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19012101
なんか考えよう。
キャラシのための一枚絵のネタ出しはノらないのでパス。

考えたいことがふたつあった気がするんだけどええと。

インターフェイス。
プログラミングの世界にはinterfaceというのがあって、「こういう動作をするよ」というのを定義付ける。
そこで重要なのは動作・機能である。

例えばサンタクロースというインターフェイスがあるとする。

interface サンタクロース {
  void クリスマスの夜にプレゼントをあげる();
}

こういう感じ。
で、クリスマスの夜にプレゼントをあげるという動作をすればそれはサンタクロースを実装したことになり、プログラム上はサンタクロースとしてみなされる。判断材料になるのは動作だけなのだ。

この、動作がアイデンティティという思想が好きだ。

マンガ家とはなにか。マンガを描く人である。
ヒーローとはなにか。困っているものを助ける者である。

肩書とか身分とか学歴とか受賞歴とか実績とかいらない。動作が本質である。
マンガでは動作を描くべきで、人生では動作をするべきなのだ。

この、動作重視というのは自分の特徴な気がする。
心理を描くなら独白とかで吐露させるのではなく、心理が表れた動作を描きたい。
人物の設定を描くなら設定資料に書くのではなく、設定が現れた行動を描きたい。
思想や哲学もただ考えているだけではゼロで、動作に現れて初めて存在する。
セリフというものは動く(口先だけでなんとでも言える)ので弱く、行動は人間が現れるから強い。

というのがひとつ。


もう一個あったような。
マーベルドラマのパニッシャーシーズン2を見ていて、フランク(パニッシャー)はほんとに愛想がねえなと感じた。
というかマーベルのドラマの主人公はみんな愛想が悪い気がする。パニッシャーとジェシカ・ジョーンズは最悪で、デアデビルとルークケイジもいいとは言えない。アイアンフィストはネアカかもしれないけど作中で社交的な印象はない。
映画の連中のほうが明るくて愛想が良い。トニー・スターク、キャプテン・アメリカ、アントマン。映画の系統のほうがやっぱり好きだな。

自分もアメコミヒーローになりたいなあと感じる。愛想が良くて冷静で親切なやつがいい。
パニッシャーでもデアデビルでも誰でも、みんな暗い過去を背負っていて、彼ら自身の救済がまず必要だ。私はそういうのではなく、別に辛かったり暗かったりする過去を持ってない、精神に闇を抱えていないキャラがいい。普通のドラマはたいてい暗い過去とをか持たせちゃうからむしろ珍しいケースになるんじゃないか。

つらい過去をもたせればいいというものではないというのがいつも考えていることで、そういう設定に依存するというのはインターフェイス的ではない。
今描かれているタイムライン上でなにか起こるべきなのだ。

精神がすごく健康な人間がいるとして、じゃあどんなドラマが描き得るかという話。



ヒーローズアンドヴィランズのナカヨシはこの路線だね。さすが俺。また続き描けたらいいなあ。
| マンガについての考えごと | 00:23 | - | - | permalink |
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