Memo - Love & Comic - いしいたけるのマンガのサイト

Love & Comic 本サイトへ戻る

<< 19060802 | main | 19060804 >>
19060803
考え事。
どんなマンガを描きたいか。

考慮すべき角度はふたつ。
* 私自身が感じる満足感
* こういうマンガに価値があるという理論


満足感というのは感性的なもので理論ではない。えろまんがの好みみたいなもの。
例えば私の場合、ヒロヴィラのマーメイドやガチャ巫女さんやコードヴェインのイオさんなんかを描くと満足度が高い。ということは好みのヒロインを描くと満足感を得られると言える。これは描く私が受容する価値。

一方で、好みのヒロインが出れくれば何でもいいやの精神で何枚か描いてると「こんなもん描いててもしょうもないな」感が強まってくる。
「描くことでしょうもある」マンガを求めるようになり、そこで理論が構築される。
私の場合例えば以下のような理論が該当。
* 善いものを善いものとして描く
* 生きるのにあたって消耗するエネルギーを補給するのをマンガの目的とする

だから自分の感性の満足と理論の裏付けとの交差点に作品を求めたいと。

感性は変更不可能だが今までは気づかなかった感性を自覚することでこの要素を動かすことができる。新たな気付きがあれば。
新たな気付き…
グラブルではメデューサが意外と可愛い。
なんだけどメデューサの可愛さは戦闘グラフィックの可愛さなのでキャラクターとしてストライクかというとそうでもないか。
いや、まあ感性要素は無理に変更する必要ないか。脳内嫁キャラもおっとり丁寧語な感じ(魔王バラーの頃のえりかさん)からドライなクールビューティー(ヒーローズアンドヴィランズのマーメイド)に自然な路線変更があったから、こういうのは意図しなくても勝手に推移していく。

見直すなら理論の側だな。
あるいは理論の骨子も変更がなくても、その応用である個別の作品レベルで変わっていれば進展があるといえる。

あー

でもひとつ角度があるぞ。
バカ映画の角度。
映画には「見るとIQ下がる」と言われる系統がある。
* パシフィック・リム
* ゴジラ/キングオブモンスターズ
* マッドマックス/怒りのデス・ロード
など

マッドマックスは実際にはかなり哲学的な内容でIQ低下系ではないと私は思ってるんだけど一応IQが低下すると言われた作品ではあったので。

要するに男の子の好きそうな要素が高い制作パワーでしっかり作られた作品のことだ。
* 怪獣
* ロボット
* バトル
* 乗り物
* 超能力
* ヒーロー
* ニンジャ
* カンフー

要は「アクション」だと言い換えていい気がする。
こどもの時、ウルトラマンや戦隊モノ特撮なんかをビデオで見る。お話はわからない。なので生身の人間が映っている時間が邪魔だなと感じていた。ずっと変身した姿で戦っていればいいのにと。
ストーリーを理解するのには脳のメモリを多少使う。それぞれの登場人物の行動目的や関係性など縦軸と横軸との理解が求められる。こども(小学校低学年とか)には難しい。
一方で、怪獣とウルトラマンが出てくればこどもでも何がなんだかわかる。怖い造形の怪獣が街を壊すのでウルトラマンがそれをやめさせようとしている。


IQの下がる作品とは脳のメモリを食わずに楽しめる作品であると仮定する。
すると、求められるのは作品としての力技ではないか。
* キャラクターデザインが優れている
* アクターの演技が優れている
* 特撮技術が優れている
* 撮影技術が優れている


資金を投入してそれらがしっかり作り込まれているのがIQ低下系の名作だ。
するとマンガのような個人でそれを目指すのはむしろレッドオーシャンになると思う。デザインをかっこよく/絵をきれいに/エフェクトを派手に、みたいな。
IQ低下系作品は予算のある映画にこそ向いていて、マンガ向けではない。
いや、低予算のB級映画こそIQ低下系ではなかったか。これはおそらく、IQ低下系の・名作というほどではない作品がそうなのではないか。

むしろ個人で描くマンガならプロットのひねりで楽しさを出すほうが向いていると思う。
典型的には藤子F不二雄先生の少し不思議シリーズ。
白壁の部屋にTシャツGパンの男女二人がいて会話だけでなんかちょっと面白いことするみたいにできるとよい。


つまりIQ低下系という方針は私のマンガで採用するには修羅っぽいということだ。やめたほうがいい。
バトルを描くのが好きならいいんだろうけど、私はpixivファンタジアでもバトル描くのが嫌で自キャラがどんどん戦闘から離れていく傾向があるのでやはり向いてないだろう。

なんだけどお話にはショーダウン(クライマックスの戦い)が欲しい。ここは言ってることが矛盾してる。バトルを描くことは感性では好きではないけど論理的には要求してる感じ。

まあいいや。で、方針。
今までのとそんなに変えなくて良さそう。他にやってみたい方針がないからだ。なので枠組みを無理に変えるのではなく内容をちょっと変える程度のことを目指して考えてみよう。
次からね。
| マンガについての考えごと | 20:50 | - | - | permalink |
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES