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18012101
アイドルもののマンガを描くと、重要要素であるはずの楽曲がオミットされてしまう。著作権の問題で。
音楽へのあこがれが昔からあるんだけど学習コストが高すぎるので来世まではノータッチだなと思っていたんだけど、新しいことを始めるということをここ数年やっていないので、気が向いたのでちょっと音楽の勉強をしてみようと思い、入門書を買ってきた。

ものになるところまで継続できるかは別として、目標は以下。
* オリジナルの歌を作詞したい。
* オリジナルの歌を作曲したい。
* DTMソフトを作って最低限の音数の音源データを作れるようになりたい。
* 音声は保留(やっぱりボーカロイドなのかな?)

つまり著作権が自分にあるような歌を作ることが目標。それならマンガに出せる。
すごい曲を作れる必要はないし色々な曲を作れる必要もない。自分なりのワンパターンみたいなのが見つかると嬉しい。陳腐な作品で良い。

過去に一切楽器をやっていないので音楽的素養はゼロなんだけど、まあ結果は期待せずとりあえず入門書に目を通してみよう。全く無理だという結論に達しても勉強にはなる。

まだ読み始める前の現時点での着想をメモっておく。
作詞についてはマンガのストーリーを考えるときの方法から応用が効くように思われる。
理論が考えられる気がする。
別に世界に存在するすべての歌を説明しきれるような理論を打ち立てる必要はなく、極めて限定された・自分が使う場合にしか役たたない・しかも出力される歌詞がワンパターンになるような理論で良い。
マンガのお話で言えば、核となるテーマなりメッセージなりがあり、それを表現するように出来事や世界観を設計していく。テーマやメッセージを根とした樹形型の発想法。
歌詞についても同様に樹形型に発想できるんじゃないだろうか。
テーマなりメッセージなりがあり、それを表現するフレーズがあり、そこに関連するように周囲のフレーズが発想されていくと。

例えばスティングの「Englishman In New York」。
中心的メッセージは「Be yourself no matter what they say」ということだ。
それを具体的な状況として説明する歌詞が肉付けされていく。
* I don't take coffee, I take tea
* I'm an Englishman in New York

核心があって肉付けがある。
核心となるメッセージがあって、それを具体的にどういうシチュエーションで語るかという戦略があって、それが骨組みになる。
* 一人称で語る
 スティングの「Englishman In New York」
* 三人称で語る
 デビルマンの主題歌「デビルマンのうた」
* 視聴者に語りかけるように語る
 プリパラ主題歌の「make it」
* 物語として語る
 ピーター・ポール・アンド・マリーの「パフ・ザ・マジックドラゴン」
* 飲み屋での駄話のように語る
 エレファントカシマシの「ガストロンジャー」
* 特定の対象に語りかける
 ガンダム主題歌の「翔べ!ガンダム」

小学校中学校で教わった音楽の知識を思い出すに、曲にはハ短調とかの調子と、何分の何拍子という拍子があったはず。
調子がおそらく、その曲が基本的に使っている音の幅と、「明るい」「暗い」といったニュアンスのベースを持っていたんじゃなかったかな。
拍子がリズムを定義しているものなら早い遅いがあるはず。

つまり、「こういう感じの歌を作りたい」という構想があるとき、パクリ元の歌を指定してその歌の調子と拍子とを借用すれば基本的なニュアンスは近くなるんじゃないかということだ。
例えば私はカラオケでは「翔べ!ガンダム」と「宇宙戦艦ヤマト」しか歌わない。これらの調子と拍子とを調べるとする(一致はしないかもしれないけど)。で、作詞作曲の最低限の能力を得たとして、その調子と拍子とを拝借して歌を作れば自分がカラオケで歌えるような歌になる可能性は高いんじゃないか。


歌をメッセージなりテーマなりから作るとして、曲の方も理論を学べば枠組み(調子と拍子)を選択することは可能になる気がする。
自分のマンガのアイドルに歌わせたい歌が「女児を元気づける歌」だとする。
その歌が備えるべき曲の側の要素は以下のようになると思う。
* 明るい(長調ということなのか?)
* 女児が歌えるようにということは高めの音域(ヘ音記号ではなくト音記号の楽譜で書かれるべきということ?)
* 元気が出るように早めのリズム(早めの調子ということ?)
そうするととりあえず何長調(短調)で何分の何拍子というところまでは頭で考えて導き出せる気がする。
ただその後結局メロディを脳内で作れということになるだろうから、私の適性ではその時点で挫折する可能性は高い。

まあ何にせよ取り掛かる前の脳内地図はこんな感じ。

ゲームやってないで買ってきた本を開かないとね。


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今読んでる本は以下のもの。



内容は義務教育の音楽の授業でやったものとかぶっている。
ということは義務教育の音楽の授業でやった知識分野を「楽曲」というのか。これは西洋音楽の楽譜の記述方法の基礎ルールということらしい。
この知識はかなり面白い。音楽というものをいかにして記録するかということを人間の知能を傾けて体系化しようとしている。言葉に出来ないものを言語化しようという知的なチャレンジの結晶だ。


拍子のところを読んで、これは音楽理解の基礎になるんだなというのがわかった。
フレーズの中で強いタイミングをひろうと拍子がわかると。

もぇ「あ」がーれー もぇ「あ」がーれー もぇ「あ」がーれー ガン「ダ」ムー
イチニイサンシイイチニイサンシイのリズム。「」がイチの場所。
どうも4分の4拍子らしい。4分音符4つが基本リズム。

宇宙戦艦ヤマトはどうか。

さら「ば」ー ちきゅう「よ」ー たび「だ」ー つふね「は」ー
イチニイサンシイイチニイサンシイのリズム。「」がイチの場所。
どうもやはり4分の4拍子らしい。4分音符4つが基本リズム。

ということは自分がカラオケで歌いやすい歌を作ろうと思ったら拍子の第一の選択肢は4分の4拍子になるということか!

理論を学ぶのは楽しい。物語構造論の本を読んだりプログラミングを身に着けたりするのと通じるところがあるんだろうね。
どうも「翔べ!ガンダム」と「宇宙戦艦ヤマト」とが私にとって特に重要な楽曲みたいだからこのふたつの楽譜が載っている本を買うべきだな。プリパラの「make it」が載ってる楽譜は今日見かけたのでついでに買ってあるのだ。… make it も多分4分の4拍子だな。しかし拍子記号が書いてない。必ず書かないといけない記号というわけではないのか。書いて!
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