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18041101
ダーリンインザフランキス熱が高まったままなのでそこから考え事。

主人公がゼロツーに手鏡をプレゼントする。これは重要。プラスとマイナスが混ざってるのがうまい。
ゼロツーはプレゼントを貰ったことがない(厳密に言うと絵本もらってるからあるんだろうけど)のでプレゼントを貰ったということを喜ぶ。これはプラス。
一方で、鏡に映る自分の姿を見ると自分が異形であるということを突きつけられる。鏡を見れば見るほど傷ついていく。ゼロツーが異常に荒れていくのは鏡が原因だと思う。これがマイナス。
この鏡の小道具がうまい。

映画『エレファントマン』では酔っぱらいかなにかのウザい連中が主人公に絡み、リンチし、とどめとして鏡を見せる。異形の持ち主にとって鏡を見ることは苦痛で、鏡を見せることは残酷に働くのだ。ダリフラはそれを踏まえている。



ダリフラのことを考えていたらすこしアイデアが浮かんだ。スターウォーズもののアイデア。
二部構成にする。
1. バランサー スター・ウォーズ・ストーリーズ
2. 破戒僧 スター・ウォーズ・ストーリーズ

ライトサイドの強すぎる世界があり、ダークサイドの使い手のヒロインがそれを平定する。ヒロインを導くのが主人公の僧。これが第一作目。
第二作目は、通常のスターウォーズと同様にダークサイドの力が強大で、ジェダイやパダワンが平和をもたらそうとして戦う。ダークサイドの使い手たるヒロインはバランスを崩す側なのだ。主人公は葛藤に直面する。
「フォースのバランスをもたらす」のが使命ならヒロインと対立しなくてはならない。

理(コトワリ)と情とが矛盾して、選択が迫られる。ジェダイたちと協力してヒロインを倒すのか、ヒロインを守るのか。

ダリフラに触れて思ったんだけど私はしばらくマンガで感情を扱うことを避けていたように感じる。感情、厳密に言えば異性への好きという感情を作中に持ち込むのを避けている。
「メフィストフェレスのアイドル」は理論で作られていて、たとえばメフィストがリズのことを好きだとかその逆だとかはない。
ヒーローズアンドヴィランズでも、ナカヨシとマーメイドは年の差も作っておいて父親と娘のような関係にしている。

なんだけど、ダリフラ見てハマるのはやっぱり恋愛感情を扱っているからというのは外せないと思う。
ロマンだ。

ま、恋愛感情を全面に押し出してどろどろ描くのはやっぱり私の好みではないのだけど、私なりの角度で感情をお話に絡められたらパワーが増すと思う。
別にベタベタ抱き合ったり好きだ好きじゃないと読み返すのがつらい台詞を言わせたりしなくても良い。
ただ、登場人物の行動の動機を感情に置くケースを描いたらどうかなということだ。

スターウォーズもののアイデアで言えば、主人公の僧は「フォースのバランスを守るべき」だけど「ヒロインを守る」。理と感情が矛盾するとき、感情で動いてしまうのだ。この着想は自分でかなりぐっときた。

なのでこのアイデアで描けないかな。

あー

いや。二部構成にするとモチベーションが保たない可能性が高い。
上記のアイデアを凝縮させて可能な限り短い短編にまとめるべきだ。スターウォーズから離れても良い。

エッセンスはなにか。
ダーリンインザフランキスからの触発と、自分の持ってるテーマとの確認。
現在描きたい要素。


* ヒロイン
 * 幸せになってほしい
 * 読者が感情移入するターゲットにできると良い
 * 生きにくさを感じている
 * 救いを必要とする
 * 強い。作中の主要な外部的問題を最終的に解決する。
* 主人公
 * 哲学的。僧侶的存在。
 * 保護者的
 * キビキビしている。意思が行動に短距離で結びつく。
 * 自らの哲学(理屈)に従って生きるが、感情によっても突き動かされることがある
 * ヒロインに救いをもたらす
 * ヒロインに対してメンター的存在になる
* シーン
 * 主人公がヒロインに優しくする
 * ヒロインが強い
 * 主人公が行動方針(ポリシー)を述べる
 * 主人公が行動方針に反した行動をする
* 読んでる際の感情操作
 * ヒロインに救われてほしい
 * 葛藤する主人公がどっちを取るのかでハラハラする
 * ヒロイン救われてよかったね

ある種の読者にとって救いとして作用させるのが最大の目標である。
作中ではヒロインが救われることが最大の関心事なのでヒロインを感情移入できるように作れるのが理想。なんだけどダリフラ見てたらそのへんはあんまりこだわらなくていいのかもと思えてきた。
自分と重ね合わせられるかどうかは置いておいて、キャラが救われればそれだけでカタルシスになる気がする。だったら描き易さとか動かし易さを優先させてもいいかもしれない。

主人公は理と感情との葛藤に直面する。どういう展開でだろうか。
なんらかのポリシーを持っていて、そのポリシーに照らすと倒すべき敵を見出し得る。
ヒロインと出会って彼女を保護し、二人の間には温かい情が育つ。
ヒロインが覚醒するなり正体が判明するなりして、彼女は主人公にとって倒さなくてはならない存在であることが判る。

フォースのバランスという概念はこの着想においてはかなり整合性あるな。
フォースのバランスを保つためにこそ主人公は最初ヒロインを助ける。
その後ヒロイン自身がフォースのバランスを崩すのであれば、ヒロインを助けたのと同じ理由でヒロインと敵対しなくてはならない。

最初のヘルプもポリシーに従って実施されるべきなんだな。同じポリシーが後半主人公の首を絞めると。

では具体的には? どういう哲学? どういうヒロイン? なぜ倒さねばならなくなる?

スターウォーズ以外のところからちょうどいい設定がないか探せないかな。
常套手段としては昔話、童話。

バランス… バランスが大事… バランスが崩れた状態から始まり、ヒロインによりバランスが回復し、ヒロインの力が強すぎて再びバランスが崩れる。
小学生の頃描いたマンガ『ハーレーマン』では雨と晴れとのバランスが重要だった。天候?
雪の女王? 砂漠の国?
単独で世界のバランスを崩し得る存在。太陽?

基本的には負の属性を持っている。故に忌み嫌われている。故に救いが必要。すると初期状態で正の状態が過剰になっていなくてはならない。やはりジェダイの世界だな。
二律背反セットを思い浮かべる。
* 天使と悪魔
* 光と闇
* きのことたけのこ
* 夏と冬
* 温暖と寒冷
* 晴れと雨
* 昼と夜
* 文明と野蛮
* 都市と田舎
* 人工と自然

都市化が進みすぎた世界があり、自然の力を引き出す精霊のようなヒロインがいる?
つまりチカラが強くなりすぎると世界を破滅に導きかねない存在ということだな。これはアナと雪の女王のエルザがそうだった。

竜使い…
怪獣使いでどうだろう。彼女は怪獣の女王的存在。彼女のチカラが増すと、世界中で眠っている怪獣が次々に目を覚ます。

最終局面から逆算する。
世界中で怪獣が活動していてひとの住めなくなった世界?
氷に覆われた世界?
竜に支配された世界?
闇に包まれた世界?
風の吹き荒れる世界?
悪魔のはびこる世界?
森に覆われた世界?

ウーンねむい。ここまでにするか。
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