Memo - Love & Comic - いしいたけるのマンガのサイト

Love & Comic 本サイトへ戻る

<< 18121101 | main | 18121401 >>
18121301
アイデア探し。

今日去来した着想。
中東を始めとした世界の難民、当然として日本にもやってきている。
日本では年間2万人くらいが難民申請をして、20人位しか難民認定されない。では日本にたどり着いたのに難民認定されない人々はどうしているのかと言うと、宙ぶらりんな状態のまま劣悪な環境で生活を余儀なくされている。ホームレスになったり、入管に収容されたりしている。東京の入国管理局は非常に環境が悪く、収容されてる人々は次々に病気にかかり、ろくに治療も受けられないという。

日本における難民問題に関心があるので少し調べ、少額だけど募金したりなどしている。



私のマンガは最も高い理想としては「読んだ人に生きるエネルギーを供給する」ということを目標にしている。
で、どんな相手に届けたいかと言えば、MMORPGでヒーラーをやるときの発想と同じで、HPが減っている人にほど届けたいとなる。
つまり金持ちの権力者にではなく貧乏だったり苦しんでいたり困っていたりする人間にこそ届けたい。



日本に来てしまった難民というのは苦しみ度が高い。
島国だから歩いて隣の国に移動するということもできない。
日本人は島国でほぼ単一民族で歴史つないできているのでよそものに冷淡だ。日本に来た難民は自分たちに何に関心も払われてない・居場所がまったくないと感じるだろう。



彼らの困難の本質は心理的なものではなくて物理的なものなので、一番いいのは巨万の富を傾けて彼らを金銭的・物理的に救うことだ。
だから「マンガで彼らを救おう」みたいなことを考えるのは意味がない。救いたければ金を出せばいい。

なんだけど、意味がなくてもやるのが趣味であり実存なので、この路線少し考えてみよう。いいのが浮かべば描けばいい。



日本に難民としてきたけど難民認定されず生活基盤もなく不安で苦しんでいるひとを読者として想定するとして。
その人をわずかでも元気づけるようなマンガを目指してアイデアを考えてみる。
どんなお話がいいか。

思いつくままにメモ。
* 「難民」というのは当人の本質ではない。アイデンティティではない。一時的な状態に過ぎない。
* 閉ざされた門と厳しい門番という比喩。異者を受け入れない日本社会。
* すると…核シェルター? あるいは脱出用宇宙船?
* 閉ざされた門の中に入ろうというのが大きな目的。

どういう展開がいいのか。
* 難民が門番を倒し、中に入る→テロを誘導するメッセージなるのでは?
* 助っ人が門番を倒し、難民を中に入れる→施しでしか救われないというメッセージになる?
* 中に入ったら外の世界よりもさらに過酷な地獄だったというオチ→今回の方針に合わない

門の中に入る(難民として日本に認められることの比喩)のを目的とするとして、それを安易に達成させていいのかという話もある。が、物語の中でくらい良いことがあるべきだとも言える。
作中で難民自身の努力によって目的を達成するのか、助っ人(日本の有志による助力の比喩になるだろう)によってそれが達成されるのか。与えられるだけの救いでは結局元気は得られない気がする。彼らは別に物乞いではないのだ。平和な世界できちんとした生活基盤があれば社会に貢献できる能力のある人々なのだ。
だから、作中では難民自身が実力を発揮するという要素がほしい。難民として門のところにやってきたが、実はカンフーの達人である、みたいな。難民というのは状態であってアイデンティティではない。

思いついたあらすじ。
避難シェルターみたいなところの入り口。
中に入れてくれと人がやってくる。
意地悪な門番がおり、追い返そうとする。
そこをなんとかと頼む。
門番は石を投げるなり銃を撃つなりして攻撃してくる。
入ろうとしている人が引き下がろうとすると、忍者がやってきて、助太刀を申し出る。
忍者が壁を掘る→門番に気づかれて阻止される。
その他いくつか荒唐無稽な感じの試みを忍者が行い、すべて失敗する。
ざまあみろが高じた門番がなにか調子に乗った行動をして、それが原因で怪我をするなりピンチに陥るなりする。
今がチャンス!今のうちに中にはいるのだ、という状況で、難民は門番を助ける。難民は実は医者だったとかで実力を発揮して自分を苦しめた相手を救う。
門番は恥じ入り、門を開ける。

このあらすじはやはり難民問題を扱おうとしたドラクエ二次創作のドラゴンクエストMOBSと同じ構造を持っている。つまり、最終的には難民自身が役に立つことで問題が解決する。これなら自助の形になるので「ただ助けてもらっただけ」というのを回避できる。


なるべく抽象的な世界のほうが良い。描き手である私と想定読者である難民との間で共通知識が非常に乏しいだろうから、抽象度が高い題材を使ったほうがいい。
「中に入りたいけど門番が厳しい」というのを普遍的に表現できる表象あるかな?

うーん

ま、今日はここまでにしておくか。閃乱カグラピンボール買ったので揺らさねばならぬのだ。
| マンガについての考えごと | 00:52 | - | - | permalink |
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES