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18071602
同人誌データ作成作業に伴って自分のマンガを何度も読み返すことになった。

思ったよりも面白い。さすが自分の好きなものを描いているだけのことはある。

最も強く喚起された感情は「ヒロイン(特にヒロヴィラのマーメイド)が愛おしい」ということ。


最近ブログに書こうとしていたネタは「マンガの『連載』という形式が嫌いで、読み切りがいい、なぜなら終わりまでの枠が確定するので構造をきちんと作れるからだ」というものだった。
私は物語の「構造」に興味があってそれを表現するのが一番大事。なので短編マンガという形式が最も重要。
と書こうと思っていたんだけど、今回自分のマンガを読み返しててやっぱり必ずしもそれだけではないなと思い直した。
物語が構造によって伝えるパワーを発揮するのはおそらく初見のときだけだ。
でもマンガは何度も読み返されるのが醍醐味であると言える。
今回、内容がわかりきった自分のマンガを見返していて(というかグレースケールの色味調整の作業をしていて)、特にマーメイドにぐっと来た。
ぐっと来た要素はどうも物語にではないように感じる。作者的に可愛く描いてあげようと思ってうまく描けたコマとか、マーメイドとナカヨシとの台詞のやり取りとか。構造的に言えば末端の要素なんだけど、構造から離れて「そのキャラの想い」とか「作者が傾けた愛」とかが感じられるところが好印象になる。なんていう言葉で認識すればいいのかな。「構造」ではない要素… かといって構造と対立する概念というわけでもない。行間…? いや… キャラクターの存在感? キャラクター性?

例えばこのページ。

マーメイドを画面のいい位置に大きく入れてセクシーに描きたいという作者(私だが)の狙いがあけすけで、で、マーメイドもセクシーに描けた。なんだか嬉しい。


このページはまだマーメイドとナカヨシとが仲良くなりきっていない段階の会話で、しかしマーメイドは心を開きかけていて、澄ました態度を見せつつもナカヨシに甘えた感じになってる。これはだからエロゲと同じで、ヒロインによる好感度表現によってグッと来るというやつ。やはり嬉しみを感じる。

艦これやゴッドイーターと言ったキャラに絡んでいくタイプの1ページずつ描く二次創作は構造を持たない分こっち寄りの魅力が狙うべき価値なのだろう。まだ言語化出来てないけど。


で。
考えたいテーマ。
同人誌の表紙のデザインについて。
2013年に出した同人誌をチェックすると、表紙も描き下ろしてはいない。
今回はどうしようかな。
本を手軽に出すという観点で言えば描き下ろしなどしないほうが楽。
一方で、今回は前回から5年近くも間が開いているし、次に同人誌出すのがいつになるかわからないのでせっかくだから描き下ろしてもいいなとも思う。
どんな内容?

案。
マーメイドやピンナといったヒロインに愛おしさを感じるのなら彼女(たち)を表紙にすればいいのでは?
しかし、可愛らしい女の子を可愛く描こうとした絵を表紙にすると、脳が冷静なときに表紙を見返してげんなりした気分になりそう。
もっとクールで済ました感じの表紙にしておいたほうが精神衛生上いい気がする。

どの作品をベースに表紙にすべきか。ヒーローズアンドヴィランズだろうなページ数の割合も多いし。
マーベルやDCのコミックの表紙を参考にする? いや、あれはあれで熱量が高くてキツイ。

ナカヨシたちのヒーローチームは「リスナーズ」という。
私にとってのヒーロー的行動のイメージというと、ビルの上で事件に備えて耳を澄ませて街の物音を聞いているところ。これはデアデビルがよくやる行動だけど。
なのでそれがいいか。簡略化したビル。ビルの上にリスナーズ。耳を澄ませている。
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