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ヒーローズアンドヴォランズ更新しました。マーメイドのエピソード一段落。

http://loveandcomic.com/comic/world_of_heros_and_villains/11.php

怪獣マーメイドが池に出没する事件から今回のヒーロー・マーメイドの誕生までの一連のエピソード、自分的にはとても気に入った。
脚本的にもいろいろ経験値になってくれたと感じる。
■葛藤を描く(水恐怖症)。
■ピンチを描く。
■殻を破る瞬間を描く。
■張刑事やキャットマンといった脇役もお話での役割だけでなくてちゃんとキャラに基づいた動きをさせられた。
■「怪獣を弁護する」というモチーフを描けた。これは今後伸ばしていきたい種子のひとつ。

ただ、ドラマの中心が女性キャラだったのが課題かも。男性キャラは物語の脇役にとどまっている。つまり自分自身を当事者としたドラマを描くのを避けているのかもしれない。

次のアイデアを探そう。

ヒロヴィラの次のエピソードを考えるか、怪獣弁護士のプロットを考えるか。


いや、今日くらいは関係ないこと考えよう。

シンゴジラを金曜日の夜に見て、昨日ゴジラ対ビオランテを観て、今日ゴジラ対メカゴジラ(平成版)を見たので、ゴジラについて考えよう。

自分がゴジラを作るとしたらどういうゴジラを作りたいか。

こだわりどころは脚本。特撮には興味が薄いので、特撮に興味のある人に特撮を担当してもらうようだな。
ゴジラがなにの象徴で、作品全体のメッセージはこれで、というところをこだわりたい。
だから、普通の映画と同じレールに乗った映画を目指すことになるな。庵野監督のシンゴジラは普通の映画と違う枠組みで作られていた。私が好き勝手作らせてもらっても普通の映画の範疇にしかならない。まあでもいいけどね。

ゴジラは人類の敵。これって平成ゴジラもこうなってたんですね。昭和ゴジラの一部作品だけ人間の味方っぽいポジションだったらしい。

ゴジラは「人間の愚かさのツケ」であってほしい。しかし現代だともう核実験もやってないしなんだろう。原発事故というのはあるが。
もうちょっと周辺の思いつきを列挙しちゃうか。

怪獣弁護士を出す? しかし、ゴジラには不要な気がする。ゴジラの弁護をするキャラを登場させたとしても、そのキャラはゴジラが殺してしまうだろうし、そういうシーンはすでにゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃に描かれているのだそうだ。

すると私の脳では新機軸を持ち込めないな。

ゴジラそのものでないところから考えてみる。

最近のネットからの情報収集で気になるもの。
アメリカで女性版ゴーストバスターズが論争を巻き起こし、女性を露骨に差別する論調が大きのだそうだ。
今年11月に控えたアメリカ大統領選、共和党の候補がトランプ氏に決まったけど、彼は「政治的正しさになんて気を配っている余裕はない!」と豪語しているそうだ。つまりそれは、人種差別や社会格差の拡大を問題視しないということだ。
更にアメリカの話だけど、「人種差別は正しい、アメリカはもっと人種差別をするべきだ!」と主張する右翼がいるそうだ。
イギリスでもフランスでも排他的な極右政治家が力を伸ばしていると聞く。聞くということは実はこれ私もちゃんと調べてないのでデータソースいい加減だな。

つまり、「いま社会が不寛容化しており、これこそ現代の主要な問題だ」という結論を導きたいのだけど、根拠を示せる程ちゃんと調べてないな。
精神障害者施設での大量殺人事件とか、その兆しはあると思う。

まあそうだな、学術論文書くわけでもないしエビデンスで誰かを説得しないといけないわけじゃないんだから「自分は現代をこう解釈する」くらいのノリでいいのか。

不寛容が現代的問題。
不寛容によって怪獣が生まれる?
するとどういう経緯で?

不寛容というのは自分と相手とが同じであるかもしれないという想像力の絶無状態。
自己責任という言葉が大好き。
うーん。
人間社会が不寛容を発揮して社会から迫害してはじき出した存在がまずいる。
その存在が行き場を失い、海に行き、そこで何らかの活動をする。
その活動がきっかけでゴジラが目を覚ます。

やはり「人間の愚かさがゴジラの形になって現れる」というのは明確に欲しいんだな。第一幕の主要な関心。
ゴジラが上陸して移動によって都市を破壊する。
自衛隊がゴジラを攻撃する。これは自らの罪を省みること無く、ゴジラの存在を人間社会は認めないぞという意思表示のためのもの。
しかしこの辺はいつものゴジラ映画にもある。

結末は?
ゴジラは倒される(OR追い払われる)。
それはもうひとつのゴジラ的な存在によって。

だめだな、初代ゴジラの枠組みから抜けだせん。ゴジラを我がものとできていないからだな。
まあでもいいや。現時点で考えつくアイデアということで。

やはりシンゴジラみたいに理詰めで解決策を探ってその延長でゴジラを倒すという展開よりは、初代ゴジラみたいに人間ゴジラ的存在が登場して相打ちになるのがいいな。

だからアンチゴジラの存在のアイデアが必要。
ゴジラが人間の絶望的側面の象徴だとする。
アンチゴジラを人間の希望的側面の象徴とするという手法がまず考えられる。理想主義者の科学者が開発した、みたいな。
しかし、そうじゃないほうがいい。自らの罪の権化であるゴジラを排除するのに、別の罪か、もしくは更におぞましい罪を持ちだしてぶつける。

怪獣弁護士の着想はゴジラには全く不向きだな。整合性がない。ゴジラは出てきただけで無条件に理不尽に殺されるような貧弱な存在ではない。

主人公はゴジラに感情移入する存在。
主人公自身が人間社会からはじき出された存在。
ゴジラが上陸し、人間文明を破壊するのを喜ぶ。
しかし、何らかの理由で、ゴジラを滅ぼさねばならないと考えるようになる。身内が死んだとかの理由で。
主人公にはゴジラと相打ちしうるパワーがあり、相打する。


うーん。
オリジナルゴジラストーリーを考えるのは想像以上に難しいぞ。初代ゴジラの枠組みを壊したくないけど初代ゴジラの枠組みを踏襲すると初代ゴジラにしかならない。

つまり初代ゴジラでいいんじゃないの?ってなる。


したらもっとミニマムに考えてもいいのかもね。要素を減らす。超短編にするとか。
政府対応や自衛隊は描かない。
主人公とゴジラとの関係のみで描くとか。

ゴジラ関係で私が最も惹かれるモチーフは芹沢博士だな。人間だし、人間社会に属してる(世捨て人みたいになってるけど生活拠点は人間社会である)けどゴジラ以上の破壊力を持つ人間ゴジラ。
人間とゴジラとの境界上にいる存在。

ゴジラという存在は確定しているんだから人間ゴジラ側で面白い着想が湧けば突破口になるのかな。
例えばビオランテなんかは人間ゴジラと言っていい。人間と植物とゴジラの細胞の融合体が暴走してビオランテになる。つまり、元の人間を特定できる。

例えば日本列島の守護獣であるバラゴンやモスラが登場してゴジラと戦う、というのは好みではない。
自衛隊兵器の延長であるメカゴジラが、というのも好みじゃない。
やはり芹沢博士、オキシジェン・デストロイヤーが圧倒的に好みだ。
芹沢博士は戦争が生み出した存在。人類にとって闇の財産。

あー

想像以上に難しいな。今日はこんな時間なのでここまで。
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