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18110701
考え事。

最近のヒント。
* もののけ姫の構造。ふたつの対立する概念。ふたりの母親。
* ブチャラティやジャイロ・ツェペリのキャラ造形。冷酷なことをしなくてはならない運命にいる優しい人間。

前にも書いたかもしれないけどジョジョイタリア編のブチャラティ(私がジョジョシリーズでもっとも好きなキャラ)とスティールボールランのジャイロ・ツェペリ(二番目に好きなキャラ)とは同じ構造を持ってるキャラで、冷酷なことをしなくてはならない運命にあるが本人は心優しい人間なのでそれをやりたくない。

ブチャラティ:麻薬をこどもに売るような組織に忠誠を尽くさねばならない
ジャイロ:処刑人として無実のこどもを処刑しなくてはならない

で、ふたりとも、真の自分として生きられるように戦っている。
この構造、利用できないだろうか。男性主人公側の物語として。


もののけ姫は生みの親であるエボシ御前と育ての親であるモロとがサンを巡って綱引きをするはなしだと岡田斗司夫氏が解説していた。ふたつの対立する世界観での綱引き。

この構造をヒロイン側のお話として利用できないか。

ふたつの構造をうまく融合させてひとつのまとまりあるお話にできないか。

物語全体としてはもののけ姫が下敷きになるのではないか。
* どんなヒロインか。
* 二人の母親に相当するキャラはどういうキャラか。
* 何と何との対立なのか。
* 主人公が避けたがっている運命とはなにか。
* どうすればそれを避けることができるのか。

ふたつの概念がある。大雑把に言って経済と詩。具体的には違う言葉になるかもしれないけど大筋では経済と詩。
主人公は経済から始まって詩に着地するというのでどうだろう。経済に冷酷さが属し、主人公はそこから逃れるためになにか頑張る。

アメリカに旅行に行って感じたのが宗教性の薄さ。日本のように自然を祀る神社もないしヨーロッパのように教会が街の中心ということでもない。一応教会自体はあったけど。もっと内陸のほう行くとキリスト教福音派が大きな勢力を持ってるとかもあるみたいだけど。


経済の側。
* 商売
* 都市
* 権力
* 組織
* 科学
* 合理性
* 近代
* 秩序
* 政治
* 仕事
* 軍隊
* 散文
* 正義
* 警察
* 建設
* 法律
* 裁き

詩の側。
* 自然
* 音楽
* 芸術
* 原始
* 個人
* 自由
* 宗教
* 遊び
* 罪
* 酒
* 滅び
* 恩赦
* 許し


本人は歌手をやりたがっている、大手企業の跡取りとか。
ジャイロもそうだったけど「親の仕事を継ぐ」というのはこの構造に向いている。ブチャラティは父親を救うためにマフィアに入らねばならなかったという事情があるぶんさらにうまいとおもう。

本人の意に沿わないことをやらねばならないという時、その原因は?
* 組織の論理
* 契約
* 仕事
* 立場

主人公は厳しい正義の側にいて、罪人を裁かねばならない… やはりジャイロになってしまう。先回りされている感じだ。さすが荒木先生だ。

あー待った。
主人公にとって避けたい冷酷な行動が、一般社会もしくはその作中社会においてとても名誉なものであるというのがいい。
たとえば…
とてつもない金額の懸賞金がかけられた賞金首がいて、デッドオアアライブではなく「殺した者に」賞金が贈られる。
主人公はなにかの事情で賞金稼ぎに参加することになるのだが参加するポーズだけ見せてればいいやと思っていたらその賞金首と鉢合わせしてしまう。うーん。

冷酷であるということを除けばものすごく利益になるような行動。
やはり殺しだろうな。しかも正義の名のもとに行われる。つまり悪だとされているものを殺すという行事になる。相手が人間でないのなら、狩りということになるな。
その心臓がとてつもなく高価で売れる魔物がいて、それを狩ると名誉だと認められる。森に入った主人公はたまたまその生き物が事故か何かで身動き取れなくなっているところに遭遇する。
いやダメだな。抜き差しならない避け難さがなくてはならない。

殺さなくてはならない。うーん。
冷酷なことをしなくてはならない。
借金の取り立て? レッド・デッド・リデンプション2で借金の取り立てをするイベントがあって、嫌な感じだった。

やりたくないけどやらねばならない。
なぜか。
やらない場合の代償が大きいから。
代償とはなにか。


この路線、手応えはいいな。
気付いたのが邪竜の翼は実はこの構造だったということだ。無意識にやっていたということは私の琴線に触れる構造だということだろう。
やらねばならないこと=邪竜を捕まえてこなくてはならない=冷酷な事業。
本人は邪竜を解放する。やりたいことを優先する。
邪竜の翼ではやらねばならないことのやらねばならない理由は本人の利益(命がかかってる)だった。

本人としても大枠ではその行動を肯定しているような事業。
保安官?


あんまり進まなかったがここまでにしておくか。
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