釣り人
* 犯人はゲーマー
* 犯人は読売新聞購読者
* 犯人は酒飲み
* 犯人はAKBファン

いずれの取り上げ方であっても、犯罪傾向とその属性との結びつけを誘導する。つまりヘイトスピーチ=差別煽動であり、上記のいずれもすべきではない。

つるの剛士氏の発言の問題の焦点は、畑から野菜を盗んだ人物が外国人であるのが事実かどうかということではない。
「(犯人の目星は)外国人」という発言が外国人という属性と犯罪傾向とを結びつける差別煽動の条件を満たしているということである。


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私はこの話題に興味があるのだろう。
ということはこのあたりからテーマをとってマンガにできないだろうか。
「抑圧されたものは爆発する」というのは法則だと思っているんだけど、その認識は必ずし世界に共有されているわけではないらしい。この法則を知らしめるようなマンガ。
| マンガについての考えごと | 17:21 | - | - | permalink |
20091001
マンガ脳を刺激すべく考え事。

クトゥルフゲームは今のところあんまりおもしろくなくて進め方もノロノロしている。
Apex代用品としてガンダムバトルオペレーション2をプレイし始めた。このゲームでは支援機が使いたくて、ガンタンク系が本命だがまだ手に入ってない。しかし、ガチャで手に入れたギガンという車輪付き砲台みたいなMSがかなり私の好みの性能をしていていい感じ。ガンタンク系が手に入らなくてもギガンでいいか!という気もする。

マンガの足しになる事を考えたいが。
ZガンダムのTVシリーズを観始めた。Zは劇場版しか観てなく、ネトフリでTV版が見れるのに気づいたので。
カミーユが想像以上に向こう見ずな人間でびっくりした。彼なりに将来設計とかあっただろうに衝動的にガンダムを奪って衝動的にエゥーゴに合流する。アムロはコロニーが襲われて難民と化したから生きるために仕方なく戦うことになったのに比べ、カミーユは自ら志願してアーガマに乗った。どうかしている。

私の場合とにかく主張がなくては描けない。
主張、もしくは解決するべき問題を探す。

うーん。

天晴爛漫。
アニメ『天晴爛漫』が面白い。アメリカ大陸横断レース。スティール・ボール・ランもそうだったけどアメリカ大陸を横断する話は面白い。
面白さのポイントはどこか。
* 主人公の小雨が善い人間である
* 主人公の小雨が強い
* BNWの御曹司や中華娘シャーレンみたいに、レースにおいては敵同士だけど主人公一味の実質的な仲間である連中との関係があたたかくて良い
* シャーレンがお腹を景気良く出す服装で良い

うーん。
アメリカ横断レースの話?
ただ横断するだけでは意味がない。特徴なりなんなり… 私の場合象徴主義者だからアメリカ大陸横断にどんな象徴を関連付けるかの着想が必要だな。
映画『デス・レース2000』では、車で人を轢くとスコアになるという狂った設定が売りだった。ブラックジョークの味付け。
アメリカ大陸横断… やはり「偉大さ」はそこには見いだされるだろうな。過酷な荒野。無限と思われる広大さ。ロッキー山脈。アメリカ大陸を横断すれば人間が次のステージに高められるのではないか。変身? 超人化? イニシエーション? まあもちろんイニシエーションにはなるだろうが。

私が関心のあるテーマというと…
格差の是正。私は政治活動家なのか?
詩的行動。つまり経済の原理にとらわれないこと。

行動の選択。主人公がどういう行動を選ぶのかが予測できない展開。

美挙。美挙だなあ。美しい行動。描く価値がある。具体的な内容は?
やっぱりそのへんはこれまで描いてきたマンガと原則としては変わらない。自分が損をしてでも他人を助けるということだ。


現代的な問題や時代的な現象というと?
* Covid-19
* ヘイトと分断
* 経済格差
* 中国による少数民族や香港への弾圧

現象…
トランプ大統領はやはり時代を象徴する人物だ。時代の危うさを感じさせる。

あー
本。『サピエンス全史』をほんの少しずつ読んでる。
いくつか学びがあった…というかたくさんあったはず。マンガに応用できそうなのあったかな…?
ホモサピエンスがネアンダルタール人など競合の種族を駆逐できたのは、共通の物語を信じることで団結できるという脳の力のおかげ。物語というのは人類を動かすパワーを秘めている。
狩猟採集社会から農業社会になったことで人口は増えたが人々の幸福度は別に上がってない。農業でも科学でも資本主義でも、人類という種を繁栄させるのに役立ってきたものは別に個人の幸福に貢献してきてわけではない。
うーん。あんまりマンガに結びついてないな。


自分だったらこうしたい、というのをシミュレートする。
大陸横断レース…
大陸を横断する。レースでなくていい。いや、レースだからこそ敵との友情が美しいのか。敵との友情が美しいのはレースに限らない。
敵との友情。韓国と北朝鮮との間の国境で南北朝鮮の兵士が友情を結ぶという映画を観て良い映画だと感じた記憶がある。タイトルなんだっけ。
敵との友情。ないし友情。やはり最近のフィクション体験だと天晴爛漫での友情がすごく良い感じなのでこれに注目してもいいかもしれない。するとレース。レースは殺し合いじゃない所が良い。

レースのような競争の場。友情を結べる相手と、社会悪を象徴するような相手とがいる。友情相手と一時的に協力して悪役を倒し、最後の勝者は…誰かわからない。それなりに面白そう。要検討。


あとそうだ。「排除アートは悪」という主張があった。これも伸ばせるかもしれない。要検討。

今日はここまで。
| マンガについての考えごと | 01:24 | - | - | permalink |
20090601
考え事。

全然創作脳にならない。

Apexレジェンズは面白いのだけど弟たちとタイミングが合わないとプレイできないためあんまりプレイできてない。

Apexで刺激されたシューター欲をモチベーションにしていくつか別のゲームに手を出した。
* レルムロワイヤル:あんまり面白くない。
* オーバーウォッチ:合計で4時間位はプレイしたか。それなりに面白いがもう良いかなという感じ。
* スペルブレイク:イマイチ。
* コールオブデューティーモダンウォーフェア:自分向きじゃない気がした。
* Destiny2:昔からやっていたもの。面白いが今あらためてハマるということではない。

バトロワや対戦を求めているのではなくて協力を求めているのかもしれない。
なのでバトルフィールドにも興味があるんだけどこれは未着手。

それよりも、Apexは兄弟でプレイしているから面白いのかもしれない、ひとりでプレイする場合はそもそも別のモチベーションが必要かと思い、ストーリーを進めていくのが面白そうなゲームを探すことにした。
ということでPS4『クトゥルフの呼び声』を購入。今DL中。以前ハマった『Prey』と似たようなゲーム体験ができるのではないか。


少しはマンガのことを考える試み。
Apexでの発見。私は索敵と小部隊指揮が結構好き。だからフィギュアヘッズハマったんだな。
オーバーウォッチでの発見。意外にもこのゲームでハマったのはタンクだった。前線を維持する役目。FEZでもそうだったけど前線が形成されるゲームでは前線維持に貢献したがるらしい。しかし、ガンダムオンラインやフィギュアヘッズでは前線よりは索敵に興味があった。自分の好みだからといって完全には把握できるわけではない。

バトルフィールドは前線があって索敵もできるゲームなのでやってみないと自分がどっちにハマるかわからない。が、一旦はいいや別のゲーム買ったから。

最近観た映画。
* 野性の呼び声
* 妖星ゴラス
* マーシャル 法廷を変えた男

この中で特に良かったのは『野性の呼び声』かな。やはり魅力的な主人公が魅力的な活躍をするのが良い。ダメ主人公やクズ主人公の作品よりも理想像としての主人公のほうが好きだ。

マンガ、社会問題を出発点とした作り方とは別の作り方をサブウエポンとして身につけたい。もっと純粋にエンタメ的な動機のもの。

案。
えろまんがを読む機会が多いのでそのノリを持ってくる。ただしえろまんがではない。主人公とヒロインが仲良くしているだけのもの。兄妹もののような。
予測。結局この路線で描こうとするとえろが描きたくなり、えろを描いたあと冷静さを取り戻すとその作品を破棄したくなる。あんまり明るい見通しがつかない。この路線ではないな。

ホラーやミステリーのように、「道」としてのジャンル追求ができると良いと思う。しかし私はホラーにもミステリーにも傾倒していない。

アクション。うーん。戦いがあると善悪の思想が入ってきて、すると社会問題との絡みがないと満足できなくなってくる。つまり社会問題メソッドに吸収されていく。この路線でもないか。

と考えていくととくに出口が見つからない。

動機…
えろまんがを刺激として見いだせる動機を上手く飼いならして導入することができれば良い気はする。
だいたい、ヒロインがひどい目に会う作品を目にすると「ヒロインに優しくしてやれ!」という感情を抱く。これを薪にする。
以前描いた妹モノのマンガの『アイスミルク』は、動機が「妹がほしい、妹に愛されたい」だった。自分が好かれたいという動機。
今やりたいのは「ヒロインに優しくする」なので、ちょっと違う。まあでもこのブログではよく表明している欲望ではある。『マッチ売りの少女とデッドプール』のときの動機。

この動機で描きたいのはむしろヒロインではなく主人公側だな。私にとっての理想の人物像を描くということになる。『それいけアンパンマン』とか『きかんしゃトーマス』みたいに主人公の名前が作品タイトルになるような系統。
* ひょうひょうとしている
* 気さく
* 無欲
* 親切
* やさしい
* 理解力がある
* 知性的
* 穏やか
* 威圧感がない
* 抑圧者には立ち向かう

こういう人物をどういう配置にして出すのが効果的か。
本来威圧的なポジション。王、魔王、大統領、教師、校長、師匠…

こういう人物が垂直ヒエラルキーの下の方に現れたらどうか。
例えばホームレス。例えば6歳児。
どんなヒエラルキーで出てきても魅力的なキャラになると思う。
すると、どのヒエラルキーで出すのが効果的かと考えるよりはどのヒエラルキーで出したいと自分が望むのかを考えるほうが良いかもしれない。

以前描いた… 20年くらい前? に描いた『魔王バラー』がこの系統ではある。
すると魔王バラーと同じ行き詰まりにぶつかる予想が立つ。つまり、描くべきお話がすぐなくなるということ。

社会問題を扱う路線は自分にとってはチャレンジングなものだ。チャレンジを伴う。思いつくまでのハードルが高い。だから常々ハードルの低い別路線を模索している。
しかしその方向で考えるといつも「すぐに描けなくなる壁」の予感にぶつかる。

ではこう考えてはどうか。社会問題の系統とは別の系統の「飛ぶべきハードル」を模索する。
考えつくのにやはり困難が伴うが、一話完結で区切りの良い成果となり、達成感があるような。

メインウエポン(社会問題系)に対するサブウエポン(思いつきのハードルの低いもの)ではなく、2本目のメインウエポン(方向が違うだけで困難さはあんまり変わらない別のハードル)を探すと。

片手間じゃなくて本気で「これこそが面白いだろがボケ」と厳しく追求したエンタメ路線?
「ヒロインに優しくする」とか「理想像としての主人公」とかは一要素に過ぎなくて作品全体を構築するにはピースが全然足りないよ!みたいなノリ?

あー
エンタテイメントなら戦いは必須だな。
お話の構造も緊密に構築されているべきだ。
読者にとってどうでもいい戦いであっては興味を持たれない。戦いに意味を持たせるために読者と関わりのあるお話にするべきで、それには象徴が役に立つ。

つまり、この路線は私のメインウエポンの「社会派」と合流していくということだ。

ということで理屈で考えていくと私にとっての第一の矢である「社会派」「象徴主義」の戦いマンガにしか行き着かないということになる。じゃあそれで頑張れという話。

もしくは、同じ動機を別の表現で、ということを考えられるかもしれない。問題意識を向ける社会問題なり事件なりを見出して、それを象徴の手法を使ったり戦いのマンガにしたりしない方法で物語にする。どんな方法がありえるか。SF?ホラー?ミステリ?ドキュメンタリ?

うーん。わからん。
結局は入り口は社会問題になりそう。時事問題の情報収集が常に必要だ。


とりあえずクトゥルフやるか。

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社会問題や時事問題といった「動くもの」ではなく、哲学や深層心理のような「動かないもの」を核に据えるというのは良い気がする。
「他人を侮るな」とか「他人に期待するな」とか「己の無力さを受け入れることがおとなになること」とかの、要は自分の哲学だな。自分が常々ポリシーにしている命題を主張する物語にする。
いいかもしれない。例えばどういうポリシーを取り上げる?
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