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アヴェンジャーズ・エンドゲームの感想を少し
考え事。

アヴェンジャーズエンドゲームを土曜日に見た。もちろん今年最大の名作映画なんだけど、私にはあんまり語ることがないな。ネタバレを恐れるからということではなくて。
なのでエンドゲームについて語るか。以後ネタバレあるので未見の人はご注意ください。
エンドゲームは今までの作品を下敷きにしたネタがたくさんあるので過去作を見ているほどわかるシーンが増えて面白い。私はマーベル過去作は全部見てる。
で、意外性もある。序盤でサノス倒しちゃうとか、タイムストーンではなくてアントマン経由の量子論で時を越えるとか、過去に戻るのではなく現在の時間軸に生き返らせて取り戻すドラゴンボール形式とか。

サノスの存在感が相変わらず強い。でもこれはインフィニティ・ウォーのときからそうだったのでエンドゲームで取り立てて言うようなものでもないか。

ソニーのXメンシリーズの映画『Xメン アポカリプス』やDCコミックのアヴェンジャーズ的チームの映画『ジャスティス・リーグ』は、両方ともあんまり面白くなかった。
つまり、戦いの規模が大きくなりすぎると自分の現実との接点がなさすぎて「どうでもいい話」になる。

ヒーロー映画は戦いの規模に適切な大きさがあると思っていて、小さめのほうが好みの場合が多い。
私の好きな要素はもちろんまず「象徴性」、それに「現実との対応」「複数の正義からの選択」かな。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー:象徴性。権力による監視社会。
キャプテン・アメリカ シヴィルウォー:複数の正義からの選択。ヒーローを法律で管理すべきか。
スパイダーマン ホームカミング:現実との対応。大企業ばかり儲けて下層労働者との格差が広まる一方。ヴィランのヴァルチャーには感情移入できる。


で、エンドゲームなんだけど、過去の作品の総まとめとしてエンターテイメントとしては満点以上の素晴らしい作品なんだけど上記のような考えさせる要素はそんなにないように感じる。
なんだけど私が自力でそれに気づけていないだけなのかもしれない。ちゃんと考えてみよう。

サノスは増えすぎる人口を平等な選考基準で半分に減らすことで宇宙に調和をもたらそうとした。それはインフィニティ・ウォーで成功した。
サノスが成功を収めたあとの世界で敗北した側が失ったものを取り戻すために頑張るお話。
ソーが敗北のショックから心を病んでしまって自堕落な生活を送ってるとか、家族を失ったホークアイがローニンになって暴力に逃げてるとか、ヒーローの弱さも描いている。
…セカンドチャンスか?テーマは。取り返しのつかない失敗をしてもやり直せるんだぞということじゃないか。
だからアントマンがキーなのかな。アントマンには「セカンドチャンスマン」っていうタイトルの邦訳単行本がある(確かうちにもある)。過去の失敗を取り戻したいというテーマを追ってきたアントマンの文脈が実はエンドゲームの助走なのかもしれない。


という角度でもっと考えてみるべきかな。
出かけるので一旦ここまで。
| 映画 | 09:36 | - | - | permalink |
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