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19122001
最近スターウォーズばかり見てる。
高橋ヨシキ氏の著作を読み、EP2、3、8を復習した。
「自分のスターウォーズ」を構想したいがその前に雑記的に書いておこう。

今回の気付きは私はあんまりジェダイが好きではないということだ。アンチジェダイだと言っていい。だからEP8でルークが「ジェダイなんて大したもんじゃないし滅びるべきだよ」みたいにいうとき「全くおっしゃるとおり!」と感じた。

つまり、聖人を謳う存在は胡散臭い。
カトリックがその典型例だ。世界中にネットワークを持ち、神父たちの性犯罪を長年システマティックに隠蔽してきた。
それに、ジェダイ評議会みたいに「パダワン」「マスター」のような階層が設定された組織というのは信用できない。
宗教が階層を主張するのはろくなもんじゃない。仏教でも悟りの段階とか地獄の深さとかを表現豊かに区分けて階層を示す。しかしそれは単なる引き伸ばしに過ぎない。信者に「なんかすごい感じ」を抱かせるためだけの空疎なものだ。

つまりジェダイマスターなんていう称号なり階級というのは空疎なものだ。
人間はそうやってくっきりと「高位」を保証できるようなものではない。ただ、行った行動とその結果(実績)があるだけだ。

なのでジェダイという制度は胡散臭いし私は嫌いだ。

自分のスターウォーズを構想するというのはいい課題だと思う。
スターウォーズはジョージ・ルーカス個人の作家性に完全に依存した作品なので、ジョージ・ルーカスが離れたEP7以降はやっぱり藤子F不二雄氏が亡くなった直後の映画ドラえもんのようにおっかなびっくりやってるふわふわした感じになってる気がする。「正解」を探してる。正解を探すことは表現ではない。
ゴジラは当初は本多猪四郎監督の作家性に根ざした作品だった。
けどその後パプリックなジャンルになった。つまりそれを通じて他の作家が当人の作家性を発揮する器になることができたということだ。
シン・ゴジラなんかは完全に庵野秀明作品であって、本多監督のゴジラと照らし合わせて正解を求めているわけではない。



だから「自分のスターウォーズ」構想というものはゴジラに対するシン・ゴジラ的なものであるべきだ。
スターウォーズの作中の正統な歴史なんてものに引っ張られず、スターウォーズ性を見出してそれを再構築して器にすることだ。そこに自分を乗せる。

スターウォーズ的なものをどこに見出すか。
つまりスターウォーズの線と自分の線との交差点をどこに見出すかという話。

私はRPGでは僧侶とか聖職者ジョブが好きだ。これは上記で書いたジェダイ嫌いの傾向と矛盾する。いや、そうだろうか。私が嫌いなのは宗教組織である。すると個人で寺(というか草庵)を開いている隠者的な哲学者なら問題ない。

私の好きなジョブの核心というのは「哲学者性」であって「神性」「聖性」「神学性」ではないということだ。物を自分で考えて自分独自の意見を持っているキャラが好きだしそう生きたい。



私のジェダイ嫌いという傾向はヒントになると思う。
あと以前考えた要素だと光と闇のバランスが光側に傾きすぎたケース。
ジョージ・ルーカスの基本構想でいうと「未開の種族が帝国を倒す」「主人公が父親を救う」「宇宙のベトコン」なんかはシンパシー持てる。

聖職者が悪役として描かれるケースはよくある。ベルセルクのええと何巻目くらいだ? ベルセルクにも初めの方に教会が敵のシリーズがあったはずだ。
メガテン的に言えば天使たちがボスになるような展開。
ダークサイドに堕ちずともジェダイは十分胡散臭い。おごり高ぶったジェダイを倒すべき「体制」とみなしてはどうか。やはり以前考えた着想と似てくる。ただし、悪しきジェダイを倒すのは今回の構想ではダークサイドのフォース使いではなく「宇宙のベトコン」系のがいい。フォースの使い手ではない世俗の人物がいい。
いや、うーん。私は僧侶が好きだから非ジェダイ的僧侶なんてできないかな。
ジェダイが嫌いな主人公。哲学的。僧侶だとやっぱりちょっとそぐわない気がするな。他にどんなジョブが考えられる? あの世界での非ジェダイの花形というとパイロットだが。
主人公の側にジャンルをもたせたらどうか。探偵とか。でもこの系統探偵しか思い浮かばないな。
主人公でいい感じのが発想できれば実際に描けるところまで行けるのかも。ちゃんと自分で決着をつけて成長する主人公。宇宙のベトコン要素。

エピソード9さっさと見に行きたいけど家の用事がありこの土日は無理そう。まあでもツイッターで間違って最重要ネタバレ踏んじゃったのでめぐり合わせが最初から良くない感じ。期待値上げずにいよう。
| マンガについての考えごと | 00:56 | - | - | permalink |
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