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20040503
アイデア練り。
現在の手札だけで一旦お話の最初から最後までざっくり書く。
未確定項目Xがある場合もその場の思いつきでなるべく埋める。

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ジャンルはSF

主人公が同人誌を端末で読んでいる。
主人公が同人誌を読み終わる。
主人公が同人誌の感想をまとめたプレゼン資料を作成する。
主人公が感想データを送信するために作者名を検索する。よく見ると同人誌に書かれているペンネームと検索してる名前とで微妙に文字が違う。
検索結果。SNSを見つけるが更新が10年くらい前に止まっている。最後の更新がお知らせ的内容で、同人活動を辞めて辺境の星に移住する旨書いてある。
「○○星 行き方」で検索する。
公共の交通機関はヒットしない。
個人事業らしい宇宙船業者の広告が表示される。

宇宙港。
小さな宇宙船。
宇宙船事業主に挨拶。



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なんかここまでシーンを思い浮かべてみて全然面白さを感じないな。

仕切り直そう。どこまで後退りするか。ジャンル選定?
今回の着想がSF向けでないならあえてSFにしなくてもいいか。例えば星を移動するならパスポートを取ったり検疫受けたりとリアリティ向上に貢献する具体的な描写があったほうが良いが、そういうのが煩わしい。

作者が行方知れずとか、探し人が人違いだったとか、そういうトリックも煩わしくてどうも私の好みじゃないように感じる。

例えば学園もので、美術部の作品展を見て感動した作品があり、作者の生徒と面識があるわけではないけどあえて感想を伝えに行く、みたいな素直な展開のほうがストレス少なくて私にはいいらしい。

また、科学技術が進んでると全部端末の前で検索して済ませちゃえばいいじゃんというふうになる。
同人誌も端末で読める。作者も端末で探せる。質問も端末でできる。宇宙船の予約も端末でできる。万能AI相手ということになればそのAIとの会話だけで大抵の要件が済ませられてしまう。画面的にはつまらない。

と、いうかこの「同人誌の感想を伝える」という着想自体がアクションに乏しくて面白くしにくいというのはあると思う。

短編どころかショートショートで想定すべきかも。
お話の無駄なところを省いて描くなら、最初のシーンからいきなり主人公と同人作家との対面シーンからになる。「感動しました!」から。

うーん。

特に障害を設けないでスムーズにお話を展開させるなら面白みは組み合わせで作るしかないか。感想を言う側ともらう側との組み合わせ。
たとえば地味で冴えないOLが突然社長室に名指しで呼ばれる。行ってみると社長がそのOLの書いた同人誌のファンで熱心に感想を述べる。
しかしこの着想は「立場の上下」を面白みとして利用としていて、この立場の上下というやつが平等の哲学に照らすと気に食わないのでイヤ。

気に食う組み合わせが見つかればいい。
第一のシーンからいきなり主人公と同人作家との対面のシーンであってもパッと見一発でそれなりに面白そうと感じるようなのがいい。
そこにたどり着くまでの試練を描かなくて済むようなのがいい。そういう遠回りの手続を考えてるとモチベーションが下がるのを感じた。

魔王と勇者? 人間とドラゴン? 小人と巨人?
やはり「上下」ではなく「異種」の軸であるべきな気がする。

あー

いや。上下の論理を利用した発想であることは認めなくてはならない。さっきの例で言えばただ「社長-OL」という昭和サラリーマン的なガジェットのチョイスが気に食わないだけだ。
例えば巨人族と小人族にするなら受け入れられる。
大なるものと小なるものとの対比を活かす。
竜とか神とか巨人のような偉大なものがやってきて、人間とか小人族とか獣人族とか比較的矮小なものにリスペクトを示す。

大小の存在。
感想を言う側と感想を貰う側。
感想を言う側は作家をリスペクトしているんだから感想言う側(下)→感想貰う側(上)という上下の構造が動的に付与される。

大なるものと小なるもの、どっちを感想言う側にするか。

大:感想を言う側:下
小:感想を貰う側:上


大小上下が逆転する面白さ。
小さな存在でも作品を描くことで偉大な存在の更に上に至ることができるという主張になる。

大:感想を貰う側
小:感想を言う側


この場合は小さな存在でも感想を届けることで偉大な存在を喜ばすことができるという主張になる。
なんだけど、これだと偉大な存在に媚びへつらうためにその作品や仕事を褒めるという姑息な行動であるとも解釈できる。


とすると基本骨子はこうなるかな。
小さきものたちが暮らす世界。
巨大で偉大なものがやってくる。
小さきものたちは戦慄する。
巨大なものは、小さきもののうちのひとりを名指しで呼び出す。
該当者が生贄のようなノリで差し出される。
対面し、なにか恐ろしいことが起こるに違いないという予感。
巨大なものは「あなたが○○の作者の□□先生ですか」という話を始める。




これは1ページマンガ向けの着想なんだな! 突き詰めれば1ページ程度の量で足りる。
poemoonあたりのネタにして消化するのがいいか。短編にするほどの着想ではないと感じてきた。
| マンガのアイデア | 22:16 | - | - | permalink |
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