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19120901
アイデアを考えよう。

なんかヒントがあったはず。
岡田斗司夫氏のニコ生アーカイブを聞いてて勉強になる内容があったんだった。
だいたい以下のような内容。
* 新しい価値観を示す作品がクリエイティブである。
* 通俗的な価値観に沿うものは人気商売でありクリエイティブではない。
* たとえばアイドルなんかは好かれることを商売にしている、つまり通俗的価値観に沿うことが商売。だから「アイドルが恋しちゃダメ」なのは当たり前で、それは人気商売だからである。

新しい価値観を示すのがクリエイティブという指摘に啓蒙された。
私も通俗的価値観を描きがちだ。でも最近のアイデア練りでも考えていたように、通俗価値観とそぐわない価値観も自分の中にある。そっちのほうが本来の自分の感性だ。それを、通俗的バイアスに負けずにそのまま出せれば良い。


次のような通俗的価値観に異議を唱える。
* ひととひととは理解し合える
* 愛こそが尊い
* 力を合わせることで偉大なことを成し遂げられる

要は人と人とのつながりにロマン的な価値を見出すということだ。

で、私はこれに「そうだろうか」と異議を差し挟むわけだ。

例えば会社の飲み会があるとして、さっさと帰る時、開放感を感じる。
例えばオフ会があるとして、解散したら帰りの電車でひとりになれるようにちょっと離れた駅を使う。
要するにひとといると消耗する。
繋がりは消耗を強いるということだ。
ひとりでいると安らかだ。

つまり

繋がりをどうイメージするのかの立場が違う。
つながりをポジティブに捉える場合、人と人との繋がりの間にはプラスの磁場が発生しているというイメージになる。
つながりをネガティブに捉える場合、そこにはマイナスの磁場が、いわば毒素が発生しているというイメージになる。

たしか種類の違う2つの金属を接触させ続けると接触面が腐食するという現象がなかったっけ。
「異種金属接触腐食」と言うらしい。

人と人とがつながる時、その状態を保つためにお互い消耗する。この理解。

一人になることを開放や安らぎと捉える。

で、

これをマンガにうまく反映させられる?

今考えてたアイデアはどういうのだっけええと。
二次元美少女を断念するという課題。
上記の着想と合わせるならクライマックスの対決において主人公がヒロインを手放してひとりになることでパワーアップするという流れだな。

ん〜

「ひとりになりたい主人公が美少女ヒロインを手放す」という展開だと葛藤がなくなってしまうな。

美少女アンドロイドのパートナーがいて、その世界ではパートナーアンドロイドと深い絆を結んでそれを使いこなすことができるようになってはじめて一人前と認められる。
主人公は自分のパートナーアンドロイドと仲が良くて愛しているんだけど自分の中にある本音にも気づいていてそれを認めがたく思っている。
その本音が、「ひとりのほうがいい」というもの。
親戚が亡くなって葬式に行った際、何の感情も動かなくて自分の冷たさに申し訳なく感じることがあるけどあの感じ。自分の冷たさを認めがたく感じている。
で、それを認める、つまり自分の本当の姿を受け入れることで成長する。こんな感じかなあ。

美少女パートナーの方も淡白であるほうが良い。ヒロインのほうが主人公に執着してて主人公が淡白という構造にすると気色悪い。両方とも淡白でカラッとしているのがよい。

つなぐことではなく離れることで向上する。うーん。
これは分断の肯定なのでは? いや、そうではないな。つながろうとするからこそ繋がり外の対象を排除するのだな。つながることで内と外ができる。つながらないことで全てが個になる。ウチソトは消滅する。


考えが行き詰まった。区切ろう。
| マンガについての考えごと | 22:53 | - | - | permalink |
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