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20041902
マンガの考え事をしよう。
アイデア探し。

今日見た映画
* ソード・オブ・デスティニー:クリーン・デスティニーの続編。カンフー映画。

昨日見たけどブログに書くの忘れてた映画
* イット・カムズ・アット・ナイト:謎の感染症が流行っている世界でのサスペンス。


ソード・オブ・デスティニーはいろんな武術の使い手が出てきて少年漫画的な面白さがある。
その反面、お話の展開は「特になんてこと無い」ので印象の弱い映画だ。
キャラクター性は強いんだけどお話は普通なので全体的に弱いという感じ。

イット・カムズ・アット・ナイトは限界状況での人間の異常さとか恐ろしさとかを描いている。
命の危険が迫ったサバイバル世界では人間はこんなに冷酷なことをする系の作り。
好きではない。


登場人物が美しい行動をするのが好きで、そういうのを見たいし描きたい。
仮面ライダーゼロワンで主人公の飛電或人がヒューマギアたちのために尽力する姿は美しい。
上意討ちで主人公が藩に楯突いて戦う姿は… 美しいのとはちょっと違うな。悲壮感溢れているし好きなんだが美挙というカテゴリではないな。


あ〜

義賊というキャラは構造からして私好みだ。
経済格差という社会問題があり、金持ちの権力者から財産を盗み、経済的弱者に分配する。正義だ。
ただ、盗みのプロセスを具体的に考えようとするとモチベーションが続かない。防犯装置があってハッキングして赤外線センサーが…みたいなプロセスが描くのめんどくさいしべつに描きたいわけでもない。
時代や世界を変えれば描く気になるのでは?
海賊? 財産を運ぶ船を襲う。襲う対象を選び、重税を取っている政府や搾取で儲けている大企業の船は襲う。というかそういう大きな儲けを得ているところしか財産を移動させるような船は出さないんじゃないか?
うーん。想像が膨らまない。

思ったんだけど義賊にとって弱者のための強者から盗むのは日常業務であって意外性がない。

義賊の海賊が政府の輸送船を襲い、金品を強奪し、弱者に配る。
* 主人公が義賊の海賊である時点で行動が既定路線となっていて意外な展開がない。

それだったら、普通の職業の人物がアクシデントに巻き込まれる形で政府所有の大金を手にしてしまい、それをどう使うのかその時点では予測できず、主人公が行動を選択することで価値観を示すという方が意外性もあって面白くて私は好きだ。
すると、pixivファンタジアでの自キャラのようにはじめからゴリゴリに強烈なコンセプトを持ったキャラクターでは意外性が出せないということにならないだろうか。

例えば義賊の海賊のキャラが政府の輸送船を襲う。
そこで、思いもかけない積み荷を発見する。
これをどう処分すべきかについて主人公は選択を迫られる。
こういう展開だったら意外性もあって描くモチベーションが刺激される。ということは「行動の選択」という要素が私にとって必須のファクターなのだな。
義賊ものなら、政府や豪商にも世界の役に立っている面があるということに直面させられる、という展開がいいんじゃないか。敵の良い面に接する。うーん。
自己保存の法則との葛藤でどうだろう。輸送船はオトリで、主人公を捕らえようと待ち構えている人々がいる。そいつらが私腹を肥やした警察官とかなら普通に戦って倒せばいいが、彼らも食い詰めた貧者で、主人公たちを捕らえないと身内が殺されるみたいな脅しを受けている。


「行動の選択というシチュエーション」をキーワードにすれば、一旦撤退したショートショートに取り組む糸口になるのではないか。
「行動の選択を迫られる葛藤的状況」を最短で作って描く。
イメージとしては選択肢を選ばせるアドベンチャーゲームの選択シーンの極限まで短いものを作る感じ。

アマビエ様でまた考えてみよう。例題。
アマビエ様も人魚だと考えればその肉を喰らえば不老不死になったり病気が治ったりする。
ある画家がおり、身内に病気のものがいる。
アマビエ様に出会い、画家なら自分を描くと良いと好意的に接してくる。
画家はアマビエ様を狩って病気の身内に食べさせてはどうかと考える。


同人作家に感想を届ける話では?
感想を届けるという行動が主人公にとってリスキーである必要がある。そうでないと葛藤が生まれないため。
ということは「主人公はポリシーに基づいて行動する」という方針はpixiv企画ではともかく創作では諸刃の刃なのだな。ポリシーに従って行動すると葛藤が生じるという設計になってない限りは展開を平板化してしまう要因だ。
リアルの知り合いがおり、その人物は隠れて同人活動をしているが、主人公は正体を知っている。しかし本人がリアル知り合いにはバレたくないらしいので気づかないふりをしている。
ネットでのつぶやきを見ていると、作品へのフィードバックがなさすぎてやる気を失っているという。
…いや、だめだな。これだったら主人公もばれないように匿名で感想を届ければいいだけだ。


選択が描かれるのが良いとして、しかし私の主人公は思想がくっきりしているから選択的状況になったとしてもどっちを選ぶのかが容易に予測できてしまうのではないかという問題。
* それでいいんじゃないか
* その作品が、その読者が読む最初の私のマンガであるというケースが大半だろうから気にしなくていいのではないか
* 主人公を行動で示すタイプのキャラであり行動の予測がしにくいようなやつにすればいいのではないか

いや、気にすることないな。行動の予測はつかない。たとえそのキャラクターが自分の思想を常に口にしている人物であっても、人間は言葉と行動との結びつきが薄いから読者は行動を見るまではその登場人物がどんな行動を取るかわからないという緊張感にイヤでもとらわれる。言葉というものは虚しいからだ。
たとえ私の主人公が一切衆生の救済を常々主張する僧侶であったとしても、サスペンスやミステリを見慣れている読者であれば「こいつこんなこと言ってるけどいざというときなにするかわからないぞ」と感じるだろう。
仮に当初から主張している思想通りの行動を選択したとしても、思想通りの行動を選んだという意外性が発生する。


行動の選択が必要という発見を得た。
具体的なアイデアは?

一旦ここまで。
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