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アイデアを考えよう。

映画『マシニスト』を観た。地味そうな内容だったから数日に分けて少しずつ見ればいいかなと思ったんだけど結構面白くて一気に見てしまった。なんだけど、既視感があるからどうも前に一度見たことがあるらしい。でもオチのところとか殆ど覚えてなかった。
デヴィッド・リンチ監督の作風に似てるなと感じた。マルホランド・ドライブとかに。

PS4のゲーム『十三機兵防衛圏』、知り合いが「10年の一度の神ゲー」だと言っているので体験版をちょっと触ってみた。
神ゲーの予感はするし絶対面白いんだろうけどなぜか「じゃあガッツリやるか!」という風になってない。たぶん今ゲームモードではなくてゲームにパワーを使いたくないからだろう。
ゲームモードになったらちゃんとやろう。でももうすぐピクファンだし、暫く先かも。

十三機兵をちょっとやって感じたこと。
怪獣が現れて主人公たちはこれと戦うらしい。
この世界での怪獣、人類の敵とはどういう存在なんだろうか。これは本編やらないとわからないだろうな。どうせ真相に関わるものだろうから最初の説明とも違ってくるんだろうし。


自分でSFを考えようとしている。
戦いを描きたい。象徴性が高いので。
SFで戦いといえば人類の敵としての謎存在。
* 侵略してくる宇宙人
* 人類を攻撃してくる怪獣
* 人類を滅ぼすべきだと結論したAI

「敵」の設計は作者の価値観がモロに出る箇所。作者が考える「悪」や「敵」の象徴がその作品での敵になる。
なので私がSFに手を出してもそういう戦い甲斐のある「人類の敵」が作れないだろうな。
私が考える「悪」とか「敵」は「権力者」「抑圧者」だ。だから異次元からやってきた謎の人食いモンスターとか宇宙からやってきた大破壊怪獣とかのカタチにならない。
結局「人」や「組織」になる。するとせいぜいスターウォーズの帝国のようなものになる程度か。

怪獣とかのモンスター向けではない気がする。
「他者への恐怖」を表現するために「他者の象徴としての怪獣」を出すという着想を得ても、結局「他者を恐れるべきではなく対話すべきだ」という着地になるので怪獣は倒すべき敵ではなくコミュニケーションをとるべき相手となる。そうすると戦いで決着を付けるショーダウンにならない。戦わないことを選択するのが主要な展開になる。すると、バトルもの向けではない。

権力者相手の戦いならショーダウンで戦ってぶっ倒して終わることができる。しかしそれは怪獣ではない。

あー

結局戦うべき敵は大きく2つの系統しかないんだな。
* 人間である:権力者、帝国、悪意を持った個人や組織
* 未知の存在である:怪獣、モンスター

いずれにせよそれが何を象徴しているのかが重要。
ストライクウィッチーズのなんかへんな敵の機体なんかは象徴性がないただの怪物であるように感じる。それを悪い見本としたい。

だから十三機兵でも敵が何者でそれが何を象徴しているのかが興味あるポイント。

自分のアイデアを進めるべきだ。
今の課題。
脱走アンドロイドが怪獣的な存在「ターシュ」になる。どうやって? ボディが変わっているじゃないか。
* 自己進化した結果体が変異する?
* 人間型の肉体を放棄してメイン知能を巨大ロボットに移す?

知能回路を巨大ロボに移すの路線だろうなあ。
人間ボディはメンテが大変で、正式なメンテが受けられない脱走アンドロイドは体を保てない。
一方で巨大ロボの方は長持ちする、もしくは自己メンテ機能がある。さすがに自己メンテ機能はないほうがいいか。だったら人間ボディにもそれつけろって話になるもんね。

現状のアイデアでは脱走アンドロイドが転移できる先の巨大ロボはふたつある。
* 主人公のそもそもの乗機。一人乗りで旧型。
* 主人公が冒頭で手に入れる、嫁アンドロイドAI対応の新型。

しかし自立型でない巨大ロボットにAIを移して自立させるというのが技術的に無茶苦茶な気がする。設定として無理がありすぎると読者がシラケてしまう。
インターフェイスが嫁アンドロイドに似ている、人造怪獣のようなものがいてそれに移す? 要素が増えちゃうが。

この世界に謎の怪獣的存在を出せないか? するとこいつはなんの象徴? いや、おまけ程度なら出すべきではないな。軸がブレる。

ターシュが怪獣である必要はないんだな。敵対者が極度に恐れる、他者の象徴。
メンテナンスが行き届かないで崩れかけた肉体を持つアンドロイド=ゾンビ? ただそうすると巨大ロボに乗り込んでの戦いを想定するとサイズ感が一致しない。

ターシュは恐怖の象徴。恐怖といえばやはり怪獣。アンドロイドがどうしてどうやって怪獣に変化するのか。
人間が怪獣になる… ジャミラ? 

うーん。
ジャンク屋のようなところに行き、退避先のボディをジャンクの山から物色し、怪獣的なハードウェアを見つける?
怪獣的なハードウェア、ゲームの地球防衛軍のエイリアンの兵器みたいなのでもいいな。

現状では嫁アンドロイドが怪獣化するという展開が一番無理がある。
なのでそれに代わる展開が思いつくか、もしくはこれを説得力持って実現するうまい設定が思いつけばアイデアが前進する。

なんだけど今日はここまでにするか。

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いや、待て。
怪獣的悪の存在の着想。
* 不安
* 自らを縛る、「世間体」とか「他人からの評価」とかの先入観

そういう心理的なマイナスを怪獣なりモンスターなりのカタチで表現できないかな。
世間体を怪獣化すると…目が沢山付いてるとか?
不安を怪獣化すると… 襲ってくるのではなく地平線の彼方から常にこっちを見ている巨大なシルエットがあるとか。
| マンガについての考えごと | 00:14 | - | - | permalink |
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