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20050201
マンガの考え事。

日本のプロメテウス=オオクニヌシという解釈から敷衍。

オオクニヌシを調べると七福神の大黒様がオオクニヌシだという。
大黒天を調べると、インドの神話のシヴァ神が元だという。
シヴァ神→中国→密教の天部→日本→神仏習合→オオクニヌシと同一化→七福神の大黒様
ということらしい。

オオクニヌシ、大黒様、シヴァ神、プロメテウスを同一視してキャラを作ると、仲間や持ち物が豊富。
* 打ち出の小槌(大黒様)
* 袋(オオクニヌシがウサギを助けた際に兄たちの荷物を背負わされていたのに由来)
* ヴァジュラ、チャクラムなどインドの武器(シヴァ神)
* 火(プロメテウス)
* 白ウサギ(オオクニヌシ)
* スクナヒコナ(オオクニヌシ)
* 七福神、特にエビス(大黒様)
* 鎖(プロメテウス)

打ち出の小槌は奇跡をもたらすアイテムなので使い勝手が良い。
白ウサギはバニーガール化して仲間もしくは部下として出しやすいんじゃないか。

現在練っている着想「怪人プロメテウス」
* 正体はオオクニヌシ
* プロメテウスを名乗ったりプロメテウス的な変装をするのはミスリードのため
* 怪獣を召喚する際に打ち出の小槌を使う
* 自分の用いる術のことを「火」と呼ぶ。これもプロメテウスを連想させるためのミスリード
* 特に説明なく白バニーガールの部下がいる
* できればスクナヒコナ的なキャラも仲間に欲しい

怪獣を呼ぶというところでなにか由来が欲しいな。日本神話の怪物といえばヤマタノオロチだが。もしくは冥界の亡者。あれ、オオクニヌシって冥界と関係なかったっけ。
…いや、勘違いらしい。高天原勢力に国を奪われた(国譲りの話)オオクニヌシはその代わりに冥界の長になった、という記述があった気がしたんだけど今ググるとそうではない。
ただ、「国譲り」という無血開城的神話はおそらく高天原側が自分たちを正当化するために整理した広報のための歴史エピソードらしい。オオクニヌシ側と高天原側との間で凄惨な戦争があり、勝者が高天原側だったらしい。で、勝者の特権として自分たちに都合の良い歴史を残すと。
国譲りのエピソードを見ると何度か交渉しているうちの最後のものの使者がタケミカズチで、この神は超武闘派のはず。武力を背景とした交渉だった(今折れないと全面戦争だぞという圧)のか、それとも実際に戦争が行われたのかわからないが、平和な交渉ではなかったことは伺えると。

あっ スクナヒコナといえば一寸法師の元になった神。大黒様は打ち出の小槌持ってる。整合性あるな。

と、主人公サイドばかり想像が膨らむんだけど敵サイドのアイデアでいいのが出ないと描けるところまで行かない。いいの考えつきたいな。
国譲りのエピソードが鍵だと思う。
* 高天原の主催者としての天照大神
* 武力派の使者としてのタケミカズチ

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気づき。
タケミカズチは雷神だとされる。
プロメテウスを罰したゼウスも雷を操る特徴があった。
つまり、プロメテウス的なものを打ち負かすのは雷である。
すると今回の怪人プロメテウスの発想で敵としてふさわしいのは雷の化身。タケミカズチである。


タケミカズチの特徴
* 武闘派
* 雷神
* 相撲の祖
* 中央権力の使者

ゼウスは主神なのでそのまま「現在の社会秩序」。
タケミカズチはアマテラスの使い。高天原の使者。つまり「現在の社会秩序」の使者。
今回の着想では怪人プロメテウスは入国管理センターの収容者を解放しようとしている。入国管理センターの収容者=難民=異民族=夷のたぐい。つまり高天原=大和朝廷=日本政府が敵視する相手。敵の敵は味方ということで出雲から追放されたオオクニヌシにとって立場が似ている相手。いいぞ。つながってきた。

怪獣。恐竜でどうか。恐竜は人類が地球の覇権を取る前に地球を支配していた。いわば人間によって国譲りを強いられた者たち。オオクニヌシがシンパシーを感じる「旧支配者」だ。恐竜の無念と難民たちの怨念とを掛け合わせて怪獣を作る。祟り神としてのオオクニヌシの所業。いいんじゃないか!

で、祟を鎮める使者が使わされる。タケミカズチである。
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