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20040401
アイデア練り。

同人作家に感想を伝えるお話。

アイデアを膨らませようとしている。

似たような構造を持つ既存の物語を探してみよう。

ある用事があって人間なりなんなりの存在を尋ねる話。
赤ずきん。道中で出会う誘惑(狼)を描くのが焦点。ちょっと違う。
西遊記。経典を取りに行く。道中大冒険。ちょっと違う。

うーん。

アプローチの角度を変えよう。

最短の構造だけをまず確認する。
次に、その構造のままで付け足さずに密度だけ向上させる。
お話というのは短いに越したことはないんだから尺を伸ばすために要素の付け足しを考えるのは間違いではないか。


必須構造。
* 主人公が同人作家に感想を伝える
* 主人公が同人作家に感想を伝えようという意思を抱く
* 主人公が同人作品を読み心打たれる
* 同人作家が主人公からのフィードバックを得てよろこぶ
* 同人作家が主人公からのフィードバックを得て救われる
* 同人作家が作品を描く
* 同人作家が作品へのフィードバックがあまりにも得られないのに失望する
* 失望した同人作家が筆を折る

時系列順に並びを整理すると
* 同人作家が作品を描く
* 同人作家が作品へのフィードバックがあまりにも得られないのに失望する
* 失望した同人作家が筆を折る
* 主人公が同人作品を読み心打たれる
* 主人公が同人作家に感想を伝えようという意思を抱く
* 主人公が同人作家に感想を伝える
* 同人作家が主人公からのフィードバックを得てよろこぶ
* 同人作家が主人公からのフィードバックを得て救われる

「報われてよかったね」話にするなら前半で同人作家がフィードバックを得られないで失望するシーンをきちんと描くべき。


さっき映画『リメンバーミー』をアマゾンプライムビデオで見た。非常に素晴らしい作品だった。
リメンバーミーから学んでアイデアに活かせないかな。

主人公の家に音楽禁止という抑圧があるのが重要。やはり「障害」が物語には必要だな。それを乗り越えるための行動がお話を作る。

同人作家に感想を届けてはいけないという禁止がある? この着想はNG。みんなどんどん感想を届けるべきなのにそれがされていないという現実世界と同じ現象が表現されていなくてはならない。
いや待て。同人作家に感想を届けてはいけないという禁止が主人公個人には存在する? リメンバーミーにおける音楽禁止が主人公の家族内というローカルルールであったように。それをあえて乗り越えることで意思を示している。
ノー同人? うーん…

やはり何らかの障害を設計する必要はありそう。
抑圧?

リメンバーミーをヒントに「その人物が実は」というフックを仕掛ける? 同人作家に感想を届けるために道案内を依頼した協力者が実はその同人作家だったとか。
世捨て人になってるから渡し守りみたいなことをしているとか。

「感想を伝えたいけど伝え方がわからない(本人へのアクセス方法がわからない)」というのがやはり王道か。
ペンネームしかわからないので調べる事業に取り掛かる→途中で協力者が見つかりふたりで探していく→その協力者が実は本人。これがディズニーアニメ的展開かなあ。
主人公が同人誌に感銘を受けて感想を伝えようと決意する。
ペンネームなどの少ないヒントから中途半端な手がかりを見つける。「作者はどこそこに移住したらしい」→そこに行こう。
主人公が手に入れた中途半端なヒントに従って行動を進めていき、協力者を得る。協力者に共有する情報はその中途半端なヒントであってペンネームや作品名といったそもそもの情報ではない。だから協力者も主人公が探しているのが自分だと気づかない。
協力者は依頼人の事情に深入りしないポリシーのため、主人公の目的や同人誌への感想といった事情に触れない。けっこういい感じではないか。

今日はここまでかな。
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