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19011301
アイデア考え。

遭難者のプロットをこねくり回す。

宇宙船を舞台にしたバリエーションをベースに。

防衛機構が遭難者を攻撃する。攻撃という能動的な排除までやる? ただ救助しないというだけ?
防衛機構の方針に異を唱えることで内部の人間も危険因子とみなされ排除の対象となる。これだな。

よそ者を警戒する。排他的。閉鎖的コミュニティ。それらは全て、コミュニティを守るため、というのが建前。だがしかし、これは異物を排除するということで、コミュニティ内部にいる異端分子も同様に「コミュニティの安全のため」ということで危険視するということにつながる。究極的には「防衛機構が守るべきコミュニティ」という概念に含まれる人口がゼロ人になり、守られるべきコミュニティはイデオロギーと化す。つまり、外に厳しい排他的システムは内にも厳しいのであり、抑圧はどの方向に対しても行われる。

そうだろうか?
コミュニティ外部に対して厳しいということは同様にコミュニティ内部に対しても厳しい。これは妥当だろうか。
原則としてはやはり正しくないと思う。
例えば既得権益団体がいて、新規参入者を排除しているとする。新規参入者というよそ者に対してはもちろん厳しい。しかし内部の既得権益保持者同士の間では甘々なのではないか。数字のごまかし合いを助け合うとか税金対策のために口裏を合わせるとか。

排除の対象をどう判定するかというところが問題なのではないか。
たとえば既得権益団体に所属している一つの団体の代替わりがあり、新しい代表は「既得権益の守り合いでは健全ではなく業界の衰退を招く、新規参入の敷居を下げて業界を活性化しよう」と言い出すとする。
すると、古い側の既得権益者はどう反応するか。
* 身内の言うことなのだから尊重し、新規参入しやすいシステムを整備する
* 既得権益を守るために代替わりした団体を排除する
おそらく後者になる。よそ者判定されるということだ。

宇宙船防衛システムで考えると、システムの判断に異を唱えることでよそ者判定され、排除の対象になる。

いや、待てよ。
宇宙船という科学の世界でくらい、物事が論理によって理路整然と進んでいって欲しい。
だから防衛システムも論理的に説得可能な合理的存在にすればいいのではないか。

防衛システムはディフォルトの設定では未知の存在に対して危険度を高く見積もっている。
要救助艇を発見した際、脅威度の見積もりが高く、救助すべきでないという判定がされる。
主人公が救助すべきだと主張する。
防衛システムは「救助しても安全であると判定できれば救助するので調査に行ってこい」と条件を出す。
主人公は要救助艇に調査に行く。目的は対象の脅威度の精密な判定。
調査の結果救助されることになる。
するとドラマの中心は要救助艇内での調査ということになる。

すると、未知との遭遇ものになる?
銀河戦争から逃げてきた難民船ということにする? 宇宙船のデータベースにはその程度のデータは入っているはずではないか。つまり、未知ではない。
知っているけど信頼できるかは判断が必要、という位置づけか? 宇宙船が難民船に遭遇して救助を求められる。難民船には難民を装ったテロリストやスパイが混じっている可能性があるため脅威度が判定しにくい。

うーん。
抑圧との闘争が描きたいのであって、映画『メッセージ』のように未知の存在とのコミュニケーションを謎解きっぽく描きたいわけではない。

家事せねば。一旦ここまで。
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