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19060201
なんか考えよう。

1ページ漫画新フォーマットは一旦保留…いやもうちょっと考えたいな。
ヒロインにフィーチャーして描くマンガはこの流れだと版権モノのみになりそう。直近の予感ではコードヴェインが発売されたらイオちゃんで描きたい。
なんだけど、するとオリジナルでそういうのが描けないというのはシャクな気がする。
なんだけど、でもそうか、版権モノであればヒロインに多少とも他人要素(私以外の脳みそを経由しているということ)が入る。自分で考えたヒロインと自分の投影とがイチャイチャしているだけというマンガはキモい。
なんだけど、イチャイチャしているだけでキモいマンガにしなければいいんじゃないか。調和の取れた関係とはこうだという理想形みたいなののシミュレートとして描く。
要するに小難しいこと考えないで描くモチベーションが刺激されるなら取り組めばいい。で、現状ではそのモチベーションの予感がする。考えよう。


男女一対の1ページ漫画をちょこちょこ描くとして、どういうシーンを描きたいか。
昨日の考え事では「ヒロインに優しくしてるところが描きたい」ですぐファイナルアンサーだったがここを深めるといいかもしれない。
たとえば「普段は仲が良かったのに命の危険が迫ったときお互いがお互いのことなど顧みずに自分の生命の保存を優先するのを描く」というなら、これを描くのを通して個としての生物の生存本能を表現するみたいな意図になる。

ふたりの関係性の描き方で何かそれ以上のことを表現するという方向性。
では「それ以上のこと」に該当するものはなにか。何を表現したいのか。

人間は他者との関係に問題を抱きがちで、それを原因に病みがち。他者との関係の不調和が人生の不幸の主要な原因のひとつだったりする。
人間は理想形としての調和の取れた関係に憧れを持つ。
もしくは、理想形としての調和の取れた関係についてイメージが浮かばないからそれを現実で実現できないということかもしれないので、それをフィクションで示すことで現実での行動における指針として役立ててもらう。こうだろうか。

するとこの方向から導き出せる内容は、「本来なら調和しない組み合わせのふたりが運用によって調和を実現する」というものかな。
調和しない組み合わせ。敵対や対義語が基本方針か。
このふたりでこのシチュエーションなら絶対壊滅的事態に陥るだろう、みたいなシチュエーションから出発し、調和で着地するというのが1ネタ分の構造にできるならそれが理論上は価値がある。でも日常的にネタを出して描くには難しすぎる。
とりあえず「本来調和しないふたり」まではキャラ設定でまかなえるのでそれを目指す。

といいつつ、昔知り合いの協力を得て描いていた『ひろわれサキュバス』というマンガが実はこの構造だった。これを描いていたときも似たような思考を経て似たような意図で描いていたはずだ。だからひろわれサキュバスの系譜の作品の新たなバージョンを自前のみで描くという目標になる。



ちょっと前に考えてた課題、僧侶の主人公と組ませるヒロインという路線なら、僧侶と対立するものを考えれば良い。
順接的に考えれば対立し争うような組み合わせであるのが良い。
* マーラ(悪魔): マーラは僧侶を堕落させようとし、僧侶はマーラを調伏しようとする。
* シスター(別宗教の宗徒): 僧侶は仏教的な教えを説き、シスターはキリスト教的な教えを説く。
* 商人(俗世間の人): 僧侶は観念的な事を言い、商人は現実世界に根ざしたことをいう。

ひとコマ目のシチュエーションを見たとき、常識的な先入観で順接的に(ひねらずに)先の展開を予想すると争いや不調和がある。
ひねりがあり、調和で着地する。
理論的には私の眼鏡にかなう構造である。

唐揚げにレモンを掛けない派のふたりが大人数の会食に出かけ、彼らと同じテーブルの別の人が断りなく唐揚げにレモンを掛けてしまう。
読者には「唐揚げにレモンを掛けるなと怒り出すに違いない」と予感させる。
しかし、まあいいか許そうみたいな着地をする。

おそらく調和に必要なのは「許し」「許容」「歩み寄り」である。
双方からの歩み寄りなのか、片方は頑なでもう片方が柔軟なのか。
メッセージとしては「調和のある関係のモデルケースを示す」ということなので負担が偏るのはよろしくない。「相手が自分に歩み寄ってくれないから不調和なんだ」と責任転嫁できてしまうから。
なので、双方向で歩み寄る態度が望ましい。
すると上記の例では「僧侶×シスター」というのがこの路線に沿っている。

僧侶×シスターが基本路線として、もうひと工夫欲しい。
まず現実に存在する宗教を連想させると、それぞれの教義を厳密に理解している必要があり、むずかしい。

それにいや、歩み寄りが双方向的であるのはいいとして完全にバランスが取れている必要はないんじゃないか。基本的には片方がわがままなんだけどそれはツンデレみたいなもので、いざというときにはわがまま側も大きな譲歩ができるみたいな。うーん。
だったら私の描きたがる属性の性格付けを先にして、歩み寄りのパターンをそこから導き出せば良い?

一旦区切るか。しかし書きながら考えるというメソッドのおかげで期待以上に考え事が進んだ。
| マンガについての考えごと | 11:23 | - | - | permalink |
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