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考え事。
白瀬咲耶さん寂しがり問題について。

白瀬咲耶(しらせさくや)さんというのはアイドルマスターシャイニーカラーズに登場するアイドルのひとり。
白瀬咲耶さん公式紹介ページ

基本属性
* 女性に人気のある王子様系の女性キャラ
* クールで能力が高い
* 頼りになる感じ
* 相手の良いところを見つけるのが上手なナチュラルに人格の円満なひと

最近のゲームプレイで彼女についての知識が増えた。
* 極度の寂しがり
* 父子家庭の一人っ子で、幼少時父親は忙しくて帰りが遅く、家で夜遅くまでひとりで待っていた経験がトラウマになっている
* 海が好きで海外に憧れがある


私はチョロいので咲耶さんがすぐ好きになってしまったんだけど、葛藤を抱いていると。
つまりここで書きたいのは咲耶さんがいかにカワイイかという話ではない。
咲耶さんを好きになってはならないんじゃないかと考えたい。

最近の考え事に「美少女を断念すべき」というのがある。
美少女キャラに愛されることによって自分(フィクション内での自分)の存在を支えてはならない。
で、咲耶さんを始め寂しがりという設定が与えられたキャラはなんのために存在しているかというと読者へのサービスのためだ。つまり、「そのキャラは寂しがりなのでそのキャラのために自分がいてやらねば」という使命感を読者に抱かせる、つまり自分が必要とされていると感じさせる。
(このキャラには)自分が必要だと感じる=自分の存在を支えるということだ。だからフィクション美少女が自分に依存することで自分がフィクション美少女に依存している。鏡なのだ。


じゃあどうする?どうするもこうするもないが。そのキャラに関心を持たねば良い。いや、そういう後ろ向きの逃げの姿勢は自分の生きざまではない。
白瀬咲耶さんをマンガに出すとして、自分が彼女に依存しない方法を考えればいいのではないか。

着想。彼女の寂しさを埋めるのは自分(作中の自分の分身)ではなくて他のキャラとする。
たったこれだけで良い。創作に自分の投影が出てこないタイプの描き手であればごく普通にやっていることだ。
そもそもゲーム内でも彼女はモデルという孤独な仕事からアイドルに転身してユニットの皆とつながりを得たことで救われたと言っている。それを素直に描けば良い。

こう考えると作中に自分の分身が出てくる私の流儀自体が「美少女への依存」に親和性が高いだけなんだな。自分自身と作中世界とを切り離して描けるタイプの人であればそもそもこの問題は生じない。

まあいいや。ゲーム内での工夫をそのままネタにできないかな。咲耶さんは高倍率アピール出すためにメンタルにダメージ食らうというスキルが多い。なのでメンタルを別のメンバーで支える。メンタル面で優位性のあるキャラというと恋鐘さん、千雪さん、甜花ちゃんだ。



二次創作ではなく自分の創作に脳を使うべきだな。
昨日シャニマス聖地巡礼のために小田急永山駅で下車して北に向かって歩き始めた時、「ゲーム内ではいつも女の子に囲まれているのに現実の自分はいつもひとりだな」と感じた。
で、それにどういう思考を続けるべきかと考えた。
「寂しいから現実でも一緒にいてくれる異性がほしいな」ではダメだなと感じた。
そうではなく、孤独に耐える(あるいはひとりでも別に気にならない)姿を描くのこそかっこいいとすべきだ。
ブレイドランナー2049で主人公は、途中で恋人的な存在(まあそういうふうにプログラムされたホログラムのプログラムに過ぎないんだけど)を失い、最後は他人のために犠牲になってひとり死んでいく。これこそが美しいと。
ドラゴンクエストロトの紋章で、主人公のアルスは後日譚でも特に誰か女性キャラとくっついたりしていない。作中でカップルはいくつか誕生するんだけど(仲間の男性戦士×仲間の女性武闘家、もともと敵だった別の男性勇者×更に別の女性勇者)主人公であるアルスはそこに含まれない。そういうのを目指すべきだ。

で、なんだっけええと

私が憧れを抱くような作品は今までは以下のようなものだった。
* 沙耶の唄
* ダーリンインザフランキス

あれもっとあるような気がするんだけどぱっと浮かばないな。
とにかく言いたいのは「主人公とヒロインとの絆が極めて強い」という要素に憧れを抱きがちであると。
しかしこれを変更していきたい。主人公が孤独に耐える地味な姿を良しとしたい。
孤独で孤独で、自分に寄り添い甘やかしてくれるような存在はいなくて、孤独に死んでいくが、しかし自分の存在の価値は自分の信念に従った生き様によって確固として積み上げてきたぞと、そういうのが良い。

だから昔見たアニメ映画『アフロサムライ』(1か2か忘れたけど)でせっかく私好みのヒロインが出てきたのにすぐ退場しちゃって当時は残念に思ったんだけど、今はむしろそっちのほうがいいと感じるかもしれないな。

だからこういうプロットが良いという見本をリストアップしておきたいな。
主人公が誰ともくっつかず、その孤独な感じが孤独な感じのまま終わるもの。

* ブレードランナー2049
* ロトの紋章
* スターウォーズ : レイアが妹であると判明してハン・ソロとくっつくことでルークは余った形でひとりを貫く

他にもありそうだけどぱっと思い浮かばないので今後そういうのを見つけたらメモっていこう。

実際にマンガを描く際の問題としては主人公ひとりだと会話シーンにならないのでお話を展開させにくい。モノローグだとつまらないし。
なので、今まで通り基本的には主人公とヒロインの二人一組でお話を進めて良い。ただし二人の関係をもっと遠くに設定したい。
ヒーローズアンドヴィランズのナカヨシとマーメイドだと距離が近すぎる。
邪竜の翼のナカヨシとピンナでも同様。

それこそスターウォーズのルークとレイアくらいがいいんじゃないか。するとヒロインには主人公以外にちゃんとくっつく相手の男性キャラを設定できるといいんだな。でもそのくっつく側の男性キャラが別の形での自分の投影だったら元の木阿弥の気がする。うーん。
不毛なことを考えている気もする。

一旦区切るか。明日のスターウォーズを語る会に備えてEP6の見直しもしておきたいし。
| マンガについての考えごと | 11:22 | - | - | permalink |
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