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19010201
アイデア練り。

遭難者の話のバリエーション。マンガ的面白さを追加できないかという課題。

宇宙船?
宇宙ステーション?
スペースコロニー?

遭難者。
救助者。
妨害者。
妨害者による遭難者への抑圧は身内を守るため。

救助者と妨害者との対決をどう描くか。
ヒロインをどのポジションにするのか。

「助けられたものがパワーアップして問題を解決する」というパターンが好きなんだけど、今回のプロットには適さないな。主人公が防衛システムを打倒する必要がある。

主人公がパワーアップして倒す?
主人公だけの問題じゃないな。防衛システムはコミュニティ全体を守ろうとしている。それを個人の意見で破壊するのは政治的に問題がある。では正しい手続きで変更するべきではないのか。
私の今までのマンガは主人公自身が問題を解決する(主要な敵対者を打倒する)というケースが少なかったが、今回はその必要があるな。

『2001年宇宙の旅』ではどういう対決だったっけ。
船長が人工知能HALの変調に気づき、停止することにする。
それを察したHALがそれを阻止しようと、乗組員たちを殺しだす。
* 人工冬眠装置のスイッチを切って人工冬眠中のクルーを殺害。
* 船外活動中のクルーの装備のスイッチを切るなど。

船長は実力行使に出て、HALの装置の中枢に入り込んでメモリカードを抜いて機能停止させる。

格闘のイメージよりは騙し合いのイメージかな。
HALが船員を殺してしまうことで、船長も対決姿勢を深め、断固とした行動を選択する。
コールアンドレスポンスだな。HALの行動が船長の行動を呼び起こす。

遭難船が宇宙船の近くに来る。
クルーは救助しようとするんだけど防衛システムのAIが断固としてそれをさせない。
人道のために防衛システムを無効化することにする。
そのとき、HALのように防衛システムが自衛行動を取る? テーマがずれてくる?

防衛システムにとってクルーたちは敵ではない。本当にそうだろうか?
政府と、その政策に反対の国民という立場になる。

あっそうか。主人公を宇宙船のアルゴリズムのエンジニアにすればいいんじゃない?
いや、ちがうな。技術の問題ではなく思想の問題のはずだ。宇宙船の哲学担当? 船長?
よそ者を断固として危険とみなす存在がいる。AIとは限らない。宇宙船クルーを守るというだけでなく自分自身を守るためという意味がある。その担当者自身がよそ者を信じていないから救助を拒む。
よそ者を信じないという思想と戦うべきであって、防衛システムのAIだとちょっと意味が違ってくる。

あー

宇宙船の防衛システムを倒すというより、宇宙船の防衛システムのポジションを主人公が奪うと考えればいいのかな。

現状の防衛システム担当者は不寛容で排他的である。
コミュニティを守るためだ!というのがその主張。
しかし、寛容に助け合う方針のほうがトータルで防衛の役に立つというのが主人公の立場。

コミュニティを守るためというエクスキューズのもと、よそ者を中に入れようとする身内も危険人物に違いないので排除の対象とみなす。それで対決になっていく?

よそ者を危険とみなすという思想は、「異なること=危険」と解釈するということだ。
ということはよそ者を救助せよと主張する主人公について、「こいつは俺と思想が違う=危険だ=敵であり排除すべきだ」という思考になる。これは一貫性があって不自然ではないはず。
それで対決になるんじゃないかな。救助しないという方針に異議を唱えることで敵として認定される。異なる意見は認めない。全体主義だ。

防衛システムから主人公への攻撃があり、それをきっかけにして対決が本格化する。

今日はここまで。
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