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18020401
インフルエンザで寝込んでる間にモンハンワールドが発売され、治ってからはモンハンばかりしているのでマンガや音楽のモードから遠のいてしまった。

音楽の入門の本はほんのすこしずつ読み進めてる。

ひとつ気づいたのは普段聞いてる歌は三拍子系だろうが四拍子系だろうが4小節で歌詞一行分になるということだ。4小節が歌の基本的な構成単位になってる。
ただ、小節の区切りと歌詞の区切りとが一致しない(ずらしてある。弱起というらしい)のが多いのでずらして数えないといけないんだけど、とにかく4小節分でキリが良いまとまりになる。
で、サビのところや変化をもたせるところで5小節区切りになったり6小節区切りになったりする。

電撃戦隊チェンジマンのOP。
ハートに 火がつっくぜ 燃え上っがる ぜ
1 2 3 4  1 2  3  4  1 2  3  4  1 2 3 4

翔べガンダム
(もえ) あがーれーもえ あがーれーもえ あがーれーガン ダムーきみ
     1  2  3 4   1  2  3 4   1  2  3 4   1  234

どうも「4拍子4小節」が基本的な「歌詞の一行分」になるらしいので、この単位のリズムを身に着けてこれに文字を当てはめるのに慣れれば歌詞を作れるんじゃないだろうか。
歌詞はだいたい2行でワンブロックになって、3ブロックくらいで1番分になる。

* 導入
* 副サビ
* 主サビ
という感じ。

(4拍子4小節分×2)×3 くらいの長さをフォーマットにしてテキストが書けるようになれば作詞の基本的な枠になるんじゃないか。

□□□□ □□□□ □□□□ □□□□
□□□□ □□□□ □□□□ □□□□

□□□□ □□□□ □□□□ □□□□
□□□□ □□□□ □□□□ □□□□

□□□□ □□□□ □□□□ □□□□
□□□□ □□□□ □□□□ □□□□

こんなかんじ。
これにさらに文法的な構造を当てはめて模様のように整えるといいのかもしれない。

* 主語→述語
* 形容詞→名詞
* 副詞→動詞
みたいなセットの要素が有り、

□□□□ ■■■■ □□□□ ■■■■
□□□□ ■■■■ □□□□ ■■■■

□□□□ □□□□ ■■■■ ■■■■
□□□□ □□□□ ■■■■ ■■■■

□□□□ □□□□ □□□□ □□□□
■■■■ ■■■■ ■■■■ ■■■■

みたいな配置のパターンがあると。

『寿司が好き』というお題で考えてみる。


たまごが すきだ あなごが すきだ
えびが すきだ すしが 好きだ



まぐろ サーモン なまの ネタ
あなご えび ゆでた ネタ



たまご なっとう かんぴょう たくあん
さかなじゃ なくても すしが だいすき


構造を変えながら考えるとこんな感じのバリエーションが浮かぶ。

ま、ヒントになるかもしれないしならないかもしれない。

コード進行とか音程とはまだ全然わからないので少しずつ読み進めたい。どうも、音というのは空気の振動だから周波数を合わせると和音になるらしい。ある音が1回振動する間にもう一つの音が2回振動するとする。2つの音は調和すると。これが例えば素数同志の周波数なら振動数がずっとずれたままになる事があるかもしれない。そういうのは不協和音の組み合わせらしい。
どうも、ドの音で鳴る弦があるとして、その半分の長さの弦はソになり、振動数の比は2:1ということらしい。ドソが基本的な和音の組み合わせなのかな? そんな感じで数学的に調和を求めるのが音楽の基本的な理論らしい。


モンハンが一段落するまではゲームモードかなあ。ガード性能を強化してランス一筋ですね今のところ。
| 音楽 | 23:27 | - | - | permalink |
18012201
義務教育レベルの音楽の基礎の本を読み進めているんだけどかなり面白い。

楽譜でよく8分音符みたいな短い音符を連結して書く書き方があり、でもあれって別に一つ一つの音符を単独で書いてもいいんじゃないのと思っていた。つなげて書く場合とつなげて書かない場合の違いがわからない。
それが書いてある。音符を拍子でグループ化して、強拍が先頭に来るようにつなげて書いているのだ。

さっき読んでいたのは拍子の項目だった。面白い。
2拍子系・3拍子系・4拍子系とそれぞれ特徴を説明している。

4拍子系が基本のリズムなのだそう。

2拍子系。
「行進曲(マーチ)」「左右に揺れるような曲」で使われる。
右!左!右!左!とキビキビやるなら行進曲になる。人間が歩くリズムなのだ。
身体をゆっくり左右に揺らしながら歌うような歌も二拍子系らしい。
「行く・来る」とか「押す・引く」とかの一対の動作を繰り返すようなリズムが二拍子だということなのだろう。波が寄せる・引くみたいに周波数の長い一対であってもやはり二拍子なのだろう。
卓球やテニスをイメージした曲を作るとすると二拍子系がテーマに即しているといえるんじゃないだろうか。
多分ゲッターロボのオープニングが二拍子なんじゃないか。4分の2?
「わ」かい「い」のちが「ま」っかに「も」え 「て」〜
行進のように力強く前進するイメージの歌に合うと考えれば、ゲッターロボの歌にふさわしいように感じる。

3拍子系。
3拍子系は舞踏と深い関係にあるのだそうだ。舞曲というのか。
舞うような・踊るようなメロディ。
優雅なメロディ。
ブンチャッチャブンチャッチャといえばタンゴのリズムだけど、これも三拍子だと思う。
無邪気な少女が主人公のの楽しい日常コメディの主題歌なんかに向いているんじゃなかろうか。


これらの拍子っていつも聞いてるようなアイカツやプリパラの曲にもまんべんなく分布してるもんなんだろうなと思っていたらどうもそうではないらしい
今いくつかアイカツの曲を聞いてみたんだけど、どうもどれも4分の4拍子なのではないかと感じる。
* パッションフラワー
* レッツアイカツ
* 恋するみたいなキャラメリゼ

うーん
プリパラのmake itはもう全然わからん。リズム感を鍛えてきていないので解析も出来ない。

ま、しばらくはいつも聞いてるような曲を聞くとき何分の何拍子なのかを探ってみよう。大抵のものは4拍子系らしい。2拍子系や3拍子系のを見つけたらそれらは特徴的なはずだから脳内に付箋を貼っておこう。

音楽の3つの要素は以下のものらしい。
* リズム
* コード進行
* メロディ
あれ、本に書いてあったはずなんだけど見つからない… 何ページ目だったかな。
とにかく。
メロディを考えるのが一番難しい。不可能な事業に思える。
けどこれはマンガで例えるなら原稿用紙に本番書きをするような段階で登場するものなのではないだろうか。
それに至るまでに枠組みが準備されていれば考えようがあるんじゃないか。
マンガで言えばテーマがあってプロットがあってキャラクターがいて世界観設定があって脚本があって、それでやっと読者が実際に目にするページに取り掛かれる。
音楽も同様に段階を経て作られるんじゃないかと推測する。
テーマがあって、それにふさわしいリズムが選ばれて、音程の幅が選ばれて、コード進行が設計されて、それでやっとメロディが作られるんじゃないか。

ま、入門書を読み進めようね。



---

YouTubeとかで色々歌を聞いてるんだけどどうもクラシック音楽じゃなくて普通に普段聞いてるような音楽は圧倒的に4拍子(4分の4拍子に聞こえるんだけど違うのかもしれない)が多いらしい。
そうすると私はひねくれものなので別の拍子のに注目したくなる。
三拍子が舞踏的だというつながりはステキじゃないか。三拍子の歌。私が知ってる歌のどれが三拍子なんだろう。



舞曲と言えばワルツ。「ワルツ」でYouTube検索してみよう。

みんなのうた「月のワルツ」

たしかに三拍子だ。けどこれ今回はじめて知った歌なんだよね。

フラミンゴのワルツ

三拍子。これはこどものころ聞いたことがある。

カントリーアンドウエスタン。
テネシーワルツ。

三拍子。ワルツが付く曲にしか三拍子はないのか?
でもスネオヘアのワルツはどうも三拍子には聞こえないな。

歴代ガンダムの主題歌を一通り聞いたんだけどやっぱり全部四拍子に聞こえる。


私が聞く音楽の筆頭と言えばピーター・ポール・アンド・マリーだ。三拍子の歌を探そう。

Stewball


グッドナイトアイリーン(動画はPPMではない)


! これか!
時代は変わる(THE TIMES THEY ARE A CHANGIN)



どうも、アニソンよりはアメリカのフォークソングみたいに古い時代の歌のほうが三拍子の歌はあるらしい。

PPM IT'S MAGIC


共通しているのはやはり「ブンチャッチャ ブンチャッチャ」のリズムだな。

しかし三拍子の歌を探してどうする気だ? うーん。
ま、40年近く生きてきて「三拍子の歌を探す」というのは初めての経験だ。脳がほぐれる効果があると思っておこう。

---

三拍子について考えるのは面白い。
舞踏のためのリズムだという。
これは多分、円の動きだ。
三拍子で一回転する。
1小節で一回転。
例えば以下のような構造が考えられる。
3小節で1グループ。
3グループで1パート。
3パートで1サイクル。

歌を聞くと、だいたい「サビ」「サビに至るまでのパート」みたいな構造になってるというかわたしが歌を聞いてもその2つくらいしかわからない。
これを3で分けてみたらどうだろう。
「入り」「つなぎ」「サビ」みたいに。

●○○ ●○○ ●○○ 
●○○ ●○○ ●○○ 
●○○ ●○○ ●○○ 入りの部分

●○○ ●○○ ●○○ 
●○○ ●○○ ●○○ 
●○○ ●○○ ●○○ 展開の部分

●○○ ●○○ ●○○ 
●○○ ●○○ ●○○ 
●○○ ●○○ ●○○ サビの部分

上記の概念が現実的であるかどうかは置いておいて、例えば上記のように構造を設定するとする。これはだから循環とか円環を構造で表現したもの。「時代は変わる」が三拍子なのは歌の思想と音楽の構造とを一致させたんじゃないだろうか。
たとえば三人ユニットのアイドルがいつまでも一緒に活動しようねと誓うシーンがあるとする。その回のステージのパートで歌われるのにふさわしい歌の構造を考えると、三拍子で円環構造がいいんじゃないかというふうな理屈を考えられる。

ふたりユニットなら二拍子。
モーツアルトの曲は基本的に対話形式になっていると聞いたことがある。するとふたりユニットで歌うべき歌はモーツアルトを下敷きに作曲すると構造が表現になるかもしれない。

変身アイドルが歌う曲なら曲の途中で調子がわかるようなのがいいかもしれないし。

テーマやメッセージから曲の枠組み(拍子、調子、コード進行、サビとかの構造)を導き出して設定しておいて、それをヒントに最後にメロディと歌詞とを考えると。
一旦そういうふうに思い描いておこう。妥当性が薄かったら修正していくつもりでね。
| 音楽 | 21:33 | - | - | permalink |
18012101
アイドルもののマンガを描くと、重要要素であるはずの楽曲がオミットされてしまう。著作権の問題で。
音楽へのあこがれが昔からあるんだけど学習コストが高すぎるので来世まではノータッチだなと思っていたんだけど、新しいことを始めるということをここ数年やっていないので、気が向いたのでちょっと音楽の勉強をしてみようと思い、入門書を買ってきた。

ものになるところまで継続できるかは別として、目標は以下。
* オリジナルの歌を作詞したい。
* オリジナルの歌を作曲したい。
* DTMソフトを作って最低限の音数の音源データを作れるようになりたい。
* 音声は保留(やっぱりボーカロイドなのかな?)

つまり著作権が自分にあるような歌を作ることが目標。それならマンガに出せる。
すごい曲を作れる必要はないし色々な曲を作れる必要もない。自分なりのワンパターンみたいなのが見つかると嬉しい。陳腐な作品で良い。

過去に一切楽器をやっていないので音楽的素養はゼロなんだけど、まあ結果は期待せずとりあえず入門書に目を通してみよう。全く無理だという結論に達しても勉強にはなる。

まだ読み始める前の現時点での着想をメモっておく。
作詞についてはマンガのストーリーを考えるときの方法から応用が効くように思われる。
理論が考えられる気がする。
別に世界に存在するすべての歌を説明しきれるような理論を打ち立てる必要はなく、極めて限定された・自分が使う場合にしか役たたない・しかも出力される歌詞がワンパターンになるような理論で良い。
マンガのお話で言えば、核となるテーマなりメッセージなりがあり、それを表現するように出来事や世界観を設計していく。テーマやメッセージを根とした樹形型の発想法。
歌詞についても同様に樹形型に発想できるんじゃないだろうか。
テーマなりメッセージなりがあり、それを表現するフレーズがあり、そこに関連するように周囲のフレーズが発想されていくと。

例えばスティングの「Englishman In New York」。
中心的メッセージは「Be yourself no matter what they say」ということだ。
それを具体的な状況として説明する歌詞が肉付けされていく。
* I don't take coffee, I take tea
* I'm an Englishman in New York

核心があって肉付けがある。
核心となるメッセージがあって、それを具体的にどういうシチュエーションで語るかという戦略があって、それが骨組みになる。
* 一人称で語る
 スティングの「Englishman In New York」
* 三人称で語る
 デビルマンの主題歌「デビルマンのうた」
* 視聴者に語りかけるように語る
 プリパラ主題歌の「make it」
* 物語として語る
 ピーター・ポール・アンド・マリーの「パフ・ザ・マジックドラゴン」
* 飲み屋での駄話のように語る
 エレファントカシマシの「ガストロンジャー」
* 特定の対象に語りかける
 ガンダム主題歌の「翔べ!ガンダム」

小学校中学校で教わった音楽の知識を思い出すに、曲にはハ短調とかの調子と、何分の何拍子という拍子があったはず。
調子がおそらく、その曲が基本的に使っている音の幅と、「明るい」「暗い」といったニュアンスのベースを持っていたんじゃなかったかな。
拍子がリズムを定義しているものなら早い遅いがあるはず。

つまり、「こういう感じの歌を作りたい」という構想があるとき、パクリ元の歌を指定してその歌の調子と拍子とを借用すれば基本的なニュアンスは近くなるんじゃないかということだ。
例えば私はカラオケでは「翔べ!ガンダム」と「宇宙戦艦ヤマト」しか歌わない。これらの調子と拍子とを調べるとする(一致はしないかもしれないけど)。で、作詞作曲の最低限の能力を得たとして、その調子と拍子とを拝借して歌を作れば自分がカラオケで歌えるような歌になる可能性は高いんじゃないか。


歌をメッセージなりテーマなりから作るとして、曲の方も理論を学べば枠組み(調子と拍子)を選択することは可能になる気がする。
自分のマンガのアイドルに歌わせたい歌が「女児を元気づける歌」だとする。
その歌が備えるべき曲の側の要素は以下のようになると思う。
* 明るい(長調ということなのか?)
* 女児が歌えるようにということは高めの音域(ヘ音記号ではなくト音記号の楽譜で書かれるべきということ?)
* 元気が出るように早めのリズム(早めの調子ということ?)
そうするととりあえず何長調(短調)で何分の何拍子というところまでは頭で考えて導き出せる気がする。
ただその後結局メロディを脳内で作れということになるだろうから、私の適性ではその時点で挫折する可能性は高い。

まあ何にせよ取り掛かる前の脳内地図はこんな感じ。

ゲームやってないで買ってきた本を開かないとね。


---
今読んでる本は以下のもの。



内容は義務教育の音楽の授業でやったものとかぶっている。
ということは義務教育の音楽の授業でやった知識分野を「楽曲」というのか。これは西洋音楽の楽譜の記述方法の基礎ルールということらしい。
この知識はかなり面白い。音楽というものをいかにして記録するかということを人間の知能を傾けて体系化しようとしている。言葉に出来ないものを言語化しようという知的なチャレンジの結晶だ。


拍子のところを読んで、これは音楽理解の基礎になるんだなというのがわかった。
フレーズの中で強いタイミングをひろうと拍子がわかると。

もぇ「あ」がーれー もぇ「あ」がーれー もぇ「あ」がーれー ガン「ダ」ムー
イチニイサンシイイチニイサンシイのリズム。「」がイチの場所。
どうも4分の4拍子らしい。4分音符4つが基本リズム。

宇宙戦艦ヤマトはどうか。

さら「ば」ー ちきゅう「よ」ー たび「だ」ー つふね「は」ー
イチニイサンシイイチニイサンシイのリズム。「」がイチの場所。
どうもやはり4分の4拍子らしい。4分音符4つが基本リズム。

ということは自分がカラオケで歌いやすい歌を作ろうと思ったら拍子の第一の選択肢は4分の4拍子になるということか!

理論を学ぶのは楽しい。物語構造論の本を読んだりプログラミングを身に着けたりするのと通じるところがあるんだろうね。
どうも「翔べ!ガンダム」と「宇宙戦艦ヤマト」とが私にとって特に重要な楽曲みたいだからこのふたつの楽譜が載っている本を買うべきだな。プリパラの「make it」が載ってる楽譜は今日見かけたのでついでに買ってあるのだ。… make it も多分4分の4拍子だな。しかし拍子記号が書いてない。必ず書かないといけない記号というわけではないのか。書いて!
| 音楽 | 19:01 | - | - | permalink |
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