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19062901
アイデア考え。
善いものが描きたい。
つまり、面白い作品というものはたいていショッキングな内容で、ショッキングな内容というのはたいてい人間の悪い面を拡大したものだ。
人間の良い面を描きたい。

映画『泳ぐひと』を参考に。
* 好景気で儲かりまくったゆえに貴族化して腐敗した1960年台のアメリカの広告業界を風刺する
* 象徴的手法でおとぎ話的に語る

象徴的手法で、風刺ではなくて善いものを描くことは出来ないか。

最近触れた「善いもの」というと…
ビル・ゲイツ。
* 世界でも有数の資産を持っていて、慈善活動をしている。
* 最近「金持ちから税金取るべき」という主張がニュースになった。 ビル・ゲイツ氏、「私のような富裕層から税金をもっと取らなければ」
 この主張自体はビル・ゲイツ氏だけでなくアメリカの多くのビリオネアが主張してるらしい。米富裕層から大統領候補へ「私たちに課税して下さい」
* 人類が進化しているという統計を示して、この方向を維持しようと主張する記事をネットで見た。ビル・ゲイツが語る「世界を理解するために覚えておくべき3つのグラフ」とは?

最近、ホリエモンこと堀江貴文氏が「デモに参加してるような奴らは税金泥棒」「そいつらが払ってる税金よりそいつらに使われてる税金のほうが大きい」というようなことを言っていて失望させられた。それと前後するタイミングでビル・ゲイツ氏はすごいなと感じさせる記事に触れたので、私の中でビル・ゲイツ氏と堀江貴文氏がコントラストの効いたセットで認識された。器の大きいビル・ゲイツ氏と器の小さい堀江貴文氏というふうに。

ビル・ゲイツ氏にももちろん、フェイスブックのザッカーバーグ氏と同様に探せばいろいろ負の側面もあるんだろうけどそれを暴きたいわけではないのでそこは掘らずにおく。



現代の現実に存在する「善いもの」のモデルケースにビル・ゲイツ氏を想定するとして、『泳ぐひと』のメソッドでお話に出来ないか。

着想。
主人公の行動は「自分の持つ財産の一部を分配しに行く」というもの。で、途中に障害があり、それを乗り越え、分配を成し遂げる。つまり、ミッションの成功によって経済的には自分が損をする。

日本昔話風に考える。
主人公は長者で、蔵に食料や財産の備蓄がある。
ある年、村が飢饉で食糧不足になる。
長者は蔵から備蓄を取り分けて村に届けることにする。
遭遇する課題:
* 備蓄の何割を提供するか。長者自身の生活を維持する必要もある。というか財産を全部提供するみたいな仏教的な話になってしまうと現実味がなくなってどうでもいい話になる。あくまで適切な分配を目指すべき。
* 届けるべき備蓄が途中で強奪されそうになったり騙し取られそうになったりする。つまり、せっかく富裕層から集められた税金の還元先が貧困層ではなく富裕層への再フィードバックであったら意味がない。

ランダムに思いつきメモ。
* 主人公自身の財産(提供分外)を提供すべきか否かという局面があり、「犠牲を強いるのではなくみんなが自分の生活を大事にすることを前提とする」という思想によって自分の財産は取り崩さないという判断をする。けどお小遣いか何かのちょっとした枠から少し追加を出す。
* 飢饉で窮乏してる人々を社会の厄介者と罵る前科者を出してもいい。器の小さいキャラ。小金持ち。
* 所得の規模が小さいが余力分を分配しようというプチ長者キャラを出してもいい。規模が小さくなっただけで行動原理が主人公の長者と同じキャラ。「金持ちだから余裕見せられるだけだろ」という主張の先を行く。
* 蔵出し提供分を着服しようとする存在。これは政府のお偉いさんとか他の富裕層の回し者で、富裕層サイクルの中で回すことしか考えない。特権階級という枠の意識があり、下層階級との断絶を強固に維持することに執着する。これがこのお話での敵対者になる。

上記を整理すると、「器の小さい小金持ち」と「階層断絶を堅持しようとする富裕層側の回し者」とをひとりのキャラにすることができれば効率が良い。

一旦ここまで。
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